紅の大王

紅の大王
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
15
評価数
5件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
学習研究社
シリーズ
もえぎ文庫(小説・学習研究社)
発売日
価格
¥524(税抜)  ¥566(税込)
ISBN
9784059040330

あらすじ

『死神に愛された黒衣の公爵』として、北青王国の王族でありながら、孤独に生きていたシオン。
特使として赴いた南紅大国で、王・天人と結ばれる。
過去にシオンを愛した男たちは、皆、凄絶な死を迎えた。
しかし太陽のような天人は、そんな運命を恐れない。
初めての幸福を噛みしめるシオン。
だが天人は、北青王国に攻め入ることを決意する。
やはり死神は、大切なものを奪うのか…?美貌の公爵・シオンの運命は…。

表題作紅の大王

南紅大国国王・嵩原天人(32)
天人の正妃・シオン・オルレアン・嵩原

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レビュー投稿数4

ソラだー!

黒衣の公爵のシリーズ第2巻です。
今回はソラがあの後どうしていたかとか、シオンが指揮官をしていた頃の話とか過去の話を織り交ぜながらの現在のイブとの対峙のお話でした。

個人的にはソラ好きなので、ソラのことがじっくり読めたのは嬉しかったですww
この絵のせいもあるんだろうけど、ソラもかなりの美人さんで。
こんな容姿のロボットがいっぱいいるのかと思うとちょっと羨ましかったです。
最後のところがソラで終わっていたので、まだこれからソラはがっつり本編に絡んでくるということなんでしょうね。
シオンが幸せになれないとソラも心底幸せにはなれないんだろうなぁ。

そのソラに比べればかなりあっさり片付けられてしまったのがアンディ。
でも、やっぱりアンディ、仁のこと好きだったんだね。
幸せになれたならそれでいいんですけども。
あの日、どんな話がされたのか見てみたい気もします。
本編でもラブいところが見れるといいのですが…。
アンディはともかく、仁の性格だと難しいのでしょうか?
がんばれ、アンディ!

そして、メインの2人は相変わらずというか。
なんというか普段あまりこう続きいう「好き」を隠さない人の出てくる話を読まないせいなのか、はたまたどこか時代がかったような甘いセリフを読まないせいなのかなんか新鮮でした。
決戦に連れて行ってもらいたくて詰め寄って言いくるめる?シオンが印象的でした。
ここで置いていかれることがどれほどつらいことかもわかるしね。
もちろん、危険な場に最愛の人を連れていきたくない天人の気持ちもわかるのですが。
運命共同体はどこまでも添い遂げたくて。

脇キャラも個性的でステキな人物ばかりで。
どの人物も魅力的でいいですね。
この後、どうやって物語が終息していくのか楽しみです。

1

SFファンタジー相も変わらず脳内上映中

「黒衣の公爵」の続きになります。
死神を呼び寄せる運命と共に戦うことを誓い、婚姻を結んだ南紅大国の王・嵩原天人と、敵国北青王国の第五王子・シオン。
今回は、人間を導くのではなく支配しようとする北青王国のメインコンピューター”イブ”に戦いを挑むお話です。

イヴとの戦いへ動いていく中に、上手く登場人物達の過去や現在が織り込まれています。
シオンの為に命を落としかけ、記憶を失い南紅の漁師・和馬に拾われたシオンの教育係のソラのこと。
シオンの軍隊時代の苦難について。
そしてシオンの侍従として周りを和ませるアンディと天人の側近・仁の仄かな恋。
唐突にそれらの描写が入るのですが、いずれも現在彼らが対峙しているコンピューター対人間という、心や愛は緻密に計算された無機質なものよりも大事なんだという伏線を絡ませて、それらの為に無関係ではない、それと闘うことにより、シオンの呪縛が解けることで、皆が幸せになるのだ。
そんなメッセージが込められている気がします。

コンピューターに管理されるのではなく、人類が幸せに共存するために、争いのない世界を造る為に、人間がコンピュータを管理し、利続き用しなくてはならない。それが目的なのですね。
それがどうして、死神に愛されるシオンの呪縛を解くことと関係があるかということなのですが・・・
北青王国ではイブの管理のもと、女性が隔離されている為、男性の欲望の捌け口がなく、それは歪んだ方向へ走っている。
女性が隔離されて接触ができないから少年や美しい者に矛先が暴力として向かうのです。
その歪んだ愛を一身にうけてしまうのが、絶世の美貌のシオンであると。
彼を自分のものにしたい為に争いや暴力が起き死人が出る。
それは、北青王国の間違った姿の象徴だと思うのですよ。

一見スラスラと読めてしまうファンタジーなんですが、深読みするとそんな色々なメッセージが隠されていると思うので、そんな部分も楽しんで読めると思います。
それぞれのカプエピソードも短編のように入ってきているので、中休みのようで物語に緩急がはいって丁度いい具合になっています。
やはり、今回もタウとマウのロボットがかわいい!!←かなりお気に入り?

