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表題作こんな、はかない恋。

一条寺家の執事 遠野
一条寺総帥の妾の子 一条寺拓実

同時収録作品こんな、はかない恋。

一条寺恭一 拓実の異母兄
安藤夏 拓実と瓜二つの親友

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

絵を描き始めると他が見えなくなる新進画家の拓実の為、一条寺家本宅から使わされた執事・遠野。彼と過ごす優しい時間は父を亡くし寂しさを抱えていた拓実を静かに癒していった。その温もりを失いたくなくて『一緒にいたい』と彼を引き止める拓実に、遠野は普段の様子を裏切る深いくちづけで応えた。甘く激しい悦楽を溺れるほど与えられる拓実。しかし彼の前に現れた元恋人・木下の卑怯な罠に堕ちた拓実は、遠野に真実を告げられないまま―。

作品情報

作品名
こんな、はかない恋。
著者
松幸かほ 
イラスト
実相寺紫子 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
レーベル
アルルノベルス
シリーズ
こんな、せつない嘘。
発売日
ISBN
9784862960474
2.4

(9)

(0)

萌々

(1)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
1
得点
18
評価数
9
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

『こんな、あくどい執事。』・・・?(←あとがきより、裏タイトルだそうです)

『こんな、せつない嘘。』のスピンオフ。え~ごめんなさい、まずどこが『はかない恋』だったのかよくわからなかったんですが。

前作のメイン・恭一×夏も結構出てきますが、恭一のキャラクターが前作の初めからしたら、もうすっかり別人のようになってました。もしかしたら、これだけ読んだ方が楽しめたかもしれません。

事件もあるし、気持ちのすれ違いもあるのに、なぜか読んでて盛り上がりを感じなかったです。
ただ、私はもともと起伏のない、淡々とした日常話も大好きですので、そこが不満だったわけではないんですよ。ただ、お互いの感情の動きも曖昧で、特に遠野(攻)がいつ拓実(受)を?というのが伝わらなかったので、入り込めなかったのかも。

遠野は、『あくどい』とまでは思いませんでしたね。清廉潔白!って感じではないですが、確かに。チョイ黒!?

私には『執事』『主従』ツボはないので、例えば『敬語攻』Hもあんまり・・・それでどうにも乗り切れなかったんですが、トータルとしては決して悪くはなかったんです。たぶん、『執事攻』『主従(従者攻)』に萌える方にはいいんじゃないかと思います。

前作もそうでしたが、実相寺さんのイラストがそれはもう綺麗でした。

4

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