言ノ葉ノ花

kotonoha no hana

言ノ葉ノ花
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神88
  • 萌×230
  • 萌27
  • 中立9
  • しゅみじゃない12

142

レビュー数
30
得点
650
評価数
166件
平均
4 / 5
神率
53%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784403521690

あらすじ

三年前から突然人の心の声が聞こえ始め、以来人間不信気味の余村。ある日彼は、自分に好意を持っているらしい同僚の長谷部の心の声を聞いてしまう。罪悪感を覚えつつも、言葉で、“声”で、一途に注がれる愛情が心地よく、余村も長谷部を好ましく思うようになる。そしてついに長谷部の告白を受け入れるが、余村が心の声を聞けると知った長谷部の反応は意外なものだった……。切なさ200%!! 胸に迫るスイートラブ☆

表題作言ノ葉ノ花

長谷部修一/白物販売員/25歳
余村和明/パソコン販売員/29歳

評価・レビューする

レビュー投稿数30

神様は気まぐれすぎる

本作は、私がBLを読み始めたごく初期に読みまして、その時は「これがBLの切なさ!これがBLの萌え!」と感動してキュンキュンしたものでした。
今再読して感じるのは、余村さん卑屈過ぎ…という事。
確かに、自分の悪口的心の声を聞いたらショックを受ける、というのは当然です。でも、聞こえてくる声は楽しい事、笑える事、微笑ましい事、ブラックな事など様々だったはず。
あと、引っかかったのが「なぜ長谷部は余村に惹かれたのか」というところです。同人誌で、長谷部視点で余村が長谷部に頭痛薬を渡す馴れ初め時の話があるそうなのですが、そういう補完がないと長谷部が一途に余村を想う気持ちがやや唐突に感じられます。
ただ、そういう点を補って余りあるのがHシーンでございます。
攻めの心の中の色々、勿論言葉であり感情でありそして快楽そのものであり、それらが全て自分の頭の中身体の中に注ぎ込まれる……モエ。
余村さん、長谷部をちゃんと信じてあげて下さい。

3

物語に入りこめた

シリーズ3作品すべて読みましたが、このお話が一番好きでした。
長谷部(攻め)が余村(受け)をまっすぐに慕う気持ちが、余村の固く閉ざされた心を徐々に開いていくのですが、この長谷部の心の声を読んでる読者も相当癒されます(笑)
見た目は無表情で無口な長谷部の心の中はめちゃくちゃ熱いという、そのギャップもまたすごくいい。
人が人をまっすぐに思う気持ち、恋い焦がれる言葉の数々が胸を打ちます。
余村の元婚約者や元同僚や店長などの心ない言葉の数々、それはおそらく大人になると誰もが持ちうる打算なのだと思うのですが、人は打算だけではないんですよね。そういうところもさりげなく描かれているし、心の声が聞こえていた話と、心の声が聞こえなくなってしまった話の両方が収録されていて、気づくと余村の世界(言の葉の世界)にしっかり心が浸かっていました。
このような設定を過不足なく表現し、そして深く共感させる筆力はすごいと思います。

余談ですが、ナレーションが三人称なんですが、ときどき長谷部本人や長谷部の動きを「男は」とか「男の節ばった指が」とか、名前ではなく「男」と書かれているところに萌えました。
続きくにRシーンで「男」と書かれると、色気が増すというか、すごくグッときました。
ほかの作品を読んだことがないのでわからないのですが、地の文に独特の色気を感じる書き方をされる作家さんだと思いました。
シリーズ以外のほかの作品も読んでみたいと思いました。

2

優しい話です。

全体が柔らかい雰囲気の小説でした。仕事や学校で疲れた日の夜に読むとほろほろと何かが零れ落ちるような感じになります。少し暗い話ですが、優しい文章や言葉に心が癒させます。主人公の余村さんの繊細なところも、切なく胸が締め付けられました。これはものすごく個人的な意見ですが、ハロ/ハワユ という曲(特に、鹿乃さんという歌い手さんが歌ってらっしゃるものが一番おすすめです)を聴きながら読むと話や余村さんの心情とリンクしてすごく切ない気持ちになりますよ!

1

もしも願いが叶うなら

心の声が聞けたら‥誰でも一度は願ったことがあるはず。
でも、もし、本当に叶ったら?

よっぽどの楽観主義者でない限り、その後の悲劇は想像できますよね。
余村(受様)はそれを彼女のプロポーズの翌日に体験してしまう。
しかも「もういいよっ!」って思っても悪夢は終わらない。
‥怖ろしい
もしも、本当に我が身におこったなら‥
絶望のあまり、自ら命を絶っているかもしれない。

でも、同僚が妬むくらいの大企業のエリートが
量販店の販売のアルバイトなんて
余村もただ息をしているだけの毎日だったのだろうと思う。
長谷部(攻様)に出会って、本当の意味で
また、「生きる」ことができてよかったねって思う。

そして、二人を引き合わせたのは、
まぎれもなく、疎ましく思ったその能力のお陰なんだから。

皆様のが高いのに恐縮ですが、私は萌えませんでした。
相手の気持ちがわかってしまう。
読者だけでなく主人公にも。
私には、主人公の行動がいろいろとあざとく思えてしまって。
これは意外にも萌えを阻害するんだなと思いました。

