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表題作花と龍

古島康成,京都の任侠ヤクザ
ジュール ・レルミット,世界的に有名な美貌の科学者

あらすじ

世界的に有名な美貌の科学者ジュールと、京都のヤクザ、古島康成。
生まれも社会的立場も違うふたりは京都の町で出会い、恋におちる。
しかし、「世界の頭脳」を持つ薬学博士のジュールは、麻薬関係で様々な国のマフィアから狙われている身であった。
暗い世界に生きる古島は、ジュールの身を案じ、何度も自分と別れるよう説得するが、頑としてジュールは聞き入れず、ついに京都でも古島と敵対する暴力団が動き始めてしまう。
薬学はもちろんのこと、容姿においても目を見張るほど美しいジュールは、連れ去られ…。

作品情報

作品名
花と龍
著者
いおかいつき 
イラスト
國沢智 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
シリーズ
リロード
発売日
ISBN
9784812431986
2.5

(9)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(5)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
18
評価数
9
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数6

ジュールと古島の出会い

リロードシリーズを4作品読んだ後に
ジュールと古島のなれそめを読みたいと思い手にしました。

ジュールは富も名声も知性もなにもかももっているから
古島の姿かたちや優しさだけでいいんでしょうね。
京都の町屋だったり、ホテルだったりの描写もよかったです。
そして、お決まりのシーン、ジュールはやくざにさらわれて
間一髪、古島に助けられます。
このシリーズのお約束のパターンですね。
予定調和といえばそうなのですが
中立よりの萌評価をさせて頂きました。

1

本編を知らずとも読めるスピンオフです。

「リロード」シリーズのスピンオフ。本編に登場してメインカップルを振り回した美貌の天才科学者のおはなしです。
天才だけど、わがままで子供のようなジュールさんは、かわいいと言えばかわいいのですけどね、全体的に「イヤイヤそれないし」と言いたくなる展開が多いんですよね。(このシリーズは全体的にそういうのが多いので、あまり気にしすぎずに楽しむのが正解なのだとは思うのですが)※定宿のホテルの支配人が知り合いでした!とかね。

恋人の京都のヤクザの古島さん。入れ墨以外はヤクザな要素がほとんどありません。ヤクザという設定じゃなくて、何か京都の伝統芸能とか職人とかそういう設定でも良かったんじゃないのかなぁ…?などという気は、少しします。

日本大好き!の金髪美形と関西弁のthe和風オトコマエのイチャイチャを楽しむお話です。シリーズ本編は、読んでいても読んでいなくても全く影響ありません。
気軽に読めるのでどうぞ。

1

金髪の美少年と任侠ヤクザの異色のカップル

リロードシリーズからのスピンオフ作品。
後書きでご本人も書かれていましたが、この作者様にしては珍しいタイプの受だと思います。
ジュールと古島初登場の「トゥルース」では語られなかった二人の出会いに触れられているので、あの二人が気になった人には良いと思います。残念ながらあっちの二人は出て来ませんが。
シリーズ番外とは言え、本筋のキャラとの接点が皆無なので、この本だけでも十分内容は理解できます。

ジュールの奔放な性格は「我がまま」の一言では済まないレベルですが、ある意味突き抜けてしまっているので嫌味に感じず、むしろ爽快感すら覚えます。
振り回される秘書はさぞや大変なことだろう、と思って読み進めたら……。
展開は、王道と言えば王道。個人的には、古島の絡みや、古島の幼なじみの刑事・春日のキャラがとても活きていて、ある程度の展開を予想しつつも、予想以上の意外性があって後半グイグイと引き込まれてしまいました。
また、一見淡白と思わせておいてのラストの古島のエッチには、正直やられました。

独特の快活なテンポと、それぞれのキャラが持つ二面性の描写が心地良いです。
ただ、個人的に受の属性が守備範囲外なので評価は中立で。

1

「リロード」シリーズのスピンオフです。

任侠ヤクザ・古島泰成×天才科学者・ジュールの話です。
「リロード」シリーズの神宮聡史×河東一馬CPは全く出てきてません( ゚ω゚;)
第2弾「トゥルース」の4ヶ月後で、第4弾の「シャッフル」の手前の話でした。
ヤクザと天才科学者のCPって、ものすごく異色ですよね(笑)まぁお互いの立場を知らない状態で体を重ねてましたけど・・・。

しかし、2人の出会いは7年も前だったんですね(笑)
そしてジュールの誘い受け・・・多分、私の好みですが、誘い受けとか我がままキャラが、あんまり好きではないというのと「リロード」シリーズを1~4まで一気に読んだから、パターンが同じというので、「中立」でした(ノ∀`;)
なんかしら、誰かが襲われているんですよね・・・(汗)

あと古島がヤクザっぽくなかったです。本文にも書いていましたが、「任侠ヤクザと暴力団とは違うが一般の人間にとっては、同じものだ」と・・・完全に私もそんな感じです。そして「法を犯していないヤクザ」とも京都府警の春日が言っていましたが、これまた個人的意見として、法を犯していないヤクザなんてヤクザじゃねぇ・・・って思ったり(´・ェ・`)
それだったら、設定をヤクザにしなくてもいいんじゃ・・・って思っちゃいました。(スミマセン)
まぁもしかしたら、神宮×河東CPが出てきてたら、評価は変わったのかもしれません・・・

1

我儘博士に萌えきれず…

リロードシリーズのスピンオフは、前作のお騒がせ博士ジュールとヤクザの古島のお話。
ジュールは、やっぱりここでも我儘坊ちゃん博士でした(^^;;

古島が好きすぎるジュールは可愛いといえば可愛いんですが、ちょっとは落ち着けwと言いたくなる感じがします。
まぁ、古島が言葉足らずのせいでもあるんですがね〜。

そして前作・前々作みたいにまた襲われてるし!
どうやってホテルスィートルームへ入って助けるのかと思いきや、古島がホテル支配人と知り合いとな…。
出来過ぎててなんだか白けちゃいました…。

古島のキャラは好きでしたが、イマイチはまれなかったので中立で…。

1

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