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表題作桜姫(3) ミスティック・メイズ

対エイリアン犯罪捜査官 シーナ
高等判事兼捜査局局長 フェリシア

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  • あとがき

あらすじ

週末ごとにSEXをするのは、愛情ではなく任務のため―。
上司のフェリシアに、片想い中の犯罪捜査官のシーナ。
抱くたびに想いの通じない空しさを募らせ、ついに苛立ちからフェリシアを突き放してしまう。
そんな矢先、連邦捜査局がテロリストに占拠された!その人質の中にはフェリシアが!?シーナは命令違反を覚悟で、単身救出に向かうが…。
衝撃のスリリング・ラブロマン完結。

作品情報

作品名
桜姫(3) ミスティック・メイズ
著者
水壬楓子 
イラスト
長門サイチ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
桜姫
発売日
ISBN
9784199004520
4.3

(10)

(5)

萌々

(3)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
43
評価数
10
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数2

終わっちゃった・・・

『桜姫』シリーズ3作目・とうとう完結です。いやあ、ホントにこのシリーズ好きだわ~。

シーナ(攻)とフェリシア(受)の釣り合わない思い(少なくとも表面上・意識上は)が、ずっと課題であったと思うんですが、とうとうフェリシアにも『愛』が!いや、突然芽生えたわけじゃなくて、単に意識できていなかっただけなんでしょうが。

ラスト、シーナとフェリシアの寿命の違いに関わる部分は、実に綺麗に片付いたと思いますし、それに対して不満はないんですが、なぜそうなるのか(つまり『種』の扱い)がちょっと疑問に感じてしまいました。魂にまで影響するってこと?これは・・・ありなのか?
いや、最初から『SF』なんですから、そういうところに突っ込んじゃいけないのはわかってはいるんですけどね。

でも、トータルとしてはとても面白かったし、大好きなシリーズです。好みがハッキリ分かれるジャンルだとは思いますが、でもこれは『SF』だからこその世界ですし・・・難しいですね。
もっと読まれてもいいのにな~というのが正直なところです。

4

シリーズ完結

シリーズ完結です。
終わっちゃった…て感じでした。
ラスト、あっけなく感じたなァ。
ていうか、ラストの約四ページは蛇足じゃないかなと思いました。そこはボカして曖昧なままにしておいたほうが良かったんじゃないかなって。

今回は、ほぼ登場しないBJの生きざまに痺れましたね。いろんな想像してしまう。カッコいい。ある意味主役カップルよりカッコいいぜ。どうも私は、想像の余地をたっぷり残してくれるオチに惹かれる傾向があるみたいです。

アクションシーンは文句なしです。
攻めと相棒ランディの掛け合い漫才も文句なし。
正直濡れ場より楽しいし萌えましたw

濡れ場は、受けがよく喘ぐのがちょっと苦手でした。キャラ的に、もうちょい抑制的な喘ぎ方をしてほしいなって、一巻からずっと思ってたもんで、最後までそこに引っかかっちゃって。

総合的にはとても面白いシリーズでした。

3

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