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三角関係、ではありません
カバー絵を見てスワ三角関係か、と思われた方は
今一度受攻のプロフィールを御確認下さい。
受は電脳世界の姿と現実の姿の二つを持っているの
ですよ。
オンラインゲーム「コネクト」に於いて最強のプレイヤーと
謳われるカズシ。しかしその現実世界の姿である一史は
一つの悩みを抱えていた。
その煩悶に気付き、彼の支えになれないかと心を砕く
プレイヤーの一人・トウホク。
しかし一史は苛立ちの余りトウホクとも衝突してしまい…。
表題作は文苑堂さんの「BasiL」掲載、それ以外は
ビブロスの各出版物よりの再録。
【「お熱いのがお好き！」は同名単行本よりの再録】
各話とも展開がしっかりしておりますので、萌えに
ついては凡そ大丈夫かと思われます。
先ずはページをめくる所から始めましょう。
既刊の再録ばかり…
【ラブコネクト】
高校時代のいじめから引きこもり、RPGの世界で理想の自分を投影したキャラを作り上げることで現実逃避していた和志。
有名になりすぎたせいでBBSで叩きが始まって、ゲームの中にすら居場所がなくなってしまったと追い詰められるが…。
ゲームの中でも救われ、リアルでも救われるという話でした。
【お熱いのがお好き】1、2
不思議なのですが、既に表題作として出版されたものの再録です。(2006年出版)
1は双子の弟・晃喜×双子の兄のバイト先の店長。
兄と比べてチビちゃんだった晃喜が大変身して、店長大喜びという話です。
2はコック志望の景喜(双子の兄の方)と厨房担当の国さん。
183cm×161cmの身長差、ついでに年の差も、です。
国さんはちょっと厄介な性分で景喜が戸惑うものの、みんなしあわせで終わります。
【赤道係数】
ちょっとオカルトというか、ファンタジーというか。
正反対の性格のため、いつも反発し合っている古典教師の紺(2−A担任)と体育教師の大村(副担)。
女子生徒が落としたという「赤い糸」を拾った2人に「離れられない呪い」がかかってしまって…、という話。
『ラブ・ライン・アロー』(2005年出版)にも収録されているのと同じ話です。
表題作以外、既に単行本に収められているばかりか、表題作になっているものまで…。
こういうパターン、初めてなので、アリなのか疑問でした。
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