1

自分に置き換えつつ読んでみる…

まるごと一冊がひとつのストーリー。

突然人の声が聞こえるようになったら・・・
自分も確実に余村さんのように、ひきこもるでしょうねぇ。
「悪」な部分を持っていない「善」だけの人なんて、
そうそう居ないでしょうし。
そうなれば、道歩くだけでも毒されて気分悪くなりそう。
道歩くだけなら、知らない人だから・・・と我慢できたとしても
職場なんかもう絶対耐えられないだろうな~と思ってしまう。

苦しい日々を送った余村さんが、かわいいワンコに出会えて
良かったー!と、最後にはホッとしながら読み終える事ができました~。

1

言葉と行動がぴったり合っていて気持ちいい

 綺麗なタイトルだなあと思ったので読んでみました。ある日突然、人の心の声が聞こえるようになった男のお話し。思っていることと言っていることが違うというのは、ありがちなことなんだろうけれど、確かに実際にそれを目の当たりにするときついかも。

 しかし、心の声が聞こえることで、相手の本当の気持ちがわかる。人に好かれるとか、必要とされることって、嬉しいことだし、気持ちいいことだ。心の声で、「余村さん、好きだ。さわりたい。かわいい。好き」って、ずっと思われているとか、嬉しいことだよなあ。

 心の声が聞こえるということで、まあいろいろあったけれど、長谷部さんが余村さんのことを揺るぎなく好きで、言葉と行動がぴったり合っていてよかった。誠実とは、こういうことを言うのだなあと実感した。

2

人の気持ちなんてわからないものだけど

「言ノ葉ノ花」はCDを聴いて素敵な作品だと思っていたのですが、本はまだ読んでいませんでした。
シリーズの最新巻「言ノ葉ノ使い」を読んだのがきっかけで、ぜひ前作2巻とも読まねばと購入した次第です。

「言ノ葉ノ使い」のレビューでも書きましたが、このCPがシリーズの中で一番好きです。
「心の声が聴こえる」設定が秀逸なのとそれが存分に活かされている秀作です!

心の声が聴こえてしまう余村と、同じ電気販売店で働く物静かな長谷部の物語。
余村はクリスマスの夜に突然心の声が聴こえるようになってしまい恋人の本音を知り、それ以来人を避けるような生活を送っている。
電気販売店の同僚の長谷部とは売り場も違いほとんど接点がなかったが、ある日よろけそうになった余村を長谷部がささえるように助けたときに彼の「声」を聴く。
長谷部は自分のことが好きだとわかり、そこから少しずつ話すようになります。

他の人間とは違い長谷部はほとんど口で話すことと心の「声」が違わず、なおかつ余村への好意の気持ちがあふれている。
そんな長谷部に癒されていく余村。

傍にいたいと思うから「声」を聴いてはいけない続きと思ったり聴こえたことに対して応えたいと思ったり。
男性を好きになったことなどないのにしっかりと恋しちゃってます。

ただ「声」が聴こえることを長谷部に知られてから距離が出来てしまい臆病になり、上手くいかないならまた逃げるしかないと追い詰められます。
でも、もともと奥手で物静かな長谷部は実は余村が思っている以上に彼のことを想っていてくれているんですよね。
聴こえる気持ちがわからないだろうと言う余村に反対に長谷部は心を聴かれる気持ちはわからないだろうと。

心の「声」が聴かれることが怖いと思っても余村のことが好きだと告げられ、二人は結ばれます。
ここからの展開がいいんですよー。
なんと結ばれた後に「声」が聴こえなくなるんですが…

ところが今度は聴こえなくなったことで新たな不安が生まれます。
今まで疎ましかった能力なのにそれに頼っていた部分もあったことに気付き、仕事に対しても自信が持てなくなります。
長谷部の気持ちも疑ったりするようになり、ちょっと不穏な空気。
そんな余村に長谷部は諭すんですが、ここがけっこう男らしくてそれまで物静かで寡黙な長谷部が頑張ってくれているのが嬉しくなります。

ほんと、人の気持ちなんてわからないですよね。
余村が「声」が聴こえなくなってから聴こえていたときのその「声」自体が本当の気持ちだったのかと考える場面がありましたが、その迷う気持ちもよくわかります。
とにかく、「人の気持ち」を理解するにはやっぱりお互いにその気持ちを伝えあうことなんだと、分かり合うには話すことが一番なんだと。
その上で、話さなくても通じる部分が生まれるんだろうなと、いろいろ考えさせられました。
人との関係に疲れたときに読み返したくなる本です!

5

想像がつかない領域

人の心の声が聞こえてしまう男のラブストーリー。

ファンタジーというより軽くホラーだと思いました。
人の心の声が聞こえること自体ゾッとしますが、その能力を得ることの意味不明さもあります。
余村の葛藤や苦悩と一緒になって考えてしまう感じで、BLとして登場人物に萌えたりなどはあまりできませんでした。
タイトルや表紙のふんわりとした雰囲気から、こんな読後感を覚えるとは思いませんでした。

もし自分に人の心を聞く能力がついたら、どういう状態になるのか全く想像できません。
なので余村に共感したり納得することは難しかったです。
でも、彼の心の動きを丁寧に辿っている印象があったので説得力はありました。
誰にも理解されないという孤独もとても大きいと思います。
余村の後ろ向きな部分や弱い面も、長谷部の気持ちに乗ってしまうのも、そりゃしょうがないと同情する気持ちが多かったです。

