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表題作官能小説家へ告白中

天堂近衛,文芸小説でも官能小説でもベストセラー作家
宮野若葉,ファンを隠して担当をしている担当編集者

同時収録作品官能小説家に痴漢中

桂龍・スポーツインストラクター
谷本紅葉・官能小説家

あらすじ

「いい小説を書いてやる。だから、させろ」今日もまた、憧れの看板官能小説家・天堂近衛の家を訪れる。
近衛の担当編集者になって数年、宮野若葉は身体と引き換えに原稿を書いてもらってる。
肛姦小説を書くからと言っては何度もセックスされ、何も知らない若葉の身体を開発された。
傲岸不遜で絶対に敵わない、7歳年上のイイ男。
これはただの仕事。
だからなるべくビジネスライクに。
そう思い続けながらも、好きの気持ちは止められなくて…。
龍×紅葉の「官能小説家に痴漢中」も収録。

作品情報

作品名
官能小説家へ告白中
著者
森本あき 
イラスト
かんべあきら 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
官能小説家を調教中
発売日
ISBN
9784877245788
3.2

(5)

(0)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
15
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

もう、全てが萌えどころ満載です。

もう、全部、何もかもが萌えどころ満載です。
特に一番 萌えたのは、攻めが受けを引き止めるところ、
受けが最後の最後に叫ぶように告白するところです。
とにかく二人が結ばれて本当に良かったです。

ようやく想いが通じ合った後の若葉さんの言動が天然で、
ピントが少しズレているような気がしました。
「紅葉ちゃん?」って錯覚しそうになって、
「あれ?若葉さんって、こんな性格だった?」
と思ってしまうくらい、仕事をしている時と、
プライベートで近衛さんと話している時の人柄が
全然 違う印象を受けました。

後で二人が若葉さんの仕事に対する信念について話していますが、
仕事とプライベートで人が変わるのに納得しました。
無名の頃からのファンであるのを敢えて隠して、
自分の好みなど一切 持ち込まず担当者として接している若葉さんが
とても素晴らしいと思いました。理想の編集者像だと思いました。

『官能小説家に痴漢中』
龍くんと紅葉ちゃんの番外編です。
龍くんに痴漢してもらっていたら、本当の怖さが分からないと思うので、
これで良かったのではないかと思います。
せっかく貴重な体験をしたので、思い出すのが辛くなることもあるかも
しれないけど、ぜひ小説に活かしてほしいと思いました。

今回は迷わず「萌×2」評価です。
紅葉ちゃんの番外編は65ページほどあります。
前回も書きましたが、その分を若葉さんの
お話に使ってほしいと思いました。
龍×紅葉編の反動からか、近衛×若葉編は神に近い萌え度です。

1

近衛×若葉大好きだぁー!!

『官能小説家』シリーズ4作目、近衛×若葉カップル編です。

若葉(受け)は看板作家である近衛(攻め)の担当。
彼の書く官能小説は業界では異例のベストセラーを出す。
そんな彼に若葉が原稿と引き換えに、身体を差し出していた。
そんな近衛が肛姦小説に挑戦したいと言い出し、指を入れて観察するだけと言った近衛にしぶしぶだが承諾した。
だが、指だけだと言っていたのに近衛を痛がる若葉を強引に抱いた。
その時の事だけだと思っていたのに、近衛は原稿と引き換えに若葉を抱く。
本当は近衛は純文学を書いていた時からのファンだった若葉。
今では近衛に惹かれている。
このままこの関係を続けていくのはつらい若葉だった…。


このシリーズで私の一番好きな近衛×若葉カップルです。
やはり私はこの展開が好きだ!

攻めサマからのエッチの強要(本当は受けサマが好き)
  ↓
攻めサマを好きな受けサマだが、事情があって自分の気持ちは言えない
  ↓
攻めサマから逃げる受けサマ
  ↓
受けサマを追う攻めサマ
  ↓
二人は恋人同士になり、ハッピーエンド!

