王様は美男がお好き

ousama wa binan ga osuki

王様は美男がお好き
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
7
評価数
3件
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
海王社
シリーズ
ガッシュ文庫(小説・海王社)
発売日
価格
¥562(税抜)  ¥607(税込)
ISBN
9784877245863

あらすじ

憧れの玩具メーカーに転職した各務真琴は、初出社の朝、突然男に迫られる。
「身体、見せてもらえませんか?」真琴の顔、手指を愛でる男を思わず殴って逃げた真琴だったが、会社でその男と再会してしまう。
彼・榎本は模型部のデザイナーで、プラモの世界においては「王様」と呼ばれる天才だった。
「あなたのアウトラインは完璧だ。
一目惚れです」妙な言動で、でも一途に愛を伝えてくる榎本を、なぜか邪険にできない美男・真琴だが…。

表題作王様は美男がお好き

王様の名を持つ模型部の天才デザイナー・榎本太郎
玩具メーカーに転職してきた会社員・各務真琴

その他の収録作品

  • 王様は楽園を夢見る

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レビュー投稿数2

おもしろかったんだけど!

おもしろいけど、変な話だった。
オタクというよりも、ピンポイント萌えの攻めがアホの子だった。

0

王様は王様でも

“天才と何とかは紙一重”を地で行く榎本。もう言うことなす事はちゃめちゃ? 天然とも違うし、どちらかと言えば電波系に近いものがあります。会話のかみ合わないこと、かみ合わないこと。行動も予想外。そこがまた面白いわけですが。

「一目惚れです」と言って真琴に迫り、すぐに「恋人になってください」って言うわけです。信じられない真琴は「心を見せろ」と。
当然ですよねぇ、真琴の反応は。と言っても「心を見せろ」と反撃する真琴も、ちょっと変わってるかもしれないけれど。
そんな真琴に榎本は、いったい何を見せたのか。私は「何だそれ」と思ったけれど、榎本の言うのも「そうだなぁ…」と思わず納得出来たし、そう言う発想をする榎本も独特な感性の持ち主だなぁ…とも思いましたが。

こうやって迫ってくる榎本を拒否し、真琴が榎本を突き飛ばした拍子に、真琴の父の思い出が詰まったプラモデルを壊してしまいます。
お詫びだと言って榎本が持ってきたプラモデルが、プラモデルチャンピオンの優勝者だけがもらえる幻のプラモデルだったことから、榎本が小学生の時にその大会で優勝した真琴が憧れた少年だったことに気が付いたのです。
続きでも、榎本はその大会で優勝したことで家庭が崩壊し、いい思い出ではなかっんですね。
それでも、プラモデルの世界から離れることは出来ずに今の会社に就職し(T大卒なのに!)、不本意ながらも王様(キング)と呼ばれているわけです。

さて、以前から狙っていたアニメのフィギュア化の仕事が舞い込み、でもそれは、1週間で見本を作って持って来いという、かなり乱暴な仕事で。
真琴と榎本の、一緒にやった初めての仕事…と言うところでしょうか。設計図を書いている間中、そばで模型を作ったり、食事を差し入れしたり、甲斐甲斐しく榎本を手助けします。
そして仕事が無事に終わったあとの初H。マニュアル本を何冊も読んだ榎本が、頑張っています。
手先が器用な榎本と、味付けとかが得意な真琴と2人で作る餃子。真琴が味付けしたものを包むのは榎本。もう、これ以上ないくらいの割れ鍋に綴じ蓋カップル。

後半は榎本視点。
真琴と恋愛するようになって、今まで思わなかった事を、考えるようになった榎本。自分と誰かを比べることなど皆無だったけれど、真琴に紹介された黒須の出現は榎本を混乱に陥れるのでした。
嫉妬からケンカまでしちゃって…。まぁ、雨降って地固まるで終わりますけど。

ラスト、誕生日に欲しいものは?と聞かれ、「自分がもうひとり欲しいです」と真面目に答える榎本。なぜもうひとりかというと、Hのときにあちこちから真琴を眺めたいからなんですよね。しかも3Pだって妄想して『楽園(パラダイス)』って言う榎本って…。はい、ムッツリの中年オヤジそのものでしょう。

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