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表題作欲望の鎖に囚われて

竜崎尚哉 ホスト,25歳
吉井弘海 新宿署刑事部四課刑事,25歳

あらすじ

刑事の吉井は、同窓会で七年ぶりにかつての親友・竜崎に再会する。 今はホストだと言う竜崎に突然くちづけられ、触れてきた手に今まで得た事のない快楽を感じ、理由もわからないまま抱かれてしまう。戸惑う吉井だが、偶然にも竜崎と対立しているはずのヤクザ・北川との密談を聞き、それを調べようとした矢先に竜崎に気付かれ、監禁された挙げ句激しく犯され続け…。

作品情報

作品名
欲望の鎖に囚われて
著者
愁堂れな 
イラスト
如月弘鷹 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861341830
2

(4)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
6
評価数
4
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

ホストと刑事

刑事の吉井は同窓会で7年ぶりに親友の竜崎に会う。
7年前何の連絡もなく吉井の前から消えた竜崎はホストになっていた。
そして理由もないままキスされ吉井は竜崎に抱かれてしまう。
後日吉井は竜崎と対立していたはずのヤクザ・北川が竜崎と話しているのを見て、後を付けてしまう。見つかった吉井は手足は縛られ竜崎に「3日だけここにいろ」と監禁されてます。

なんで竜崎の対立してたはずの北川が竜崎と話してたのとか、吉井が竜崎に監禁されるのか、事件の真相はちゃんとわかってすっきりしたのですが竜崎と吉井の気持ちがちょっとよくわからなかったなと(^_^;)
竜崎は昔から吉井が好きだったみたいですが、吉井はどうだったんだ。
「抱かれてもいいと思った」というのがちょっと曖昧かなと。

でも吉井が手足縛られてるのには萌えw
まず開いて1ページ目の吉井が縛られて抱かれてる如月先生のイラストに萌えましたw挿絵はほんと良かったと思います。
あと竜崎がちょっと無理矢理なのもよかったですw

1

絵はすごく好みなんだけど

再会モノ。
この作品を説明する時にはどうしてもあらすじ必要で、ネタバレ全開でしか語れなくなってしまうので感想だけ。

なんていうか~モヤモヤ。
例えば「あの頃から好きだった」という告白に対し、全然そんなんじゃなかったのに熱烈なラブ攻撃に感化されてある日から「実は最初から私も好きだったの!」って言い出すみたいな・・・?

よくあることですが、竜崎と吉井に置き換えるといやいやこれは違うだろうと思ってしまった次第です。
竜崎と連絡つかなくなって、親友だと思ってたのは自分だけなんだと落ち込んだ過去はあっても、その時点では竜崎にとって恋でも吉井は違うでしょ!と。
細かいことですが、他に両想いになるためのエピソードが無いのでこれだけだとストーリー全体の流れではすごく違和感です。

だって竜崎は、肝心なことは言わずに無理やり監禁・セックスするし事件に絡んでるみたいで頭くるけど心配になるしすごく怪しい。
以前の竜崎と今とでは変わってしまった男に戸惑う吉井が、彼を好きになるにはもっと明確な心の変化があるはずだけど、曖昧です。

事件に関してはそれなりの収拾がされますが、今現在に至った竜崎の行動にも私としては微妙かな。

特に萌えらしい萌えが感じられないストーリーでした。

1

謎めき過ぎて

作家&イラスト買いだっただけに、残念な作品でした。
ホスト•刑事•ヤクザもので、美人刑事に謎多きナンバーワンホスト。あと、覚醒剤取引も絡んでくる、愁堂先生お得意の二時間サスペンス調のラブストーリーになっていて、設定もストーリーも好き系なんですが、今ひとつ入り込めませんでした。攻めが受けを強引に…の流れもこの作家さんではお馴染みなので、そこに監禁という美味しい要素も組み込まれて、どっぷりハマっていくかなあと思ったんですけど、今回は何度か挫折しながらやっと読めた感じでした。

受け視点で書かれているんですけど、攻めの謎の行動をグルグル考えてばかりで、女々しさが目立って、刑事らしくない印象に思えた事。どちらかというと、ストーリーの鍵を握って動き回っている、攻め様の方が、ホストより刑事にあっているんではと思えてしまえた事。受け様が昔から攻め様を好きだったのは分かるけど、攻め様の気持ちがあやふやな感じだったので、攻め様の視点で書かれた話も入ってたら、評価が違ったかもしれません。残念でした。

如月先生の綺麗なイラストは、お話にあっていて良かったです。少し線が細くなったような気もするんですけど、相変わらず美しい絵でした。

脇役のヤクザの北川は、個人的に気になる好きなキャラでしたけど…。

アダルト&スリリング系のお話を読みたい方はオススメかな〜?

1

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