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P.B.B. プレイボーイブルース 2(新装版)

忧郁的花心男子P.B.B

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表題作P.B.B. プレイボーイブルース 2(新装版)

現No.1ホスト 安芸純佑
元No.1ホスト・ガテン系 菱谷

その他の収録作品

  • 或るホストの一日。
  • 拓也・親心
  • プレゼント
  • コージです

あらすじ

元No.1の忍が「club DANDY」に返り咲いた(バイトで)!純佑はガテンとホストの両立を目指す忍の体が心配でたまらない。でも夜の×××は我慢できず…。そして店ではNo.1の純佑を蹴落とそうと派閥争いが起こったり、嫉妬ゆえの客からの嫌がらせがあったり…。4コマ付きの新装版★

作品情報

作品名
P.B.B. プレイボーイブルース 2(新装版)
著者
鹿乃しうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
Punch↑
発売日
ISBN
9784862633040
4

(39)

(18)

萌々

(6)

(13)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
154
評価数
39
平均
4 / 5
神率
46.2%

レビュー投稿数11

忍の本音

​ 盛りだくさんな2巻。それぞれの過去をなぞりながら、愛が深まっていきます。二人がまわりに見せる顔とお互いだけに見せる顔のギャップに萌えます。
 『Punch↑』の浩太が初登場です!短髪で髪も性格もツンツンしてるぅ~。この頃の絵柄のコータンはあまり可愛くないんだけど、中身はしっかりコータンなんです。いや、意味わからんな。つまりとっても可愛いってことです(≧∇≦)
 温泉旅館で嫉妬する純佑をどう扱っていいかわからない忍が、浩太をからかって布団に押し倒すのですが、その反応がめっちゃ可愛いのっ(●´Д`●)。
 1巻の時は牧さんと浮気した忍ですが、こうやってスルスルと布団まで押し倒す様子を見ていると、惚れっぽくて通り一遍な付き合いしかしてこなかったのが良くわかります。だから純佑の追い込んでくるような情熱が怖いんだ。
 忍に言わせると「育ち」の違う二人。母親の元彼の拓ちゃんが忍に会いに来るのですが、これが純佑から見るとロクでもない男だけど、忍にとっては同じような「育ち」をした、わかりあえる相手なんです。拓ちゃんに吐露した忍の本音には泣けたなぁ。純佑なんてやめろよという拓に「でも惚れてンだー」って…。
 ホストの仕事の様子が描かれているのも、お話に深みが出てとてもいいです。お客の女の子との関係性とかがちゃんと描かれているから、純佑がNO1とか正統派と言われていることや、忍の客あしらいが上手いなんて話にも納得がいくんです。
 『Punch↑』とリンクしている『P.B.B.』ですが、1巻を読んだ時点では単独で読んでも充分楽しめると思っていましたが、この2巻を読むとやっぱり『Punch↑』と両方を読んだ方がずーーーっと楽しめるなぁと再認識しました。『Punch↑』にも純佑と忍が沢山出てくるからね。どっちかだけなんて勿体ないです。

5

読み応えたっぷりの第2巻。

1巻のレビューでは主役二人の魅力についてばかり書きましたが、私がこのシリーズを好きな理由はずばり、脇役たちまで含めての登場人物たち一人一人の“泥臭さ”です。
ホストやキャバの世界って華やかな表向きとは反して、とことん泥臭い世界だと思うのですよ。
この「P.B.B.」は、純佑×忍の単なるBLだけで終わらず、そこがガッツリと描かれているのが面白い。
「もはやBLじゃない!!(怒)」と言われている4巻なんて特に良い例じゃないでしょうか。
綺麗に生きていない、だけどその分ただの脇役に終わらない存在感を持っている男や女たちが次々に出てきて、惰性的に進むことのない各話ごとの展開がすごく面白いのです。
そして、それがこの2巻から次第に色濃くなっていきます。
「プレイボーイブルース」という正式タイトルがしっくりきはじめる、そんな2巻です。

忍の母親の元彼が登場して二人の間を掻き乱したり、
純佑に入れ込んだ客の女の子が騒ぎを巻き起こしたり、
「club DANDY」No.2ホスト〔ハルト〕の登場で派閥争いが表面化したり、
お話は、1巻以上に脇役たちの動きが目まぐるしいです。

主役二人の恋模様は…というと、こちらも付き合いが深まっていくからこその問題やすれ違いが色々と出てきます。
BLに限らず何でも付き合うまでより付き合ってからのお話の方が好きなので、初期衝動な1巻も大好きですが、ストーリーに深みが増していく2巻以降がより一層面白く感じます。

