BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
前から読みたい!と思っていたシリーズ作品。全5巻。
一軒の「チーズ専門店」の中で同性カップルが3組というBLドリームですが、それぞれ萌えポイントのあるCPで興味深いです。
メインのCPは「本郷x雄矢」。
オーナーのユリ子さんが入院し、息子の雄矢が店の手伝いに入る…という設定。
雄矢は21才ながら、見た目は中学生。体も弱く、即戦力になるのかならないのか、という感じ。
店一番のチーズ通でリーダーの本郷はぶっきらぼうで一見怖い。でも色々とチーズの事店の事を雄矢に教えてくれる。
しかしいきなり本郷は雄矢に迫って、お前だけに優しくしたい、と。
ここは正直少し唐突ではあります。
あまり自己主張ができず、オドオドしている雄矢に対して少々オラオラすぎる本郷…
しかも、本郷はヤキモチの気持ちは表に出さず何も言わずに雄矢から距離をとるので、何かと言うと自分のせいでとかネガティブに考えてしまう雄矢は、その度にくよくよと落ち込む。ウジウジオドオド受けが合わない人には読むのがキツイかも。
雄矢は実の母親から虐待されていた子供で、色々とトラウマのある人物です。いわゆる「可哀想な子」ですが、攻めの本郷もまだ若くて包容力が無いので雄矢を包み込むまでに至らないんですよね〜。だから読んでてやきもきしてしまう。
2組目は、「岩塚xタクロー」CP。
こちらは従業員でゲイの岩塚が、ちょっとちゃらくて女の子に気安く声をかけるタイプの販売担当タクローに恋をする。
そして押して押して押して…。タクローはノンケなんだけど、真剣な岩塚を突っぱねられない。
流されるわけでは決してないんだけど、チャンスをくれと言われて抱き合い…
…とここもドリームな展開ではあるのですが。
情が深くて嫉妬深い岩塚と、なぜか突き放せない優しいタクローのコンビです。
1作目ではこの2組のCPが成立。
本郷x雄矢は対等性に難あり。
岩塚xタクローは、バランスはいいけれどゲイxノンケパターンでこの先平穏に進むか?進んで欲しい。
タイトルに「レシピ」と名前が付くだけあって、舞台は食べ物屋さん(マリアージュと言う名前のチーズ専門店)
お店のオーナーが入院し、軽井沢に住んでいたオーナーの息子(赤池雄矢)がその代理としてお店にやって来て……という所から話は始まります。
私自身の好みからするとメガネ受けくんは黒髪の知的美人くん希望なんですが、雄矢かわいいからまぁいいか~。雄矢は身体が弱くて療養のためにずっと軽井沢で暮らしていて母が入院したため上京してきたのですが、最初店の従業員達に見た目だけで子供に間違われ従業員の中でもリーダー格の本郷と言う男に店を手伝う事を反対されたりします。
でも、本郷。雄矢が実は21歳だと知ると「勘違いして悪かった」なんてちゃんと誤るんですよね、その後も何かにつけて慣れない雄矢の面倒を見てくれてかなりイイ奴。
雄矢は雄矢で不慣れな仕事ながらも少しでもみんなの役に立とうと自分の体調も省みず頑張ってしまう頑張り屋さん。
どうやら雄矢はオーナーさんと実の母子では無いみたい、小さい頃から身体の弱い自分を負い目に感じていて、それをずっと引きずっている感じ。だから尚更誰かの役に立ちたいという思いが人一倍強くってつい頑張りすぎちゃうんでしょうね。
でも、頑張るのいいけれどそれであなたまで倒れたりしたら帰って回りに迷惑かかっちゃうんだからねってちょっと忠告してしまいたくなっちゃいます(笑)
それにしても雄矢ほんと反応が可愛すぎデス!
いくら軽井沢の田舎で長い間暮らしていたからって二十歳過ぎて尚その初々しさは何ですか!!
これじゃ本郷がかまいたくなって当然だよ(笑)
と思いました。
実はこの二人本編ではちゃんと最後まで行ってません。
それっぽいシーンはちゃんとあるんですよ、あるんですけれどもね……何でも、初めてのHの時雄矢ったら入れただけで気絶しちゃったらしいです。
そういえばお店に2人で残っていた時に本郷にあんな事(本番ではありません)されただけで過呼吸でぶっ倒れちゃってたし……やっぱ雄矢可愛すぎ…。
なんかもうある意味最強ですね(笑)
同時収録の「Takurou’s RICIPE」は本編では脇キャラだったマリアージュの従業員タクローと岩塚サイドの話。
ところでこちらの話岩塚攻めでワンコ系年下攻めの話だと思っていたんだけれど、多分それで合ってるんだろうケド。
タクローって雄矢と同じ年だって自分で言ってるってことは21歳で、ってことは岩塚はそれより年下だとすると20歳以下!!
