長靴をはいた黒猫

長靴をはいた黒猫
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
8
評価数
2件
平均
4 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784576070247

あらすじ

フレンチレストラン『黒猫亭』のシェフ・鷹嶋織部は、オーナーでギャルソンの黒猫(花崗朋雪)に想いを寄せるが、彼はパトロンの恋人・長澤と同居中。かつてフランス修行中、腕を見込まれた鷹嶋は寝る暇もないほど黒猫に料理を作らされ、鬱状態に陥った過去から気弱になり、その切ない胸のうちを今も伝えられずにいる。黒猫は長澤に絶対の信頼を置きながらも、そんな鷹嶋に罪悪感を抱き続けていた。折から、新従業員二人を迎え入れた黒猫亭では、その一人である泉宮が長澤の友人に強姦されかける事件が起こり、翌日黒猫が突然店を休む。一抹の不安を覚えた鷹嶋が、後日長澤に呼び出されホテルの部屋へ向かうと、なぜかそこには黒猫の姿が...。シェフ×ギャルソンのスタイリッシュな恋!

表題作長靴をはいた黒猫

フレンチレストラン『黒猫亭』のシェフ(鷹嶋織部)
オーナーでギャルソンの黒猫(花崗朋雪

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レビュー投稿数2

イラストの相乗効果

ユギさんのイラストがとってもいい感じです。

黒猫の醸し出す色っぽさにクラクラです。
表紙のギャルソン姿(ソムリエ服?)のイラストからしてやばいですよね。
オールバックにした黒髪と流し目の競演です。(なんのこっちゃ)
なかのモノクロイラストも良いんですよ~。

私はイラストで読書欲をそそられるひとなので読もうと思う本に
好きな漫画家さんやレーターさんのイラストが付いてると一気にテンションが上がります。
表紙を眺めては期待を膨らませ
なかのイラストを眺めてはどんな物語かを想像します。
(カバーにある粗筋は読まないひとなので。)

イラストだけ先に見て、いざ読み始めたときは
なんで表紙のカップルじゃないふたりの絡みの絵があるんだろう~?
なにこれ、浮気ものなの?死に系?!
というちょっと混乱したものでしたが・・・
読んでいくうちに「なるほど、イケメンレストランなのね」と納得。
(端的すぎるだろう・・・)

お話の舞台「黒猫亭」で働いている従業員の恋愛模様のお話でした。
なのでカップルが2組あるからイラストもだったのね、と。
表紙のカップルが、コッ続きクとソムリエ黒猫さん(なぜかさんづけ)
あとから入社してくるのが見習いコックと見習いソムリエでした。
(モノクロイラストの表紙カップルじゃない絡みのカップルね)

コックがエロ指とか色男とか言われていますが
本人が周りから言われているだけで、そういうエピソードが足りなく感じたのがちょっと残念かな~。
触っただけでイイ感じになっちゃうっていう設定がもったいなかった気がします。
まあ、エロ指の設定はただのおまけだったのかもですけど。
もちろん、黒猫さんに気持ちよくなってもらうための!!(笑)

その黒猫さんがすっごく可愛かった。
仕事にプロ意識を持っていて、口と手が出る厳しいひとなんだけど
コックの前ではデレがでちゃうのよ~~~。萌え~~。
コックに乗っかっちゃうところとかSっぷりを発揮しつつも
触られると可愛い声を出しちゃうんですよ~~~。やっば~い。
パトロンが居るところとか、ちょっと妖しい雰囲気を出しつつも
実はコックにメロメロリンな可愛い黒猫さんなのでした。

イラストの相乗効果でモエモエしたお話でした♪

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この本のページが『黒猫亭』へのドア

うわーvうわーv素晴らしいっvvv
また1冊、素敵な本にめぐり合えました。

アンティークな洋館を改装してつくられた
フレンチレストラン『黒猫亭』
そこには黒く艶やかな身体をくねらせ
まるでダンスをするように給仕する黒猫がいる。
踊る黒猫の名前は、花崗朋雪。

若干27歳のオーナー兼ギャルソンの花崗
花崗には長澤という50歳手前パトロンで恋人がいる。

物語は『黒猫亭』のシェフ・鷹嶋織部の
黒猫への片思いが綴られています。
鷹嶋は、28歳。
花崗に見出され花崗によって才能を開花さられた経緯があり
花崗には恋慕やら敬意やら信頼やら、ごった煮で酷く花崗に傾倒している。
でも、花崗にはパトロンがいて・・・自分の気持ちは横恋慕でしかない。

花崗も鷹嶋のことが好きなのは駄々漏れではあるのだけど
自分を拾い育ててくれたパトロン長澤への想いが断ち切れない。

パトロンというと、なんだかスケベおやじが
美しい若者をお金で蹂躙しているようにおもうけど
そのあたりの厭らしさはありません。
浮世離れしたお金持ちのシニア世代のもの哀しさや愛らしさが
さりげ続きなく読んでとれるので、長澤やほかの友人のお話も読んでみたいっv

ページを開くと、コース料理さながらの小見出しに心躍ります。
描きおろし?と見せかけた“あとがき”のセンスの良さも脱帽。
まさに最後まで見事な給仕を見せてくた佐藤ラカンさんというギャルソンに
心より「ごちそうさまでした」と言いたいです。

読者は本のページを『黒猫亭』のドアと見立て、しょっぱかったり甘かったり
切なかったり濃厚だったりいろんな“料理”を堪能して
最後のページを閉じて『黒猫亭』を後にする。
そんな雰囲気の本ですv

山田ユギさんの中扉のイラストも素晴らしく。
ほんとうに満足v

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