攻めの長谷部はとても良い青年だけど、おいてけぼり感があった気がします。
彼も心を読まれる側なので、さすがに余村を支えたり救ったりまではキツイと思うし、そこにリアリティを感じました。
余村の能力を長谷続き部がどう受け止めるのかとてもドキドキしました。
元々裏表のない人物だけど、それでも余村への想いを貫けるのは凄いと思います。
私だったら、いくら好きな人でも無理かもしれない……分かりません。

いちいち自分だったらどうだろうと考えてしまうのですよね。
私のようにあーだこーだ考えることが嫌いじゃない人にとってはとても楽しめる話だと思います。

3

もしも心の声が聞こえたなら

もし、人の心の声が否応なしに聞こえてしまったら。
やっぱりどんな善人でも人間不信になるだろうな。
そしてそれが突然聞こえなくなったら、それはそれで腹の探り合いに嫌気がさす……実際人の心の声が聞こえたことなんてないのに、主人公の気持ちがじんじんと胸に伝わってきました。
それでもこのお話が照らし出すのは悲惨な運命を負った主人公ではない。
心の声が聞こえたことで攻めの恋心に気づくことができた、二人が結ばれるきっかけになった、そう肯定的に話が進むので救われます。
余村は誠実で一途な長谷部に出会えてよかったなぁ、一見堅物な長谷部の好き好き言ってる『声』がとても可愛かった。
あと三池ろむこさんの絵がとても話の雰囲気に合っていて癒されました。

3

切ないけど…

以前に読んで手放していたことを忘れ、二度買いしてしまいました…。

あらすじ通りの切ないお話だと思いますが、高評価に期待し過ぎたのか私の感受性が乏しいのか、200%の切なさより主人公の日常の閉塞感が重苦しく、仕事の場面に生活感があり過ぎて読むのに疲労してしまいました。
なので、長谷部はどこがそんなに良かったのかも、余村の後ろ向きな気持ちを浴び過ぎた私にはイマイチわからなかったです。

とは言え、心の声が聞こえてしまう設定はとても面白く、特に設定を活かしたラブシーンがなかなか色っぽく新鮮で、一読の価値有りだと思います(笑)

1

自分だったら・・・と考えてしまう

ある日突然人の心の声が聞こえてしまう、、その事に戸惑い傷つきながらも
なんとか折り合いをつけて生きてきた余村。力を疎ましく思っていながらも
状況が変わると、その力に依存していた自分を見てしまい、また葛藤する。
ファンタジックな設定でありながらも、心のうつろい、危うさ、
脆さを変に暗くなることなく
きちんと向き合って、丁寧に書かれているお話だと思いました。
求め合う二人はエロいというよりは、切なくて静かに情熱的な印象で素敵でした。

これは物語だから当然、結末がある訳で安心して読めますが、もし実際
自分の身に起こったとしたらと考えると、ちょっと哲学チックに浸りまして
考える葦と化しました(⌒▽⌒)ははは。

5

ファンタジックなお話‼ でも…リアルで泣けます!

初読み作家さんです。
ずっと気になっていた作家さんなのと、あらすじにひかれて購入です。
とても評価の高い作品なので気になっていました。
読んでみて、評判通り泣けるいい作品でした。

内容は、電気販売員•長谷部×電気販売員契約社員•余村の年下攻めのお話。

ある日突然、人の心の声が聞こえるようになってしまった余村。 それが原因で、恋人と別れ、前の会社を辞め、エリートコースからも外れ、電気販売員の契約社員として勤めながらひっそりと暮らします。

「心の声」が聞こえる事で、不安と恐怖に苛まれ、どんどん人間不信に陥っていく中で、同僚の長谷部の「声」を聞いてしまいます。

それは、余村に好意を持っているという心の声でした。

長谷部はいつも仏頂面で無口なので、怒っているように見られがち!
実際は、真面目で一途な年下のいい男でした。
心の声にも裏表がなくて、余村も一緒にいて心地がいいんです。
長谷部の一致一憂する様が可愛らしく見えてきて、どんどんひかれていく余村。

長谷部の気持ちを受け入れたのち、ある事がきっかけで、余村の秘密が発覚してしまいます。
長谷部続きは、好きな人の事だからと、向き合おうとするんですけど、心を全てみられていると思うと、最初は不安にもなり困惑してしまうんです。
避けられた方も辛いんですけど、避けてしまった方もまた辛いんです。
そんな2人の葛藤〜元通りの2人になるまでが、せつなくて泣けました。

「言ノ葉ノ星」では、突然心の声が聞こえなくなってしまう余村。
ずっと夢見るくらい望んでいた事だったので、最初は大喜びなんです。
でも、仕事で失敗したり、長谷部の声も聞こえなくなってしまったことで、どんどん不安になり、一人グルグル悩み始めます。
そんな苦しむ余村に長谷部が教えてくれるんです。
普通は心の声は聞こえないわけで、皆不安だということ。
だからこそ、その人の些細な表情や言葉から理解していこうとする努力が必要なこと。
余村は大切なことを忘れていたんですよね。

特殊能力で心の声が聞こえるだけで終わらないのが、この作品の凄くいい所‼
聞こえなくなるというストーリーを描くことで、人間関係の難しさを、現実味あふれるものとして表現した所が素晴らしいと思いました。