3

すっごくおもしろいだけにもう少しボーイズラブ!を!!!

『黒衣の公爵』の続編・・・
『紅の大王』とタイトルがつけてありますが
引き続き『黒衣の公爵』のお話だったように思いました。
前作でもシオンが“黒衣の大公”と呼ばれるようになった悲劇についての
記述があったのですが、まだあったんだ・・・。

愛する者すべてに死が訪れるというシオンと
ジンクスやタブーをはねつけるたくましい王・天人。
ふたりは、ともに愛し合い婚姻まで済ませLOVEの部分は
すでに『黒衣の公爵』で完結をしているのですが
ふたりだけの幸せのためでなく惑星へブンに住む人類を救う戦いに踏み出します。

地球から移民して500数年。
人工生命体“アダム”と“イブ”が神として存在する世界。
“アダム”を制圧し、“イブ”を制圧しようとシオンと天人は戦うのです。

人工生命体、機械である“イブ”が敵として立ちはだかるのですが
“イブ”を設計したアーサーと“イブ”の関係は?
アーサーという人物はとは?
という伏線が引かれたところでおしまい。
続きが気になるお話です。

前作のラストもシオンの養育係であったソラが〆ていたのですが
今作のラストもソラ続きで締め括っています。
ソラは、男性機能に障害があるとのことでしたが
具体的に描写がなかったんですよね
今作では、ソラの男性器の描写がありました。

物語の主人公は、シオンと天人というのはわかってはいるものの
ソラがどのように関わってくるのか・・・楽しみです。

ちょっと残念だなぁと思うのは、複数いる男性の登場人物が
それぞれすでにカップリングが決定してしまっているところ・・・。
女性が少ない世界観で男性同士の婚姻もアリなのはわかるのですが
そんなに登場人物は総ホモに設定しなくてもいいかもwと、思う。

ボーイズラブという区分で描くなら、SFファンタジー設定にばかりに
気を囚われずにお願いしたいです。
すっごくおもしろいだけにもう少しボーイズラブ!を!!!と、思います。

2

シオンの過去とソラの過去

前作「黒衣の公爵」で
天人に愛され、その汚名を過去のものとする決意をしたシオン。
そんなメインカップルのラブはあまり変化もなく。。。
と言うか、放って置いてもラブラブなので
安心して幸せそうな2人を見ていられるんですが
その幸せに辿り着くまでのシオンの波乱の人生が語られていて
その非情なまでの壮絶さが
かえってシオンの今現在の幸福を実感させてくれて
なかなかにうまい演出だな~と思いました。

肝心の「イブ」との戦いも
シオンの兄で北青王国の皇太子・レナードや
「イブ」を作り出した張本人・アーサー(のクローン)の協力で
「イブ」の初期化に成功した。。。かのように見えましたが。。。
なにやらまだ続きがありそうだ、と匂わせて続いてしまいました^^;

で、この2作目では
シオンの養育係で、シオンを身を挺して守ろうとして行方不明になったソラと
ソラを救出した漁師とのエピソードが載っていて
それがかなり切なくて泣けました。
ひと目でソラを愛してしまった漁師と
過去の記憶をなくしてしまったソラ。
そして、ソラの居場所を見つけて会いに来たシオン。
ソラの続き複雑な心情が心に沁みます。

あと、詳しい内容は載っていないのですが
シオンに付いて南紅大国にやってきたアンディと
天人の側近の有理仁もなんだかいい感じになってたので
その辺の詳しい様子ものぞいてみたいな、と思ったりしてw

相変わらずエッチシーンやBL的萌えポイントは少ないのですが
お話としては、世界観に入り込めれば面白いですね~。
ますます先の展開が気になります!

3

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