北九州・小倉の街を舞台に繰り広げられる、男たちの人生ゲーム!!

午前五時のシンデレラ

gozengoji no cinderella

午前五時のシンデレラ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神18
  • 萌×27
  • 萌9
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
10
得点
145
評価数
34件
平均
4.3 / 5
神率
52.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784403521676

あらすじ

ヤクザ崩れの釘師・飛良と、ドロップアウト教師の優也が出会ったのは、レトロなパチンコ店だった。
危険な匂いのする釘師になぜか目をかけられて、優也は徐々に新しい職場に馴染んでゆく。
だが元生徒の父親が店に乗り込んできたことから、優也は飛良と偽装同棲をする羽目に…!?待っていたのは、今までの価値観を百八十度変化させるような日々―

表題作午前五時のシンデレラ

飛良 釘師
優也 元英語教師のパチンコ店員

その他の収録作品

  • ふたりがともにあるかぎり・・・
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数10

方言萌え…したかったな

この作品はおそらく方言萌えを感じてこそ何倍も楽しめるものだと思います。その要素を除くと…評価は「萌」かなぁ。北畠あけ乃さんの素敵なイラストに★1つ。

最初から最後まで優也という男性のパーソナリティが掴めませんでした。過去のことが詳細に語られていないのもあるのですが、気弱な面と強情な面が何の前触れもなく入れ替わって、キャラクターがぶれているように思いました。芯の強い人なんだろうなとは感じました。

飛良は、強面で強引なのに優也にメロメロなところにはキュンとしましたが、そこまで優也に惚れ込んだ理由が分からず…。全体的な展開も少々強引に感じました。

福岡市に長く住んでいたので北九州弁はちょっと馴染みがあるのですが、半端に知っていると方言萌えってしないもんなんですね…。同じ作者さんの「シェイク・ミー・テンダー」ではそんなに気にならなかったんだけどなぁ。

0

せつない好きにはたまらない!

答姐でお勧めして頂いた作品です。
手にするきっかけを頂いて感謝しています。
わたしも皆さまにお勧めしたいです。

いつき朔夜さんは多分初読みだと思います。
北畠あけのさんの挿絵ということで、きっと切ない系ね!と体調整えて読ませて頂きました(笑


受けはパチンコ店で住み込みで働く、優也。
外見は20代に見える31歳。

攻めは表紙の通りロン毛で端正な顔立ちの飛良、27歳。
パチンコの釘師で、元・丸ヤ。


タイトルでは、中身はピンときません。
まんまの作品よりもこういう物の方が中が気になりますね。
もちろんまんまも、面白ければOKなんですけどねー(苦笑

舞台は小倉。
行ったことのない土地ではありますが、そういうところの作品はなんだか小旅行気分で楽しいです。
優也以外の、飛良やパチンコ店の従業員たちの台詞は方言で書かれているので多少わからないことはありますが、ストーリーに没頭できるので気になりませんでした。

前職のトラブルで、とにかく住み込みで働くところを探していた優也が、飛良の計らいでパチンコ店に雇ってもらえたところからの縁です。
続き・丸ヤの飛良はとにかく乱暴な物言いなのですが、年相応の可愛らしさもあったりしてすごく魅力的な人物。(時々赤くなっちゃうところが萌えます)
後半、飛良のイロだと思われ攫われた優也を助けに来た時、自分の指は組にではなく優也にくれてやるのだと言うのですが、なんかジワーッと胸が熱くなりました。

最初に持った体の関係は、優也に逃げられる、置いていかれるということへの怒りや恐怖といった複雑な飛良の感情が爆発したことで起こった、レイプでした。
そのことで優也自身は体よりも、自分の想いを理解して貰えない心が傷つき、その辺りはご都合主義でなく、心情をしっかりえがかれています。
暴力を敢行した飛良の方も深く傷つき、その後は自分を戒めています。
根っこは真面目なふたりが、ちぐはぐに見えても実はお似合いなんですよね。
派手さはないのですが、心に染み渡る作品でした。

3

方言攻がたまらない!