自分もそうですけど、人間誰しも裏と表はあるもの。
人によっても付き合い方は違うし、みせる姿も違うと思います。
自分の事を周りの人はどう思っているのか、嫌われていないか不安になるものです。
それでも、逃げたら駄目なんですよね…お互いに理解しあっていく為にも、必要な事は言葉で伝えないといけないし、その努力が必要なんです。
そして一番難しいと思う事が、人を信じる強さ!
そんな大切な事が伝わったくる作品でした。

萌もしっかりありました。
長谷部の心の声がいいんです。心の言葉攻めににやりとやられてしまいました(笑)

初読みだったにも関わらず、やられたなあと嬉しくなります。
繊細な心情描写とても上手で、キャラを大切に思う気持が伝わってくる作品でした。
重たいと感じる方もいるかもしれませんが、私は逆に心地いいお話だったと思います。泣かされましたが(笑)

胸にキュンとくる泣けるお話を…という方には、是非オススメしたいと思います。

4

たくさんの色をもつ花

人の心の声が聞こえる余村(受け)
寡黙で表情の変化が少なく他人から誤解されやすい長谷部(攻め)

--(以下ネタバレを含んだ感想になります)--
人の心が聞こえるってどんな感覚なのだろう?余村視点で語られるので、残酷な言葉の数々が辛かったです。
少しは慣れたと余村は思っているけれど、心に潜むナイフで刺されるのは、何度されても痛いものは痛いんじゃないかな・・・と思います。

それでも社会に出ようと電気屋で働いている余村は、すごいな と思いました。どうしても真実を伝えなくてはという気持ちで、長谷部に秘密を打ち明ける姿は、人の心の声に絶望しながらも、その人の為に何かをしたいと思える余村と、そう思わせてくれた長谷部に対して読んでいて泣きたくなりました。

他のレビューの方も仰られていましたが、いつも嫌味ばかりの心の声を浴びせる店長が、その考えを自分のいけない所だ・・・と反省するシーン。人の心はマイナスだけではないのだな。と思えて凄く好きでした。
ここ以外でも長谷部の優しい心だけでなく他のキャラクターでも、もう少し光がある言葉が聞けたら嬉しかったです。
そういう光は、沢山の続き吐き出された負の言葉にかき消されてしまってるのかもしれないですが。

後半、声が聞こえなくなってから、そのことに不安を感じる余村の気持ちも切なかったです。本当はこう思ってるんじゃないか?って疑い始めると辛いです。

本を読んで、昔に見た映画「サトラレ」を思い出しました。これは心の声が周囲の人に全部聞こえているというお話なのですが、まだ子どもだった(と思う:笑)当時の私は自分がサトラレだったらどうしようと恐くて、周囲の目を伺ったり、心の中まで綺麗にしなきゃ、外に出るのが恐いと怯えた気がします。

心の声が聞こえるのも苦しく辛いですが、聞かれる側も恐怖があります。

そして聞こえないことも不安になったり、それでも二人が手を取ったことが嬉しかったです。
最後にベットシーンについて。ものすごく萌えました(^////^)言葉が少ない長谷部が頭の中では触りたい触りたいと必死で。される行為+欲望そのままの声に、萌えてモダモダしました。ご馳走様でした!

4

たしかにせつないが・・・

ドラマCDをかなり以前に聴いていたので、はじめて読んだ~という感じがしませんでした(笑)
主人公の余村は急に人の「心の声」が聞こえるようになってしまって、そこから人間不信になり坂を転がり落ちるような転落人生。
対する長谷部なんですが、どうしてそこまで余村に惚れたのか・・・わかりづらい。
切なさ200%って・・・たしかに切ないです。
ファンタジーと割り切るにはリアル過ぎるし、余村の力って結局はなくなって普通の人に戻るし・・・とりあえず、同人誌へ→進む(笑)

1

きゅん死にするかとおもいました。。。。

最近、コミックばっかりでしたが、皆様のレビューに促進され、久しぶりに小説を読みました。
いやいや、久しぶりでこのキュンは体に悪い!!
マジで、心臓が痛くなったもん!死ぬかと思った!!!
やっぱり、良いですね、小説!また、小説にはまりそうですわ★
久々のヒットで神♪つけさせていただきます~~!

3

重いわー。この話重いわー

正直、なんか人気があったので、内容とかもロクに見ずに中古で購入しました。
が・・・話が重くて、読むのにエラい時間がかかってしまいました・・・。
寡黙な人・長谷部修一×人の心が読める・余村和明のリーマンもの年下攻め。
ぶっちゃけ、私も一時期、人の心が読めたらなぁと思っていた時期があったんですが、読めなくてよかったーと思いました。
そりゃ、人間不信にもなりますよね・・・いやマジで・・・人間って本当にないものねだりをする生き物だと痛感しました。人間ってロクな生き物じゃねぇなと思います。プロポーズした彼女が、喜んでると思ったら、心の中では、全然逆の事を考えていたなんてねぇ・・・
でも、BL的に考えたらですよ。BL的に考えたら、余村めんどくせーって思いました。そりゃ、いきなり人の心が読めて、ことを思っていた数年たったら突然聴こえなくなったら不安にもなるけど・・・なりますけどぉ~。もう少し余村が、前向きだったらよかったのに・・・と思いました。
萌えたんですけどね。この小説は「読もう!!」と思わないと読めない作品だと思います。

2

重い

とてもいい話だったけど、萌えはなかった。
重いし、暗い。
砂原さんは好きな作家さんだったけど、このへんから微妙になってきたような気がする。もうちょっと重すぎないあたりで堪えて欲しかった。

イラストも、びっくりするぐらいテキトーに描かれている部分があって、ちょっとびっくりした。よく見かけるマンガ家さんだけど、うまいというよりも、雰囲気がいい絵だったんですね。

2

う~ん...

