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表題作24時間KISSできない

生徒・菊水京也(高校生)
数学教師の襟元聖

同時収録作品君さえいなければ

藤沢祐 高校3年生 17才
七月春樹 高校3年生 20才

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

不良高校生の京也が密かにつき合っている相手は、数学教師の襟元先生。純愛していたハズなのに、先生が突然「離別」を要求してきて...!? 絶版となったBL初コミックスを著者自選の上、再編集した作品集!

作品情報

作品名
24時間KISSできない
著者
梅沢はな 
作画
梅沢はな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784862521194
2.2

(7)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
11
評価数
7
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

再編集作品だそうです

本作品は絶版となった梅沢はな先生のBL初コミックスを先生が自選し、再編したものだそうです。
デビュー当初から身体関係が主な軸だったんですねぇ。ストーリーがそれを追いかけている感じの作風なのですが、話の回数を増すごとに深みを出す事ができる作家さんかと思うので、今回は表題作品が本作の半分ほどを占めてくれ、かつ2話あったので楽しめました。
イラストも書き換えてくれており(8年前の作品なので、そのまま載せるのは居たたまれなかったとのことです/By 作者談)、見栄えも並でした。
あと君さえいなければという作品も収録されていますが、こちらはキャラの名前も変更したそうですよ。
絶版の方も手元にあれば面白そうですね('-'*)

0

「24時間~」の第2話が読めたのが良かったです

収録されている作品のうち「24時間KISSできない 第一話」と「君さえいなければ」は以前出版された単行本「君さえいなければ」からの再録…なんですが、「24時間~」の方は全項新たに描きなおされています。
あとがきにも書かれてますが、「8年前に描いた漫画を今描くとこんなんでました♪というカンジ」で、絵柄もかなり違うし、コマ割りも上手になったなぁ~という印象でした。
ただストーリーは以前と同じですし、台詞もほぼそのままなので、以前のお話が好きだった方にも安心かと思います。
今回はその後のお話、第二話も収録されているのですが、やっぱり受け様はちょっと頼りない大人で、高校生の攻め様が相変わらずイニシアティブをとって男らしかったです(笑)

もう一つの作品「君さえいなければ」の方は、多少改稿されて台詞も一部変わってますが、主人公たちの名前が違う以外はほぼそのままです。

以前の作品を持っているファンの方には、「24時間~」を比べてみるのも面白いかもしれません。

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一途でヘタレな俺様生徒

不良だった生徒が先生にあって更生してというベタなBL展開ですが、攻めがとにかく一途でヘタレで俺様だったのが印象的でした。

「24時間KISSできない1話~2話」
生徒・菊水京也(高校生)俺様一途ヘタレ攻め×数学教師の襟元聖 天然真面目眼鏡受け
聖が大好きで本気なのに、一時のことと思って聖には本気に受け取ってもらえない。
1カ月間ただの生徒と先生になって、それでもまだ先生が好きならと賭けをする。
賭けの最中に、やっぱり僕が君に迷いを……と言いだして、突然学校をやめて自宅のマンションからもいなくなって。

攻めの一途で全開アピールな愛情に比べて、受けが逃げ腰で冷た過ぎる感じでした。
そんなに逃げなくてもいいのにと思ってしまいます。
無理矢理とか鬼畜とかで関係を結んでいる訳ではなくて、同意の関係なのに。
天然という言葉に甘えすぎなのと、攻めの愛情をもっと信頼すべきだと考えずにはいられませんでした。
攻めが高校生だからかヘタレだからなのか、先生がいなくなっちゃって帰ってこない家で待っている姿が健気でしょうがなかったです。
本来は俺様タイプな攻めが、天然受けな先生にかなり振りまわされて、尻に敷かれっ放しでした。天然パワーで俺様を凌ぐとは、天然恐るべしです。

「君さえいなければ」
東京からの転校生・藤沢裕(17)マイペースモテ系攻め×留年している七月春樹(20)トラウマ受け
村に越してきたばかりの転校生の藤沢は、素朴な田舎の女でもゲットしようと計画をたてる。
そんな時に、赤い髪の毛の七月を見かけて気になってクラスメイトに聞くと、誰にでもやらせると噂を聞かされる。
それも校内でしか、なぜかヤらないらしい。

身体から始まって、七月の謎が気になってきてという話です。
セックスはするのに、近くはならない関係が切ない。
エロパートよりは、日常で花火したり、思わぬ笑顔が見られたり、一緒にお昼寝したりな姿が和みました。
もちろんのハッピーエンドではありますが、もう少し尺が欲しかったって感じがしました。

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