ロマンチックなタイトルとパチンコ釘師攻という意外な設定が印象的で手に取ったんですが内容はぶっちゃけ方言攻萌えでした!!

子供の頃から転勤が多かったので今ひとつ郷土愛に欠けてる自分としてはこういうご当地BLを読むと萌えと同時に憧れちゃいますね。
一応長く住んでるのは愛知なんですが名古屋弁は方言萌えには激しく向いてないので、小倉弁の萌え度ももっそい羨ましいー!!

ちと前置きが長くなりましたが、この作品の猛烈な萌えポイントはやはり飛良[攻]の北九州弁(小倉弁)が相当高いです。
寝てる優也[受]に向かって「好いちょう」と呟くシーンだけでもう床ローリングしちゃうよ!!なんかもう方言って反則な気がしてくる位にいちいち萌えるんだな、これが!
方言萌だけではなく、ストーリーもなかなか読ませます。
しかしそこに方言萌が加わる事によって神作品に!!
とりあえず飛良の方言が無茶苦茶萌えですって事を力説します。
あとがきで方言解説があるのも嬉しい。
ご当地BL作品もっと増えて欲しいですよー、うおー、読みたい。

4

表紙買い

イラストが好きで読みました。
いろいろ、もどかしさも感じたけど、いいお話でした。

2

方言萌え!

いつきさんの本はまだ数冊しか読んでないけど、ハズレのない堅実な作家さんだと思う。丁寧に書き込まれた心情と背景が、心を掴んで放さないというか。つまり、好きってことです。
今回は、パチンコ店釘師×元教師の清掃係。年下攻、そして方言BL! 受のほうは標準語なんですが、攻の小倉弁(正確には北九州弁と言うらしい)が渋カッコイイんです。言ってることの意味はわからなくても、荒々しかったり、激情を抑えていたり、照れを含ませていたり。方言萌えしたのは久々かも。名前を呼ばれ、その後に「好いちょう」って聞こえてくるような気がするあたりから、もう身悶え。それだけで惚れそうです。まあ、地元方言のBLはかえって恥ずかしくて読めないかもしれないけど、それを書い(て萌えさせ)た、いつきさんはエライ!
方言だけでなく、男くささの中に色気がある。常にではなく、時々漏れてくる。甘党かと訊かれて両刀と答えるあたりとか、祭りの後とか。
カムフラージュで一緒に暮らすことになる話と、想いが通じ合った後もまだ同棲しているわけではない話と。他人にかき乱されては、相手との距離が縮まる。二転三転して、ハラハラしました。土台となるスト続きーリーがしっかりとしている上に萌えられるのって、お得ですね。

5

方言が攻めキャラを強調

優也ですが、過去から逃げて隠れるようにして生きているようですが、弱いだけの人間ではないんですね。
ダメなことはダメときちんと飛良にも言うし、妊娠騒ぎを起こした女子生徒と会っているのを見て嫉妬し、無理矢理優也を抱いた飛良に「強姦は魂の殺人だ」と、自己主張の出来る強い人間です。
強姦されたからと言って、優也の辛さや寂しさに気がついてくれたり、荒っぽいながらも情のこもった言葉に癒されたり、少年っぽさの残る飛良が好きで、心から憎むことは出来ないんです。でも、好きだからこそ踏みにじられたことが許せない優也。

この辺の2人の気持ちがねぇ、何とも言えません。今まですぐそばにいて、手を出したいのに我慢に我慢を重ねてきた飛良。なのに、優也は外で女(女子高生には見えなかったらしい)と会っている。嫉妬で何も見えなくなってしまって、身体だけでもつないで逃がさないようにしようと思った飛良の気持ちもわかるし。かと言って、許される行為ではないし。

