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表題作子供の領分 ナメてんじゃねえよ

あらすじ

容姿端麗、茅野家長男‐陽一。無愛想三男‐大地。そして次男‐広海。彼の悲劇は、この兄と弟にはさまれて育ったことから始まった。広海の明るく、正しい(?)学園生活を描く、初の書き下ろしシリーズ。

作品情報

作品名
子供の領分 ナメてんじゃねえよ
著者
吉原理恵子 
イラスト
如月弘鷹 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
子供の領分
発売日
ISBN
9784044342098
2.2

(4)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
7
評価数
4
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

援護射撃しますね

辛口のご意見が多いようなのでちょっと援護射撃をしてみます。
そんなに酷かったかな~と思い読み返してみました。

なるほどシリーズの最初の方は無意味な改行やどうでもいい説明多いですね(^_^;
何というか初々しい吉原さん?四苦八苦している吉原さん?という感じがしました。
初版が出たのが今から14年前、当時は何の違和感もなく面白おかしく読めたはずなのに今読み返してみると確かに辛いです。
続刊も初版で読み続けてますが、読んだ当時は確かに面白く感じていました。
けど今読むと中盤辺りまでは辛いですね~。
心情描写がしつこいww
(巻数が進むにつれて徐々に改善されてきているとは思いますが……)
言い回しがちょっと古臭い?
(携帯電話もパソコンも一般人が持つには夢の世界だった頃ですからね~^^;)

長い時間をかけて書き続けられているお話ではよくあることですが、最初の巻と最新刊とではかなり違ってくることがあります。
リアルタイムでゆっくりと読み続けてきた方には良いのかもしれませんが、これから読み始める方には忍耐と根性が必要となるかもです。
でも、ゆっくり・じっくり・一つのことを突き詰めていくことがお好きな方なら大丈夫かもしれません。
または、すぐにHしちゃうようなのは嫌い・じらしプレイに強い方とかなら……。

シリーズ全体的にみて私の評価はそう悪くはありません。
・・・というか自分の中ではかなり高めの評価です。
私は、受けがモテモテ♪ハ~レム状態!夢のBLマジック設定♪ドンと来い!ですし、じらしプレイも「苦労して手にいれたものは美味い!」でいただけちゃう人なのでw
ただ、その焦らしプレイなのですが長すぎます~~~(笑)
一応、途中で「子供の領分REMIX ─be under─」が発刊され飴と鞭の飴が与えられた形にはなってますがオチ有りですからね~。

客観的に見て&長い間ありがとう!の意味を込めて実質は萌え評価ですね。

ただ最近BLにハマって……という方にはオススメできないかな……。
何しろシリーズ長いですし、進行具合も遅いです。
学園モノで吉原さんをお読みになるのでしたら最近のモノからをオススメします。

吉原さんのドロドロ系は私は昔のものでも面白く読めましたが(しつこい心理描写ドロドロ系なら合ってます)、今から読まれる方にはどうなんだろう?読まれる方の年齢や腐歴によるんでしょうね……。

あれ?援護射撃になってるのかなこれ……。

2

うーん…

落差激しいっす、吉原さん。
読み応えのある吉原さんのエロエロファンタジー「対の絆」のあとに読んだ、スカスカ(?)の学園モノです。
面白いとか面白くないとか以前の問題で、無意味な改行やどうでもいい説明を繰り返してる中身のない文章に疲れた。
あの名作「幼馴染み」と同じライン上にある学園モノなんですが…デキというか、作者が作品にかける意気込みがぜんぜん違うような気がしました。ヤッツケ仕事してるような。
美形三兄弟と次男の友達たち(みんな美形)が登場。
とりたてて事件は起きず、人物紹介で終わったような。

3

かなり辛口です。

このシリーズが好きな方には大変申し訳ないですが、
かなり辛口で書かせて頂きます。

吉原さんは執着・愛憎ドロドロ系で本領発揮する方だと、私は思っています。
ドシリアス・ハード系でキラリと光る独特な言い回しの吉原節が、
今回のような明るいコメディだと野暮ったく感じます。
作中で使われる若者言葉にも違和感があったり。

あと同じ学園ものであった『海峰スキャンダル』とも
キャラが被るような気がして、マンネリを感じさせられました。
作品のテンポもいいとは言えず、
割と少ないページ数の本ですが、作品の世界になかなか入り込めません。

私の中ではかつては「何を読んでも大当たり作家」だった吉原さんが、
「当たり外れが大きい作家」にシフトチェンジするきっかけとなった作品でした。

2

藤棚

>ぐるぐるさん
「天地人」(笑)
吉原さんは私には、かなり当たり外れのある作家さんです。

ぐるぐる

同じシリーズなにの評価が天と地離れてしまうんなんて
まさに「天地人」の称号が与えられてしまうのですね

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