みなさん神評価で、期待しまくって読み始めたのですが、
あまりにも余村が卑屈で、暗い考えばかりでしんどかったです。
長谷部のキャラが大好きなので、なんでそんなに余村がいいの!?って思っちゃいました。
長谷部君、いい男だったなぁ~
あんなに余村に冷たい態度取られても、八つ当たりされてもひるまない。
しかも、余村が初めて付き合った人で、初めての相手って言うんですから~!

心の「声」を聞きながらのエチシーンは萌えました~★
ピンク...って有り得ないでしょ!?って冷めたりもしましたが、
ストイックな長谷部君の意外な心の声には萌えてしまいました。

ただ、エチシーンのイラストの余村があまりにも子供っぽすぎて、
中学生ぐらいにしか見えなかったのが残念です。
せめて、表紙ぐらいのリーマンっぽさは残して欲しかったかなぁ~って
思ってしまいました。

3

人の『心』を描いた作品

あらすじに惹かれ読んだのですが始めのページからググッと引き込まれました
人の声が聞こえることで普段はみな本質の隠している部分の思ったままをストレートに知ってしまう
人間みな仲の良い人の前でもちょっと苛ついてしまう事だってあると思うし、綺麗な部分だけじゃない
心の声のせいで乱されて仕事まで辞めざるおえなかった余村の事を思うと胸が痛くてたまらなかったです
人間の闇を真っ直ぐに書いていてすごく共感したし、作者さんの見事な心理描写で感情移入しまくりでした
人の気持ちが分かりたい、と感じることはあってもそれが四六時中聞こえるなんて悪夢以外の何物でも無いですよね……
後半からはその心の声が聞こえなくなってからが描かれていてそれにもまた心を揺さぶられました
今まで人の心が分かりすぎる程に分かっていたからこその苦悩……声が聞こえなくなってめでたし、じゃなくそこからを書いているのがいいなぁと
そして、この作品それだけじゃなく恋愛面でも面白い!
長谷部の心の声に余村だけでなく私までドキドキしちゃったりして(笑)
いつもクールな人が心の中ではあんなに好き好き言ってるなんて考えただけでもド続きキドキしちゃいます(//▽//)
心の声での言葉攻めHはページをめくる手が震えるくらい萌えて萌えて……危うくバスを乗り過ごす位に夢中で読んでいましたw
設定が奇抜だとお話がネタに埋もれてしまう事もあるのと思うのですが、設定を最大限利用したすばらしいお話でした

3

号泣必須!

砂原糖子さんの作品で、初めて読んだのがこの作品で、心温まるストーリーかと思いきや、皆さんのレビューを読んでいると、号泣必須の文字が躍っているではありませんか!?
どんな作品か気になり、手に取ってみると……。
バカ!泣けるじゃないか!
そう、みなさんの言葉通りに泣ける!(まぁ読む前に、無料でドラマCDが聞けるサイトで泣いて、原作でも大泣きしたんだけどねww)

心の声が聞きたくなくても聞こえてしまうのがクリスマスの時で、しかも結婚間際だった女はただのカモにしてただけ……。

砂原さんの作品は、心に闇を抱えた青年を書くのが上手いですね!
改めて凄いと思います!
キュンキュンしてしまったのは、余村と長谷部の触りあいっこですね!
いい大人が凄く感じてしまっているのに大興奮ですよ!

イラストも素敵だし、初めての砂原さん作品がこの作品でよかったです!

2

人の心が読めないからこそ、それが思いやりになる

人の心が読めてしまう受の話。年下攻なんですが、そこに萌えるのでなくストーリーが素晴らしい。男女でもいける設定はBLで書く必要があるのか、でもこんなの(えっちシーン)新聞小説でやられたら売上伸びるぜ、ってな感じです。無意識の言葉責め。
実際に人の心が読めてしまったら、気が狂うと思う。人との接触を絶ち、部屋に引きこもって。お金がないと生きていけないなら、生きなくてもいいと、そうなってしまうだろう。でも接客業を選んだ主人公の芯は強い。いろんなことを諦めていても、逃げない。
攻がまたいい人なんだ。こんなに誠実で一途な男性が自分を好きになってくれたら、それだけで心が満たされる。その人に出会うために心の声が聞こえるようになったんじゃないか。簡単にはまとまらないのですが。
恋愛に限らず、人の心が読めないからこそ、推し量り、それが思いやりになる。いいものを読ませてもらいました。

3

余村かわいすぐるw

主人公は余村和明(よむら かずあき)、
一見平凡でごく普通の顔立ち、一般的には普通のサラリーマンにしか見えない。
しかし、彼はある一点にして他人にはなし得ない力を持っていた。その力とは、
人の『声』が聞こえることだった。
人の声とはすなわち心の声、人間が人の声を普通に聞いたりしているのと同じで
和明には意識していなくても当然のように人が心のなかで思っている『声』が聞こえてしまうのだった。

