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表題作だからおしえて

村越響・経済学部の大学1年生生・18歳
桜庭怜司・大学の医務室勤務の医師・27歳

あらすじ

大病院を辞め、大学の医務室に勤務することになった医師の怜司。
ところが勤務初日、ストーカー化してしまった昔の恋人に詰め寄られているところを、もう何年も顔を合わせていなかった年下の幼なじみ・響に助けられる。
「ずっと好きだった。
怜司を満足させるよう頑張るから、教えてよ」とキスをしてくる響。
抵抗する怜司だが、ついに押しの強い響に負け、一度だけ試してみるという約束で、響に男同士のセックスを実地で指導するハメになってしまい…?寡黙Hな年下攻×自覚ナシな魔性の受の初めてだらけなラブ・レッスン。

作品情報

作品名
だからおしえて
著者
藤崎都 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
ぜんぶはじめて
発売日
ISBN
9784044455323
3

(12)

(2)

萌々

(1)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
34
評価数
12
平均
3 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数4

流されて

年下に押して押して押しまくられる。
実に私好みである(笑)

だめんずばっかり好きになってひどい目にあってる怜司。お医者さんにまでなって何やってんすか?
大学生になって初恋の人を口説きにくる響くん。ある意味ストーカーより怖くないか?

結局響くんに押し切られて一緒に住むはめに。
もーう怜司が色っぽいったらありゃしない。だめんずとばっか付き合ってたせいで、甘やかすのは得意みたいですね。悪い意味で。
ましてや響くんはとおても可愛いんですもの、流されるのも仕方ない。

藤崎先生は、文章エロいです。そそります。
それに桜城先生のイラストがついた日にゃあ、鼻血もんです。
玄関で響くんが怜司を心配してる絵は、特上もん。

「ぜんぶはじめて」のキャラが出てきます。
同じお医者さんで先輩後輩の間柄です。

このカップル同士が話をしたら、どんな展開になるんだろう。
想像するに楽しくなりそうです。

2

自覚無しの魔性の受

作家買いして、シリーズ3冊を一気読みしました。
しかし、なんちゅうタイトル群でしょう。
「ぜんぶはじめて」はチェリーのリーマンが医務室の医師に手ほどきのレッスンを受ける話。なぜ、そんなレッスンを受けるんだ?
「もっといじめて」は、う~むどこがいじめているのだろう? 可愛がっているとしか思えん。
一番楽しかったのは、本書「だからおしえて」です。
これは、9年ぶりに再会した9歳年下の幼なじみの大学生に熱烈に求愛されるお医者さんの話です。
カバー裏に主人公のことが「自覚無しの魔性の受」と書かれてありました
「?」
読了後、なるほど、これは、魔性だわ…。
だってね~、ほだされるほだされる、押し切られる。
も~どうにでもしてって感じ。
こんな意志の弱い受は初めて読みましたよ~。

2

子犬だと思ってた幼なじみが成長したら大型犬だったv

シリーズ2

『ぜんぶはじめて』の松前つながりで

生徒×校医
ですが、幼なじみ再会モノ。
子犬だと思ってた幼なじみが成長したら大型犬だったv
と、いうロマンです。

幼なじみのゲイのお兄ちゃんを好きになった年下わんこ攻め。
9歳差というハンデを埋めるべく
学生ながらも株で大儲けしてリッチマン設定というのが
どーにもこーにもBLファンタジーではありませんかw

拒む受けに、年下わんこ攻めは、お試しであれこれヤっちゃいますv

藤崎都さんの書くBLは、
定番定番をおさえつつもロマンに満ち溢れていて楽しめます。
BLファンタジーというお花畑の中で、おもいっきり甘甘で
ラブラブを楽しむにはもってこいですね。
中の挿絵、モノクロなのに乳首てらてらしててなまめかしいですv

1

年下ワンコ攻 × 男運が悪い眼鏡受 またまた流されてます…‼

第二弾は、年齢差9歳、幼馴染みで数年振りの再会もの。
寡黙Hな年下攻•響 × 自覚ナシな魔性•玲司のお話。

今回も面白いんですけど、ハチャメチャ感&突っ込みところたっぷりなお話でした。
もったいないなあと感じるお話だったんですけど、ただ一ついいなあと感じたのが、攻めの年下ワンコ響の存在。
いつも、年下攻めは余り…と書くんですけど、響のタイプは憎めないというか…逆に可愛らしく思えて好きでした。

強引さは感じるものの、長年、一途に玲司を思い続けて諦めなかったところ。
人生をかけてでも、玲司にみとめてもらいたいために頑張ってきた事。
再会を果たし、玲司が驚く位いい男前になっているにも関わらず、身の回りの事には疎く何もできなくて、玲司に世話をかけて甘えている所なんかは、年下醍醐味でいい雰囲気だったし、いざとなれば、番犬の様に頼りになって、忠義心に厚いというギャップが、逆に光って思えて楽しめました。

逆に玲司は、無自覚な魔性の眼鏡受だったので、勝手に女王様系を想像してしまったため…失敗(笑)
案外、普通で…男運がないだけ…ダメ男が好きな、大いに身体から流されていってしまうタイプでした。
今迄の相手とは明らかに違う、響のアプローチに、自分のせいで彼の人生を台無しにできないと悩みながらも、若さあふれる肉体と言葉に大いに揺さぶられ、流され続け、意地を張りながらも、結局は最後はハッピーエンドにおさまるお話でした。

怖くて引いたのが…前の職場を辞める原因になったストーカー男。
犯罪を犯しそうな位に怖くて、気持ち悪かったんですけど、その割に玲司が案外冷静で、対処もほおっておくだけだったのが微妙だったかなあと(笑)
いきなり初っ端の赴任先の学校に乗り込んできて問題行動だし、助けに入った、響は赴任先の学生かと思ったら違う大学で、玲司を探し会いたくてやって来たとかいうし…なんでそこまで回りくどくするのかと疑問には感じました(笑)
折角の学校が舞台なのに、そんなに職場風景が出てくるわけではなかったのも残念でした。


前作の松前が玲司の良き先輩として登場しいい味出してくれてたのは嬉しかった。
いつも相談にのってもらいながらも、松前には恋心を感じなかったところは、やっぱり男の趣味が悪いというか、本当に運がないんだなあと思いながら苦笑い。
上総のヤキモチ振りと、2カップルが顔を合わせるお話も実際読んで見たかったなあと思いました。
妄想だけでも充分楽しんでますが(笑)

憎めない、素直で一途な年下ワンコ攻がお好きな方に萌えを感じるお話かもしれません。

1

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