アンダルスの獅子

アンダルスの獅子
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
11
評価数
4件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラノベルス(小説・心交社)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784778104429

あらすじ

キリスト教徒による国土回復運動が終盤を迎えようとしていた15世紀スペイン―最後のイスラム教国であるアル・アンダルスの武人サイードは、海賊に捕われ奴隷として売られそうになっていた敵国商人の息子ラファエルを、宮廷に入り込んだ間諜を探らせるため買い上げる。
天使の名ながらも、あくまで屈伏しない意志の強い瞳を持つラファエルに興味を抱き、戯れにその体を凌辱するサイード。
そして常に黒衣をまとい、魔神に魅入られた男と畏怖されるサイードの冷めた傲慢さに、激しい憎悪と反発心を抱くラファエルだったが…。

表題作アンダルスの獅子

武人(魔人に魅入られた男)・ザイード
奴隷として買われたキリスト教徒・ラファエル

評価・レビューする

レビュー投稿数3

まさか!この面倒な時代ものがあるなんて@O@!

すっごく吃驚した!えぇーっ?!BLにこれ程までの歴史ものってあるのーっ?って!(失礼ですよね;)
だって、イベリア半島の小国乱立時代もの!群雄割拠ですよ!
カスティ-リャやアル・アンダルス、レコンキスタ(キリスト教国・国土回復運動)なんて書いてあるから、中学時代にうろ覚えた位のホントこのまま思い出さないで生きていくであろうって背景ですよっ!
だから、勇気ある作者さんだなぁ~って思いました、最初はね。

アンダルスがイスラム教なので「アラブもの」に入るのかな?
現スペインだから違う?
そこの高級武官のサイ―ドは無骨で猛々しいが、生い立ちから母の束縛と亡くなった後も呪いから解き放たれていない、悲しい人だったんですよ。その「呪い」は、愛することを許さない絶望せざるえないものなのです!
この冷めたサイ―ドが見付けた、強くて美しい奴隷のラファエルに、生きる糧を見出していくのだけど、時代やこの主従2人の軋轢から現代の様な甘い恋愛にはなってくれません。
不遜サイ―ドが、ラファエルの小さな言動にピリピリする様は、可愛かったり嫌な奴だったりで、ふぅ~^^;
すれ違い純愛ワンコものって続き良いですなぁ~♪
痛いところも沢山あるけど、すごく面白かったですv

あ、藤棚さんのレビューにある“脱毛法”は、玉袋にも?ですよね?
絶対皮膚剥がれるし内出血しちゃうってーっ?
読むだけで失神できそうです><

初・松岡作品なのですが、文章も読み易いし好みの歴史ものを書ける作家さんだしで、これからは特に気にしていくでしょう!
(実はカタカナは苦手なんですけどね^^;)

2

アラブというより、ヒストリカル

アラブ物というテンプレではなく、歴史物だと思います。
世界史に詳しい人は、スペインのアラブ、イスラム圏という消えゆく運命の設定だけで期待してしまうと思います。

ただ、BLらしいアラブ、砂漠物のテンプレを期待すると、かなりはずされてしまうでしょう。

0

真面目なアラブもの

キリスト教とイスラム教の戦いを軸に、恋と陰謀が描かれる物語。
宗教関連の物語を読むたびに、
キリスト教は結構狭量だなぁと思ってしまいます。

傲慢な攻様が、鼻っ柱の強い美人受を力でねじ伏せる。
プライドをボロボロにされた受が、攻に完全に落ちるのか否か。
ストーリー展開はハーレクイン的な超王道だと思います。

そして舞台はジャンルとしても人気がある「アラブ」。
アラブものというと奇想天外設定が多く、
時々「ギャグ?」と思う作品も少なくないですが。
しっかりした時代考証のお陰か、真面目で格調高いアラブ作品に仕上がっています。

歴史ものがお得意の松岡さん。今回も当時の風俗・風習を丁寧に描かれて、
それを萌えに昇華されているのは流石だと思いました。
イスラムの脱毛処理方法は大変、興味深かったです。

1

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