夏草の檻

夏草の檻
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
6
評価数
3件
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
ラピス文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥476(税抜)  ¥514(税込)
ISBN
9784829654774

あらすじ

少年は、幼馴染みで高校の同級生・夏己の美しさと強さに惹かれ、その存在に支配されていた。夏己もまた、子どものころ少年の右頬に消えない傷痕をつけてしまって以来、少年に囚われている。少年の存在から逃れようとする夏己と、夏己を求め続ける少年。そんな中、細工をされ欠陥のあるバイクでツーリングに出かけた二人は、事故に遭い…。
切ない想いを描いた2作品を収録。

表題作夏草の檻

アマミヤ夏己 高校生 (攻受なし)
ぼく(名前なし) 高校生 (攻受なし)

同時収録作品月の裏で会いましょう

三島塔也 18歳 (攻受なし)
快人 中2 (攻受なし)

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レビュー投稿数2

ほんのりBL

電子書籍にて。
挿絵はありませんでした。
短編が2本収録されていました。

「月の裏で会いましょう」
病気で入院中の快人は、双眼鏡で他の病棟の部屋を覗き見るのが毎日の日課。
ある日、向かいの窓の病室に真っ赤な髪にピンクの靴下を履いた患者さんを見つけます。
その男は、看護師から「悪魔」と呼ばれていて…

孤独な少年 快人が、三島との出会いによって変わっていきます。
甘酸っぱい青春の1ページみたいな、国語の教科書に載っていそうなお話でした。

「夏草の檻」
主人公の少年がとても病んでます。
ロックオンされてしまった夏己がお気の毒…
見えない鎖で繋がれて、もう一生逃してもらえないのでしょうね。
暗すぎるお話でした。

1

このJUNEぽい空気感、たまらん

表題作の暗さときたら!
神にしたいぐらい好きでしたが、いちおう萌えで。
榊さん、今じゃ絶対にこういう作風の作品は書かないんだろうなと思います。
けど、こういう作品を書ける方だからこそ好きなんですよねー。
歪んだ愛のかたち。
救いのないラスト。
私好みのJUNEっぽいダークさが詰まっていました。
支配されてるように見える側が実は支配しているという下克上的構図って、なんでこんなにゾクゾクするんだろう。

『月の裏で会いましょう』
こちらは感動して泣きました。
ぜんそくで入院中の中学生が出会ったのは、お調子者の18歳。
この18歳が、榊さん特有の俺様くんでした。大好きなキャラ造形。
彼とのやりとりを通して、主人公の中学生は少しだけ成長します。
チャラチャラと冗談ばかり言ってる18歳が泣いた理由、切なすぎるよ。

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