ボタンを押すと即立ち読みできます!
受けの先生が、大人で男らしくて、かなり萌えます。
生徒×先生モノは、こんな可愛い(とか、色っぽい)先生おらんやろ! と突っ込みを入れたくなる作品が世の中によくあると思うのですが、この作品は、違います。
受け先生が、リアルにいそうなちょっともさい男の先生で、そこがまた、萌えポイントになっています。
高校教師の受けが、自分の元カノの弟(攻め)の担任になってしまい、遊びでエロい事をされてしまうのです。
受けは、最初攻めの事を、元カノの弟だとは気づきません。
ほとんど、攻め視点で話は進みますが、バランスよく、受け視点の話もあり、とてもよかったです。
何といっても、受けの先生が、彼女がいたこともあるのに、童貞おぼこだという事です!でもおっさんくさい、普通のおっさんで、かわいかったですよ。
もうちょっとエロいシーンが濃厚なら、神なんですが、エロシーンが、ちゃんとあるのですが、あっさり目です。
何といっても、
年下攻めが好き、学園ものも好き、けど先生受けって意識してなかったけどあんまり読んでなかったのでそんなに期待しないよう読んだら、萌えましたねww
エロ描写は濃くないけど所々に短く挿まれてるのが逆に良かった。
先生と穂群の関係がただの先生と生徒じゃなくて姉の元恋人とその弟っていう設定だったので、姉さん絡んでくるのかなも思ったら全然絡んでこないww
先生と生徒という関係に不安や葛藤するところもあるけど、周りにバレてどうしようとか、よくあるパターンは少なくて割りと穏やかに話は進んだ気がします。
ネタバレはなるべく控えて、キャラの印象をちょっと・・・先生は見た時「こんな先生いそう!!」、穂群は「クラスにいる結構遊んでそうな奴」って感じでした。穂群は読んだ後いい意味で印象変わりました。後、描き下ろしでの暮原先生←(穂群に先生のこと狙ってんじゃないかって疑われる人)・・・可哀想(^_^;)
生徒×先生というありふれた設定。でもこんなに夢中になって読んでしまうのは見事なストーリーテリングゆえか、登場人物の魅力のなせる業か。おそらくストーリーと登場人物がマッチした結果だと思う。
高校教師の伊佐は生徒の穂群に熱く迫られる。実は穂群は伊佐がかつて交際していた女性の弟だった。姉と仲睦まじい様子の伊佐に穂群は幼い頃から想いを募らせていたのである。伊佐は情熱的な穂群に絆されて交際を始めるが……。
27歳にして恋愛初めてづくしの伊佐と遊び慣れている高校生・穂群。
穂群が初心な伊佐をリードしていく展開になるかと思いきや、穂群は若さゆえに空回りしてしまうこともしばしば。また伊佐もベッド以外では先生としてしっかり主導権を握っている。攻め受けの性におけるパワーバランスの上に先生の立場と威厳、生徒の子どもっぽさがプラスされ王道設定からややずれたものとなっている。二人のずれは物語を引っ掻き回す要因となる。
物語はテンポよく進み、楽しんで読めた。心を揺さぶるようなエピソードや言葉はなかったものの、読書中も読後も温かな気持ちになれる作品である。
同時収録作は「折れない骨」。
十四年振りに再会した友達は警察官になっていた。ラーメン屋の店員・裕志は毎日のように交番に勤務する学のもとへラーメンを配達している。やがてガキの頃のまま真っ直ぐな瞳をしている学に裕志はコンプレックスを感じ始める。
子どもの頃のままずっと生きていけたら、どれだけ幸せなのだろう。しかし人はやがて時間の流れや環境で容赦なく大人にならざるをえない。変わらずにはいられないのだ。
眼鏡・地味・年上と三拍子そろった(?)数学教師の伊佐が受けです。
テスト用紙に 好き と書かれた文字。古風だな~。でも、相手の心を動かす何かがある、素敵なものだと思います。
今時のイケメン高校男子・穂群の求愛は、からかいまじりのものと思ったのですが、昔、伊佐が付き合っていた彼女の弟として出会っていたときからの想い、すごい真摯な気持ちからのものだったので、長年の愛がぎゅうぎゅうに詰まっているとこがポイント高し。
彼女と付き合っていたときにその弟がひとりで寂しくならないように構ってあげていたやさしいお兄さんというイメージが穂群には残っていて、それが恋に発展したということですね。伊佐はよいパパにもなれそう。
受けの年齢は、まだおやじには達していない気もしますが、年下攻め好きな人にはとても楽しく読めます♪
困ったたれ眉が印象的な桜城ややの生徒×教師モノ。
学園設定だと断然教師受けが好みなので、それだけで評価が甘くなってしまったことはご了承いただきたい(_ _ o)ペコッ
表題作は数学教師の伊佐が、元彼女の弟である穂群から熱烈に言い寄られ、困惑するも次第に相手が気になっていく・・・という、本当に王道なお話だ。
上に記載した攻め受けのプロフィールだけでは、初心な教師が百戦錬磨の生徒の極上テクでアハーンと言わされるお話か、と思うだろうが、実は全く違う。
穂群は姉と寄り添う伊佐を、幼い頃から横目で見ながら想いを募らせていた経緯があり、とにかく直球で熱くぶつかってくる。
また伊佐の方は、本心では穂群のそういう情熱的な部分に絆されているくせに、なかなかそれを表に出さず、仕方ないなという顔をする狡猾さがある。
しかしいざとなると伊佐は羞恥にまみれまくり、一見遊び人風の穂群も念願叶ったためかガチガチに固まってしまう。
そこのアンバランスさが初々しく、思わずツボにはまってしまった。
殆どレビューと言うよりも個人的好みの羅列になってしまい申し訳ないのだが、ベッドでは受け身でも、それ以外の主導権をガッチリ握るであろう年上が大好きである。
しかも少しくたびれ気味の30代なら文句なし!ということで、特に物語の中でどこが光っているか?などということはよく分からなかったのだが(笑)、ただただ萌えたということのみで本作は私のお気に入りになっている。
BLというものはお話の素晴らしさはもとより、その2人の関係性も重要なファクターとなるはずなので、とにかくこのカプがいいの!という感想があってもいいんじゃないかと思っている。
と言う事で、くたびれ教師受けが非常に良かったということで、もし同じ好みの方がいらっしゃったのなら、迷わず読んでみてほしい1冊である。