夏にはじまる恋人時間

夏にはじまる恋人時間
  • NOT BL
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レビュー数
3
得点
10
評価数
4件
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784344810488

あらすじ

遺品整理屋の若松義祥は、今回の依頼主・上杉のもとを訪ねたが、そこにいたのは、大学時代、義祥へ告白し身体を繋げたのに姿を消した小野泰秋だった。
苗字が変わったことからも何か事情があることはわかるが、父の遺品、財産すべてを処分してくれという泰秋。
泰秋はなぜ義祥のもとから消えたのか―辛く切ない過去の想いに義祥は…。

表題作夏にはじまる恋人時間

10年前姿を消した大学の同級生・上杉泰秋
遺品整理屋・若松義祥

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レビュー投稿数3

受けがカッコイイ

表題作と「夏からの手紙」8ページが収録されています。
余談ですが、私は名前が覚えるのが苦手なので、泰秋、義祥、義行とぱっと見が似たような名前が主要に出てくるのがちょっと困りました(笑)

「夏にはじめる恋人時間」
大学時代、泰秋(攻め)に告白されて両思いになった二日後に突然失踪され、義祥(受け)はショックの余りに体調を崩して留年し、夏が苦手になります。10年後、遺品整理屋で働く義祥は、依頼主が泰秋だと分かり…という話です。

「夏からの手紙」
泰秋目線。泰秋が名古屋から引っ越す日、手伝いに来た義祥がレターセットを見つけて…という話です。

10年前ならともかく、再会してからの態度は酷いんじゃないか?と思う私の泰秋へのマイナス点を補ったのは義祥でした。

義祥のためにならない、と自己完結して裂ける泰秋を、追いかけ、調べ、追及します。そのくせ、泰秋を失って人格障害を起こしたり、夏になると食欲不振と睡眠不足になり倒れてしまう。自分の限界まで精一杯頑張る男前な姿勢は格好良かったです。

同居して、一緒に働いて、辛かった夏を過去にし、新しい時間を続いていくという後日談が続きしっかり入っているのに、ほっとしました。あとは義祥にフラれた宇治田に相手をつくってあげてください(笑)

1

いなくなった恋人との再会

 遺品整理屋の若松義祥が請け負ったのは、たった1人で身寄りもなくアパートで生活していた老人の遺品整理。
 死後、部屋に貼られていた身内と思しき連絡先に連絡を取ってみるも、連れなく遺品も何もいらない。すべて捨ててくれ、との返事。
 義祥の職場では、トラブル防止のためにも、遺品を整理する時には身内にいてもらうこと、になっている。
 そのため、何とか身内である息子を説得しようと名古屋まで出向くことになる。
 ところが、そこに現れたのは、義祥と体をつなげておきながらも、突然姿を消した小野泰秋だった。
 上杉と姓を変え、義祥との関わりを拒否するような泰秋の態度に、泰秋に気持ちを残している義祥は苛立つ。
 そして何としてでも、いなくなった真相を泰秋から聞き出そうと義祥は画策するが……

 という話でした。
 互いの気持ちを伝えあって、体をつなぐ手前までいったのに、そのまま突然、姿を消した恋人のことが忘れられなかった義祥が、その恋人と再会する話。
 なかなか話を聞いてくれない、父親の遺品も「処分してくれ」の一点張りの泰秋から、何としてでも本当のことを聞きたくて、またそのためにはど続きうしたらいいのかを調べ始める話。
 基本的に周りの登場人物がみんな優しい。
 こんなに皆が協力的なことってそんなにないと思うんですが、とてもいい感じに物事は進んでいます。
 結果、泰秋の失踪には、父親の影が大きく絡んでいて、そこを乗り越えられなかった泰秋が悪かったのかもしれないですが、最後は無事にハッピーエンドでした。

 泰秋はちょっと強引だけど、いい恋人を持ったような。

0

受けの性格が最高です

再会モノです。
主人公は人間ギライの遺品整理屋。
大学時代に一度だけセックスし、その直後に何も言わずに姿を消した恋人と再会するところから物語ははじまります。
それをきっかけに、主人公は、そのかつての恋人について調べます。なぜ突然姿を消したのか、知らないままじゃ過去を乗り越えられないと思ったのだ。

この主人公の性格が良かったです。
口が悪くてズバズバと言いたいことを言い、ウジウジ悩む前に行動し、ガンガン真相に迫っていく。
昔の少女漫画によくあるような、大人しくて鈍感でマイナス思考なかわいこちゃん受けに食傷ぎみだったもんで、読んでて胸がスカッと爽快でしたw
再会後にはじめて心が通じあってセックスする場面では、キュンと切なくなりました。甘いんだけどしつこくはなくて、切なさの匙加減も抜群に良かった。

1

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