聞こえるようになったのは3年前の冬______
その当時付き合っていた女性に和明は、結婚指輪をプレゼントした。もちろんその女性は「表面上では」喜んで指輪を受け取った。
しかし翌日の朝。
早く目が覚めた和明がリビングに行くと、もう彼女はおきていて昨日和明から受け取った指輪を眺めていた

そのときいきなり和明の耳に彼女の『声』が聞こえた。
「(まぁ、こんなものよね)」
和明には一体何が起こったのか分からなかった。
「(やだやだ主婦なんて。死ぬほど退屈にきまってる。でもきっと働くより楽よね。)」
・・・そう、彼女は和明を本当に好きではなかったのだった。

そのことがき続きっかけになり和明は人間不信に陥って仕事を辞め、人を遠ざけ、部屋に引き篭もるようになった
そして3年後

和明はそんな自分に嫌気がさし、このままではいけないと
人のコミニュケーションが多い電気屋(販売)に社会復帰したのであった。

そしていつものように
外でチラシを配っているとボーっとしていたのが悪かったのか階段に躓いてしまった、
そんな和明をとっさに庇ってくれたのが
同じ電気屋勤務の長谷川修一(はせがわ しゅういち)だった。

だが偶然彼の『声』を聞いてしまい、
彼が自分に好意を抱いていることを知ってしまった_____

そんな彼に、「自分は人の『声』が聞こえる」と言った和明、
しかし修一は意外な反応をみせる・・・ 人の想いは伝わるのに自分の想いを伝えない和明。
自分の心の中で想っていることはたくさんあるのになかなか口に出して表現しない修一。
どうしても自分の「想い」を伝えられないすれ違ってばっかりの2人が繰り出す
切なさ200%のラブストーリー

ってなお話でした。最後の一文は本に書いてありました;すいません(汗
非常に読みにくいレビューです・・
感想的にはとても感動しました!!なんとゆうか人の気持ちは分かるのに何で
自分の気持ちを伝えないのっ?!余村さん!!とゆうもどかしい感覚になりましたw
なんとゆうか、単純にツンデレなんでしょうね(笑

2

ご、ごめんなさい…

あの…皆様が神評価(レビュー書こうと思ったら全員が神評価でびっくりした)なのに…
私だけ中立って…ホントすみません。。
でも私あんまり萌えなかったです。期待しすぎたのもあったかも。
砂原さんの代表作なんでかなり期待してたんですよ。
何がダメって、余村のうじうじキャラがだめというか…
他人の声が聞こえる苦しみとか、それがまた聞こえなくなってしまった苦しみとか、
そういうものは私にはもちろんわからないし、それに余村が苦悩しているのもわかるんですが、
それにしたってネガティブすぎるだろう。そして皮肉屋。
余村にイライラしすぎて途中で読むのやめようかと何度も思ってしまいました。
他人の罵詈雑言を何度も聞いてしまい、人間不信になったのも、そのせいで社会復帰できないのも、
わかるんだけど、それでも長谷部に対する態度が酷すぎやしませんか…?
多分私は長谷部はすごく好きなキャラなんです。
なんで彼に対しての態度があんまり…だったんで余村がダメなんじゃないかと。
まぁ長谷部も言葉が足りなさすぎますよね。心ではすんごいいやらしいことも考えてるくせに(笑)
それが後半の二人の心の続き溝の原因でもあるんですけど。
最終的にはうまく通じ合って良かったけど、なんだろう…読んでてすごく疲れた…。
ネガティブすぎるのって読んでる自分までジメジメしちゃうんですよね…。

Hは素晴らしかったですけど(笑)何たる羞恥プレイ!!
言葉攻めと見せかけて言葉ではないですからねーあれは言われほうはかなり興奮するでしょう(笑)

そして三池ろむこさんの挿絵もちょっと私的には合わなかった…かな。
余村、若すぎませんか?あれじゃぁ女子高生も「オッサン」とか言わなくない?
っていうのもあってちょっと萎えちゃいました。
絵だけ見てるとすごく素敵なのに。

3

ななちゃぷ

わかります、冒頭に余村は精神的に弱くはない。って書いてあったのに、うじうじ八つ当たりが目立って説得力なかったです。。

心の裏のそのまた裏は・・・

とっくにドラマCDを聴いていて、小説の方は積読だったのですがやっと読みました。やっぱりこっちも良かったです。
CD聴きながら泣いていた記憶があるのですが、今回はほとんどの展開を知っていたため、泣くまでには至りませんでした。
先にこっちを読んでいたら、きっと泣いていたと思います。ちょっともったいない気がしました。

ある日突然他人の心の声が聞こえるようになってしまった余村は、人間の裏面を知ることとなり、疑心暗鬼に陥ります。
それまでの生活を全て捨て、今では家電量販店の契約社員で働いている彼ですが、ちょっとした出来事で他の売り場の社員・長谷部が自分に好意を寄せていることを知ります。
仏頂面の長谷部の心の声は純粋で、余村にとって大変心地よいもので、いつしか余村も長谷部に好意を抱くようになるのですが・・・