訳ありの2人が、それを乗り越えていくって言うのは、読んでて「がんばれ~」と応援したくなるし、幸せをつかんだら「よかったねぇ」と言ってあげたくなるし。
続きさを乗り越えて成長していく2人。そんな成長していく姿が見られて、ホッと出来ました。  

3

「好いちょう」って言われたい

「ご当地BL」だそうです。いいですね。九州は私にとって未知の世界ですが、この台詞回しがあってこそですね。「好いちょう」・・・言われてみたい。いつき朔夜氏は初めて読みました。筋立てもしっかりしていて面白かったので、他の作品も読んでみたくなりました。

これは、釘師とパチンコ屋アルバイトがメインの話ですが、また世の中の違う一面を見た感じです。本編は、ほとんどエロシーンも無いけれど「心の機微」を読ませてくれます。書き下ろしは、その分色っぽいですが、本編でうやむやになっていた部分がきちんと整理されていて、読後感がすっきりしました。極道物の多くはそのまま極道で終わりますが、これはしっかり未来を見据えて地に足が着いているお話になっていると思います。絵空事だと解りながらもつい道徳的な結末を希望してしまう私でありました。

7

ああああヤバイ

また私のツボをピンポイントで刺激する作家さんに出会ってしまいました。
パチンコ大嫌いな私は最初、「えー、パチンコ屋が舞台ぃぃ?しかも釘師って…ケッ。九州弁かいな。方言萌えもないしなァ…」な気分で読みはじめました。
途中から、釘師最高!九州弁萌え!です。ヤラレタ…orz
あと、セックスの場面は今まで読んだ小説のなかで一番好きだった。
攻めが無駄に長い羞恥プレイ系のセリフを吐かないところと、受けがアンアン喘ぎまくらないのが私好み。
いつき朔夜さん!これからもついていかせていただきます!

4

九州男児にときめきます

穏やかな人生を送ってきた温室育ちの元教師:優也は、ヤクザ崩れという、
考え方も育った環境も全く違う男・飛良に出会い、惹かれて行きます。
そんな優也に飛良も心を寄せており、二人の両片思い状態に焦れながらも萌えます。

しかしある事件が起こり、幸せな両片思い状態な二人の間に亀裂が……。
自分の行動や言動に傷つき、落ち込む二人の絶望感や葛藤。
相手に対する思いを断ち切れない二人の心情がとても説得力があり、
読み応えがありました!!
最後まで切なくて、ハラハラ・ドキドキ一気読みです。

あと飛良の小倉弁(北九州弁)が男っぽく&艶っぽくて、素敵です。
方言というのは、いいものですねぇ。

4

午前五時のシンデレラ

女子高の英語教師だった優也は、生徒に手を出し妊娠させたという疑いをかけられ自宅謹慎を強いられています。自分を信じてくれない周囲に怯えた優也は、身元や事情をあれこれ詮索されないパチンコ店で住み込みで働くことに。
その店の釘師として契約していたのが飛良で、そうして二人は出会います。

舞台が北九州・小倉で、バリバリに小倉弁が使われています。荒っぽく聴こえるこの小倉弁が非常にいい味を出していました。
飛良の小倉弁は、一見おっかなくて、元ヤクザで釘師という飛良の“やんちゃ”さや荒っぽさ、危険な香りを感じさせますが、同時に不思議なことに可愛らしくも聴こえることがあるんですね。強引で態度のデカイ不遜な男の飛良ですが「年下攻め」ということもあってか、そこかしこで、拗ねたりちょっと顔を赤くしたりと可愛いところがあって、それが小倉弁になるとますます可愛いんですよ。

それから“喋り”に、勢い、リズムが出ますね。難しい言葉なんですけど、立て板に水のように捲し立てられているであろうその言葉を追うのがとても心地いい。標準語では歯が浮くようなセリフも、方言だと味や情が滲み出るのはなんででしょうね。
続き
それがまたキャラの魅力に感じられるんですね。
「小倉弁の勝利」だなぁと感じました。

ストーリーも飽きさせず、とても面白いです。

6

この作品が収納されている本棚

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