そんな訳で本編はドロドロとした感じになっていきますが、冒頭の第4.5話(松本組御一行様社員旅行)と、中盤の番外編(或る正統派ホストの一日)がイイ感じに本編の濃ゆ~い空気を和ませてくれています♪
この4.5話がコータン(from「Punch↑」)初登場の回。
「GATENなアイツ」の泰造と一緒に、いっぱい絡んできます。
しかし浩太の見た目かわいくねーな。キャラデザが完全に“The脇役”だもんな~w
でもって忍さん、牧さんとは1巻でエッチしてるし、コータンとはここでキスしてるし……節操なさ過ぎます。
番外編の方は、純佑のNo.1ホストらしからぬ家庭的な一面が見れる、非常にほほえましいショートになっています。

4

忍にますます惚れた

硬派ホストと軟派ガテンの恋、第2巻です。

今回は、忍への想いとホスト業のバランスで苦悩する純佑君でした。
純佑にとっては忍以外はどうでもいいというのが本音ですが、仕事に対して半端な自分も許せなくて葛藤します。
融通のきかない一本義な性格なためうまく折り合いをつけられないんですね。
そこをきっちりとフォロー(純佑の失態や純佑自身に対して)している忍がめちゃくちゃかっこよかったです。
この人は一見チャラいのですが、全然薄っぺらく見えないんですよね。
人間不信でありながら、人への思いやりがしっかり伝わってくるからかもしれません。
そういう忍を見ていると、純佑が子供っぽく見える時があります。
でも忍は忍で、純佑のまっすぐな愛情によって自身が抱えている寂しさや臆病な部分が救われているんですよね。
徐々にお互いがなくてはならない存在になっていくのがよく分かりました。

2巻は、忍母の元彼やナンバー2のハルトが登場します。
そこでひと悶着あったりしますが、どの人物も単なる悪役という”役割”で終わっていない所がとても良かったです。
そういう一面だけじゃない、というのが垣間見えると一気に人間味が出る気がするからです。
そして忍の慰安旅行編で「Punch↑」の主人公、浩太が登場しました!
なんと忍とキスシーンもあり、個人的に忍と浩太の絡みだけで萌×2決定でしたw(あと忍の誕生日の蜂コス)
真面目なムードだったし、サービスショットというわけではないと思うのですけど、なんだかアイドル同士がチューしてるみたいでとっても萌えた…!!
この作品は脇役も良いですよね。
客の女の子も良い子が多いし、不憫ポジのコージも何気に活躍している気がしますw
未読なので詳しくは分からないのですが、「兄貴上等」の二男や「GATENなアイツ」の攻めの人もちょこっと登場してるみたいです。

1

悩みなさい、純佑くん。

さて、一応おさまるところにおさまった二人ですが。
それでもまだまだ距離があります。
忍はまだ臆病なところがあり、純佑に対して素直になれない。
純佑は仕事(ホスト)と忍のことで悩み、忍が大事、だけど仕事を蔑ろにできない。

この2巻は忍がちょーーカッコイイです。
悩んで焦って、イライラして。忍にあたって苦しみもがく純佑。
そんな純佑をそばで支え、そして笑いかける忍。

「No.2でもいんじゃねェ? お前は俺のNo.1なだし」

もう忍が男前すぎて泣けてきました。
純佑はこの言葉でだいぶとすくわれたんじゃないかなぁ。
悩んで時にはあとに戻って。それでも前に進んで『男』になっていくんですよ、純佑くん。
純佑の、普段は忍さんだけど最中にふいに忍って呼ぶところにすんごいきゅんてきました。

書き下ろし全部素敵。
すけすけふさふさひもパン、似合うだろうなぁ…。
ぜひとも火を噴いてください、そのバット(笑)
おやじ臭いぞー純佑。

1

オトナな忍っち

ホストクラブ「club DANDY」のNo.1ホスト純佑(23)と、元No.1ホストで今はガテン系男子の忍(25)。同棲中の恋人でもある二人がお互いに妬いたり焦がれたりしながら絆を深めて行く第2巻です。第1巻に続いて、ホストというお仕事を絡めながら二人の人となりや恋愛がドラマチックに描かれており、読み応えのある一冊になっています。

act.4.5~act.7 が収録されていて、忍の兄貴分である拓也やNo.2ホストのハルトなど新キャラも登場します。そして act.4.5 には「Punch↑」シリーズの天使こと浩太が…!まだあんまり可愛くないけど笑

この第2巻では二人が一つ歳を取ることもあり、忍がとてもオトナだなぁと思いました。

1

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