2人とも見えないよ……
ラストの「恋人たちのレシピ」は今回一人だけカップルからあぶれたマリアージュ従業員 植田智明(19歳)そんな彼からみた二組のバカップルのその後(笑)
こういうおまけ漫画ってすごく好きです。
楢崎壮太さんの漫画を始めて読んだけど、面白いのでハマりました。
今までなぜ読まなかったんだと後悔しましたよ。。。
面白い!楢崎壮太さん集めてしまいそうです。
チーズ専門店というのもいいですね!
そういう店があるのを知らないので読んでて結構チーズの勉強にもなります。
それと本郷さんと雄矢の組み合わせが私は意外だったので、とても楽しく読めましたよ。
猛獣と草食動物って感じで(笑
猛獣の本郷さんが一生懸命な気がして、それでまた草食動物の雄矢が可愛らしくて!
続きが気になります。
最後のタクローと岩塚もよかったですね。
タクローはナンパな感じですがすごく真面目で、そこがいいですね。
ああいうキャラが好きです。
見た目と中身が違うキャラ。
岩塚が意外な性格していたのでこれからこの二人がどうなっていくのかが気になります。
舞台はチーズ専門店。
主人公・雄矢はオーナーである母親の代理でしばらく店を任されることになり、そこで働く本郷と恋に落ちます。
雄矢がいい子で、成人してるのに体格も小さく性格も可愛い。だからか、とっても可愛いお話でした。
お店のメンバーもクセがある人間が多いですが、みんないい人です。大きなトラブルも起きないし、悪い人もいないので安心して読めるお話でした。
ただ、楢崎さんの作品はけっこう、1話目にいきなり「キス」「好きなんだ」みたいな展開になってくっつくという、いままでそんな予兆あったっけ??と少々先を急ぎすぎているような展開が多くて、これもそんな感じでした。
この人いい人だなぁ、好きだなぁという「好感」から「恋」になる様子はもっとゆっくり描いてもよかったんじゃないかな?と思います。
じゃないとBLだから早く恋にしないと、くっつけないと(ベッドシーンまで行かないと!)みたいな無理矢理感を感じるといいますか。
雄矢が身体が弱いのに頑張る姿、チーズに詳しくないのに勉強して頑張る姿は可愛かったです。体格差がすごくあるのも萌えツボなのでよかった。
後半はお店の店員、岩塚とタクローの正反対なタイプの恋。
年下攻めですね。
タクローはノンケですが、岩塚はゲイ。押せ押せの岩塚にタクローが最後はほだされてしまうというお話でした。
こうやってお店にはBLカップルが増えていくのかしら・・・と今後の展開が気になります。
主人公・雄矢が母の経営するチーズ専門店でオーナー代理をすることから始まる甘いストーリー♪
チーズ食べながらじっくりと読むといいかと思いますw
体が弱く働くことは初めてな雄矢は慣れないながらも一生懸命に自分のできる仕事を頑張ります。そして何かと面倒をみてくれる本郷。
※※ここからは少しだけネタばれありです※※
「俺を頼ってくれていい」という本郷の気持ちを嬉しく思いながらも、雄矢なりの気遣いから他のスタッフに手伝ってもらったいると本郷が雄矢に対して素っ気なくなり・・・
何でかわからずに本郷に謝る雄矢。
「俺はお前にだけ優しくしたいんだ」で、チュー。
心臓が壊れそう…ドキーン
ここからは甘さ満点でございます(´ω`人)
雄矢が女子なら少女マンガでもおかしくない甘いストーリーです!
受けの雄矢はとてもヵヮ。゜+.(≧∇≦)゜+.゜ィィ!!! です。
メインは二人の甘いストーリーだと思いますが、雄矢の育ってきた環境にはいろいろと複雑なことがあるようで、2巻からはこういった要素も取り入れて読ませてくれそうです。
1巻ではもう一組のカップルが成立♪
(私はこちらのカップルのほうも好きです☆)
こちらも楽しませてくれそうな気配です!
そして、そんなラブラブカップルを冷めた見守る19歳植田君が良い味だしてます。
主に1巻ではカップルが成立していくプロローグみたいな感じでスラスラと読めていけます。
2巻からはもっと深く読めていけそうな気配がありありな感じです(´ω`人)