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表題作密室遊戯

佐倉琥音(22歳)
早乙女諒(26歳)

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「拘束期間は二週間、あんたは今日から人質だ」―深夜の帰宅途中に誘拐され、拉致監禁されてしまった諒。
犯人は、会社専務の義兄に恨みを持つ、年下の男・琥音。
諒は、交渉の材料に琥音に無理やり抱かれてしまう!!けれど、見張られながら24時間一緒に過ごし、琥音の素顔を知るうちに、次第に快感を引きずり出されて…!?極限状態の密室で、命を賭けた恋の駆け引きが始まる―。

作品情報

作品名
密室遊戯
著者
神奈木智 
イラスト
羽根田実 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199004261
2

(4)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
5
評価数
4
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

挑戦の一作

誘拐、監禁から始めるお話です。
あとがきによると、「あえて挑戦してみた一作」だそうです。
神奈木さんの作品はそれ程読んではいないのですが、きっとこれは新しい分野へのチャレンジなんだろうなということが読んでいて汲み取れる感じでした。
犯罪モノなのですが、ゆる~い感じなので、シリアス展開が苦手な方には丁度いいかもしれません。
ただ私にはちょっと犯罪モノにしては色々ボロが見えてしまったというか、腑に落ちない展開が多々あり、登場人物達に感情移入出来ませんでした。
320ページを超える本なのですが、繰り返しの描写も結構あって、このページ数は必要だったのかなと思いました。個人的な希望としては、同じ描写を繰り返すよりももっとスピード感が欲しかったです…。
あと受け様の女々しくてよくブレる性格が好きになれなくて、最後まで魅力を感じられなかったのも読んでいて厳しいところでした。
実は表紙の絵が好みだったので読んでみた作品だったのですが、挿絵は綺麗で良かったです。

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