聞きたくもない他人の気持ちを聞いてしまうという苦悩、悪意のない心の声を持っている人もいるんだという救い。
無防備な心をさらしてしまっているという不安、それでも好きな気持ちをどう始末つけるべきなのかという苦悩。
聞いてしまう人と、聞かれてしまう人の葛藤が苦しいほどに伝わっ続きてきます。
メールという通信手段も効果的に使われていて、余村だけでなく長谷部の戸惑いも十分伝わってくるのです。

やっと二人の気持ちの折り合いがついてめでたしめでたしだと思われたのですが、
元はひとつのお話だったという続編の「言の葉の星」では、声が聞こえなくなった余村の再びの苦悩が描かれます。
今までは、声を聞くことによっていつの間にか情報を得て、自分が傷つかないようにうまく立ち回っていた余村が、聞こえなくなったことにより今までとは逆の疑心暗鬼に陥るのです。
そこまで疑り深くなっちゃうのかというほどに。
小さな嫉妬と足りない言葉でどんどん溝は深まるばかり・・・

はっきり言って何も悪いことをしていない二人が、どうしてこんなに苦悩しなくてはならないんだろうかとかわいそうにもなりますが、
聞こえるときも聞こえなくなってからもお互いを必要とし、悩みながらも固く結ばれてくれた二人だからこそ、神様が出合うきっかけとして苦しい試練を与えてくれたんじゃないかと思いました。
真面目で純粋な長谷部くんの今までの頑張りに対する神様からのプレゼントが余村だったんじゃないですか?

ちなみに、店長さんが自己嫌悪に陥っているの心の声を聞くシーンがあるのですが、私としてはそこがとってもツボでした。
人間って、反省する生き物だからいいんです。

3

サエナビー

こんなに、的確に作品を表したレビューはないと思いました!
作品でも泣きましたが、このレビューを読んでまた泣いてしまいました。
賛否両論って言葉がありますけど、人の感じかたとはほんとに様々ですね。
自分と同じような意見だと「よいレビュー」で、自分とは相容れない評価が書かれてると「イマイチなレビュー」ってことになるのかもしれません。
だけど少なくともこのレビューは、私が漠然と感じた言葉にできない感情ををそのまま文章にしてくれたといっても過言ではない、自分にとっての「神レビュー」です。
ありがとうございました。
こんな何年も経ってからのコメント申し訳ありません。
でも、コメせずにはいられませんでした。

萌えだけでは、おさまりきれない。

ここのレビューがかなり高かったので気になって読んでみましたが、おもしろかったです!!

いままでBL作品を読んで、考えさせられることは多々ありましたが、
これは人間の「心」についてのストーリーで、こんなにも素晴らしいとは思いませんでしたあああ!!((嬉´∀`嬉))
かなり考えさせられちゃいましたよw


三年前のクリスマスから突然人の「心」の声が聞こえ、人間不信に落ちる 余村。
余村の同僚で年下、しかも「声」で一途に余村へ注ぐ愛情 長谷部。

Hシーンが非常に恥ずかしかったです。まあ、かなり萌えましたけどねw
だって長谷部の「心」の中で言っている内容がかなりヤバい!!あんなプレイをされたら誰もが恥ずかしがるに違いないw

それと余村の能力があるときと、なくなった時の内容が、
とても悲しくせつない気持ちになりましたね(つД`)
「声」を聞く能力を持った分だけ、それだけのリスクを負うのは辛いなーと思いました―…。

人間の心は非常に複雑で、口に出している声と、心の声はやはり違う時があり、口にした言葉だけが真実とは限らない…
ということはもともと頭の中では続きわかってはいましたが、この作品を読んでからは当たり前すぎて忘れていたことを思い出されましたね。 はっ とさせられましたよw


この作品を読めて本当によかったです。人間の奥深いところまで書かれていて考えさせられると思います。
これは萌えだけではおさまりきれない!!神すぎる作品でしたw

4

ガラス細工

とっってもいいお話でした。
ある日周囲の人間の心が読めるようになった主人公の苦悩が、繊細なガラス細工のような文体で綴られてます。
そんななか、一途に自分を思ってくれる、心は真っ直ぐだけど見た目は無愛想な同僚に惹かれてゆく。
切なかったー。
人間の本音は醜いのに優しいのは何故だろう。砂原さんが上手いからでファイナルアンサー(古)。
あと、エッチが超能力言葉攻め羞恥プレイで、あまり言葉攻めには萌えない私も萌え萌えノックダウンでした。
絶え間ない「好き」
近寄れば「キスしたい、触りたい」
キスすれば「中に入りたい」
最中は「可愛い、ピンクだ、なんだかんだ」
ひいいい…。
私なら「んー面倒くせーな、早くイケ」とか思ってるからヤバイなとか思ってしまった。
後半、能力を失ってからの苦悩もいいです。

5

リアルな心理描写

順風満帆な人生を送っていた余村が、
ある日突然「人の心の声」が聞こえるようになってしまう。

いきなり備わった能力に驚き戸惑い、
人の本音と建前を目の当たりにし人間不信なった余村は、
努めて人との係わり合いを避け、
世捨て人のように暮らしていました。
そんな余村の耳に、温かく響いた長谷部の一途な言葉……