最高だぁー!
ヽ(*´∀`)ノ
恋人になった若葉は今まで「ですます」口調だったのが、急に甘えたさんになります。
そのギャップがまた可愛いんです。
ラブラブな恋人になれた二人でした。


もう1話は龍×若葉カップルのお話。
『官能小説家は発情中』で、痴漢特集を書く事になった紅葉の協力をすると言った龍。
今回はそれを実行するお話です。
痴漢をする為、満員電車に乗り込む二人。
でも龍とはぐれてしまった紅葉はオッサンに痴漢されちゃいます。
もちろん龍が気づいて直ぐに痴漢を取り押さえました。
痴漢の感触の残る紅葉は龍をエッチに誘います…。

この二人、またアホな事してます。
(-_-;)
なにやってるんだか…。
だいたい龍ってば、痴漢したオッサンを逃がしちゃってんのさ!
ヽ(`Д´)ノ
龍がオッサンに「殺してえ」って言ってましたが、私もそう思う!
ガーッ!ヽ(`Д´)ノ
この本まるっと1冊近衛×若葉だったら良かったのになぁと思う。
やっぱり私は近衛×若葉が大好きだぁー!!

0

泣ける小説とは思わなかったのに泣いた~

官能小説家4作目です。近衛×若葉は服従中に引き続き2作目。
ぶっちゃけこんなAV題名の小説でまじめな泣ける恋愛を読ませてくるとは思いませんでした・・・。
泣けたんですよ!若葉の辛さに。

小説家の近衛のため、担当編集者の若葉は実験体として躰をいじられる。
うん、ここまではよくあるAV。
近衛に躰をいじられるけどそれは愛情や欲情からではなく、近衛はあくまで小説のために「観察」している。この状態か続いて5年。若葉は近衛を大好きな小説家としてだけでなく好きになっていった。(この過程と葛藤もいい・・・!)
ここの状態から前作(服従中)は始まり、肛姦小説を書くことになった近衛にいじられ観察されることになる。
5日いじられ開発・観察されたのち、今まで何年も絶対に抱かれなかったのに挿入されてしまった。
それでも冷静に観察する近衛に、躰は感じることなく心はざっくり傷ついた。近衛は好奇心から抑えられず抱いてしまったと謝った。
若葉は、自分は近衛に恋していない、だからこれからも作家と担当の顔でいられる。と心に誓う。
前作(服従中)あらすじここまで。

ここからのー!
恋してない、だから大丈夫、と言い聞かせて向かった近衛宅で一週間経った後の状態が見たい、と強要される。
挿入なしとおもいきや「いい小説をかいてやるから締め切りまで抱かせろ」と挿れられ、ついに若葉の躰も感じてしまう。
それに「もう終わり」と心が死んでいく若葉が!若葉が!も~せつなくて!
近衛の小説が大好きで、その担当をやることが幸せで、担当という仕事のためにファンであることも隠し、恋心にも気付かないようにしてたのに!
それなのにもう仕事を辞める決心をし、原稿が上がるまではと心を殺しながら近衛の観察に従う若葉・・・泣ける!てか泣いた!
原稿が上がり、近衛が若葉を引き留めるところにわくわくし、近衛の今までの心と身体の葛藤の説明と説得に心躍りました!ここ最高潮!
・・・なんですが、仕事である担当の顔をはずした若葉の口調にものすごい勢いで「シュン」と萎えました。これか!これがtnkの萎える感触か!ってくらいすごい勢いだった。この一文を書くためにこのレビューを書いたと言って過言ではありません。そこまですっごい泣いてたのに!
いやー、うん、仕事モードと恋愛モードを読者にもわかりやすく分けるためだと後後の文章からもわかるんだけど。
敬語萌えキャラだったのに紅葉か!ってな甘えた口調・・・。
いえね、ドラマCDで若葉の声を神谷さんが(浩史)あててたので脳内再生させながら読んでたんですよ・・・。
敬語キャラのままいてくれれば神×5だったのに・・・・。
あ、でも ”それでも、私は近衛×若葉が好き” です(笑)。一番好き。

近衛×若葉編もドラマCD化してくれないでしょうかね。本当。
近衛は三木眞一郎さん希望。小西克幸さん、安元さんもいいな。

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