お前みたいな男をしあわせにできるのは、俺しかいないんだから

しあわせにできる 12

しあわせにできる 12
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
2
得点
30
評価数
9件
平均
3.7 / 5
神率
66.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784576070605

あらすじ

本田の仲介によってかつての共同経営者・藪内と和解した久遠寺は、余命いくばくもない彼から会社を引き継ぐべく日芳退社を決意する。一緒に新しい会社で働こうという久遠寺の言葉に、本田の心は揺れる。想いが徐々に身の内から溢れ、言葉や態度に表れてゆくことへのおそれ、職場が離れすれ違いが増えていくことへの不安…。一方、久遠寺の退社を知った3課の面々は情報収集に躍起。東郷の意外な行き先も決まり、プロジェクト2課と合同の送別会へと話題は流れていく。少しずつ、それぞれの道が分かれていく仲間たち。久遠寺と本田もまた、二人で歩む人生を誓い合う──。書き下ろしは本田の早とちりも微笑ましい送別会幹事奮闘記。シリーズ最終巻!
(出版社より)

表題作しあわせにできる 12

久遠寺皇(日芳→ロングランナー)
本田雪彦(日芳・建材部)

その他の収録作品

  • しあわせにできる23
  • しあわせにできる24
  • しあわせ三角また来て四角
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数2

感無量…。

とうとう、最終巻を迎えてしまいました。
惜しむ気持ちでいっぱいです。

前巻にて本田は口にしました。好きだ、と。
それに対して久遠寺の口からは、直接的な言葉はなく…少し不完全燃焼だったんです…が。
今回、一番ぐっときた場面はやっぱり、ここ。
「…雪彦」
「…ん?」
「愛してる」

やられた………。久遠寺め。

無理やり奪う形から始まった、二人の恋。
押せ押せの久遠寺に意地っ張り本田が織りなす、リーマンラブストーリー。
もう、最高としか言いようがありません。
どうしてもっと早く読まなかったんだ、と少し悔しい気持ち。
きっとこれから先、幾度となく読み返すでしょう。それぐらい、大好きになりました。

最後、本田のセリフ。
「お前みたいな男をしあわせにできるのは、俺しかいないんだから」
お、男前!
最後は本田にやーらーれーたぁぁぁぁ。

1

ここまでこられた

12巻にわたる長編『しあわせにできる』の、最終巻完結編。
二人の関係はもうずいぶん安定していて、
本田はちっともツンデレじゃなくなっていたが(笑)
前の巻が、久遠寺が本田に退職して一緒に仕事をして欲しいと告げたところまでで
というところで終わっていただけに、どうなる?と言う展開にドキドキしながら読んだ。

強姦から始まった二人の関係。
美形で優秀な商社マン・本田を襲ったのは、とんでもない男・久遠寺。
どうとんでもないかというと、恵まれた体と容姿のイケメン、
由緒正しくお金もある御曹司、
何でもできて情熱過多で超パワフルで、ちょっと趣味がベルサイユ。
そして、なにより性格なのか海外生活が長かったからなのか、日本語が通じない!(笑)
何を言おうがどこ吹く風。自分のやりたいようにことを進めてしまう。


ここまで辿り着くと、本田はツン多めのツンデレだったのが素直な恋する男になり
久遠寺もなんだか普通に思いやりもあるし、日本語も通じるいい男になっちゃって、
よかったね、と思う反面、読者としてはあのハチャメチャさ加減が懐かしく
ちょっとつまらないじゃん?と思わ続きなくもないが(笑)
全12冊を通じて、読み応えのある飽きさせないシリーズだった。


各巻の最後に加えられた、脇役達の物語もすごく良かった。
私のお気に入りの映と森田の話、まゆりと堂島、
本田の両親の恋、十代の久遠寺などなど。
主人公二人だけの物語じゃなく、会社の面々も含めての群像劇の面白さもある。
しっとり切ない心理描写もあり、ほろりと人情話も、真摯なお仕事話もあり、
コミカルなドタバタあり、キラキラなセレブ話もあり……
盛りだくさんで、読んで損はない作品です。

最後に、ずっと思っていたことを言わせてね。
君たち、Hしてないで寝た方がいいよ、働き過ぎで過労死するよ〜っ!


評価はこの1冊単独と言うよりも、シリーズのおしまいを惜しみつつ祝福して。
面白かった!
未読の方は是非、幸せになれますよ。

4

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