「心の声が聞こえる」というファンタジックな設定と、
砂原さんお得意のリアルな心理描写で、
ぐいぐいと物語に惹き込まれます。

心の声が聞こえれば悩み、聞こえなくても悩む。
心の声が伝えるのは真実か?
日々、揺れ動く、人の心が思うことは「ひとつ」なのか?
人の心というものは繊細で複雑なのだと、深く考えさせられた作品です。

ラブシーンは「心の声が聞こえる」という設定を最大限に活かした
色っぽい演出で、大満足でした。

4

ただのBLじゃない、ただのファンタジーじゃない、人間の「心」に迫る傑作。

元々イラストの三池ろむこさんが好きで手に取ったら、大当たりでした!
砂原さんの作品は、明るい作品と暗めの作品のほぼ2パターンに分けることができると思うのですが、こちらは後者。ずっと雪が降っているようなイメージでした。
とにかく切なかったです。一作目の後半から、ずっと泣き通しでした…。

主人公が「他人の心の『声』が聞こえる」という設定ですが、ファンタジーというジャンルに括るのか迷います。
まぁ、BLそのものがファンタジー、と言ってしまえばそれまでなんですが。
ベタな『ありえねぇよ!』なBLネタ(住み込みバイトとか義理の家族とか奴隷とか…)がわんさかする中で、『心の声が聞こえる』ネタはBLであんまり見かけないですよね。少なくとも私は見たことなかった。
すくなくもこのお話は「ファンタジー」で括れる話ではないと思いました。『声』が、『声』に葛藤する二人がとてもリアルなのです…。まじめに考えてみようとすれば、心理学的な面からも社会学的な面でもいろいろと考えることができます。
個人的にはもっとこういうジャンルがあってもいいと思います。

また、『声』が聞こえると言うことを有効続き活用したえろシーンがとてもいい!
朴訥としたキャラの意図しない言葉攻めがえろい!いやらしい…!!
大変悶えさせていただきました!(笑)
Dear+にもかかわらず濃いです。
でも最後、声なしの1回も、すごくよかったです。精一杯、何かを伝えようとしていたからかな。とにかく胸に響きました。

切なさ…というより、なんだかやるせなくなったりもしましたが。
でも萌えも豊富だし、とても心に残りました。三池さんのイラストもよく合っていて、大変心癒されます。

本当に好きで、心に残ったセリフが書ききれないほどたくさんあります。
今まで読んだ小説の中で一番好きです。
人間関係など嫌気が差したときに、是非とも!!いろんな方に読んで頂きたいです。

3

恋人の心を知りたい?

仕事も恋も順調な男・余村は突然人の声が聞こえるようになり、それまで築き上げた信頼も愛も全て失ってしまいます。でも働かないと食っていけないし、電気店で働く事に。
そこで出会った同僚の長谷部という無口な男の心の声を聞いてしまうのですが。
「離したくない」「好きな人の手だ」
長谷部が余村を好きになったのも、頭痛で苦しむ長谷部の心を読んだからという……関わらないようにしようと想うけれど、率直で純粋なまでに余村を求める長谷部に段々惹かれていくのは、とてつもなく分かります……!!!!だって今時そんなピュアボーイ居るかよ!ってぐらい素敵なんですー♪

普段そんなにHで萌えたり恥ずかしがったりしないんですが(え)
これは非常に恥ずかしかったーーーーーーー!!!!!!!!
だってだって色々言うんですもん!心の声で!!!!!!
余村には思いっ切り分かるのに!
長谷部サド疑惑が過ぎりましたよ。
でも、愛に溢れたラブシーンは最高でした。

ラストシーンは名場面・名台詞のオンパレードで途中涙が溢れて読めなかった……。
最近泣いてばかりな気がしますけど……年をとったせいなのか……←

続き
愛する人の心って知りたいですか?知ったら相手の望みとか考えが解って嬉しいと思うけれど、逆に分からないから頑張れる、もっと大切に出来ると思うんですけどね。。。
色々深く愛について考えさせられる作品でした。

4

最後まではらはら・・

主人公は、3年前のある日突然、人の心の声が聞こえるようになります。
ねたみそねみが、あふれかえる混乱と、困惑のなか、人間不信になって外に出られなくなり、仕事も彼女も失くしてしまった余村。
それでも生きていかないといけいので、家電の販売店に勤めひっそりと仕事をします。誰とも接しないように、ひっそりと息を殺しながら、半ばあきらめて暮らしているとき・・
不器用で口べたな長谷部の余村を好きだという心の声を聞いてしまいます。
人の表と裏の汚さを味わいつくしていた余村にそれは新鮮な驚きで、裏表のない真っ直ぐな長谷部にだんだんひかれてしまいます。
でも相手はなかなか告白してくれないし・・
この辺とても面白いです。わかってるのに、応えるそぶりは自分から誘うようだし。
孤独をやっといやしてもらえるとわかったとき、縋っちゃいます。でもそれが恋かどうか余村は悩みます。
余村は、心の声が聞こえると、長谷部に告白しますよ。長谷部ならきっと自分をすべて許してくれると・・
長谷部は余村のすべてを受け止める決心ができません。彼の混乱に、余村も苦しくなります。
切ないです。余村の辛い気持ちが、ひしひ続きし伝わって・・後半どんでん返しで、いよいよ長谷部との関係が危うくなります。
何もかも信じることができなくなり、死んでしまいたいとまで追いつめられる余村。
最後まではらはらさせられ、切ない作品です。

3

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