垂直線上のストイシズム 白鷺シリーズ

suichokusenjou no stoicism

垂直線上のストイシズム 白鷺シリーズ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×22
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
57
評価数
16件
平均
3.7 / 5
神率
37.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784044468224

あらすじ

「まあ、やってもいいくらいには、あんたのこと好きなんじゃねえの?」そんな言葉でそばにいることを許す十四歳年下の男・佐倉朋樹に、新進気鋭の映画監督・弥刀紀章は翻弄される。
恋人とも言い難い曖昧な関係の中、弥刀の前に過去の恋の相手でもある志澤靖那が現れる。
佐倉との関係に、わざと歪みを作りだそうとでもするかのように振る舞う靖那に弥刀は…!?崎谷はるひが贈る大人気シリーズ待望の第2弾登場。

表題作垂直線上のストイシズム 白鷺シリーズ

新進気鋭の映画監督・弥刀紀章
警察学校訓練生・佐倉朋樹

同時収録作品垂直線上のストイシズム

志澤知靖 弥刀の先輩
志澤藍 朋樹の友人

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

2人とも、本編ではいいキャラクターだった・・・

白鷺シリーズ・スピンオフ2作目です。

私は、やっぱりこのCP(弥刀×朋樹)はダメでした。『ラブストーリー』としてはまったく共感ポイントがなかったです。あと、知靖(本編の攻)の異母弟・靖那と弥刀の関係が、正直言って意味不明でした。作中説明はされてますが、どうも腑に落ちないというか・・・で、靖那はあのままフェードアウト?

もうとにかく、読んでて非常に疲れました。私はこの2人は、本編で脇キャラクターのままだった方がよかったんじゃないかと思ってます。

0

続きがでたということは

きっと、このカプみたいな雰囲気をおもしろいと思う人が、けっこういたということなんでしょうか? でも次こそ、リバってほしいと思いますが、無理でしょうか。残念。

0

白鷺シリーズの登場人物に普通の設定がないので疲れる

白鷺シリーズスピンオフ2
映画監督として順風満帆の弥刀と
警察学校へ入寮した朋樹
芸術畑にいる弥刀のような人間の求める愛情表現は多彩
それと同じような感情を返してもらえないジレンマ
その間にどんどん会えない時間も増えていき・・・みたいな?

今回は、がっつり弥刀の過去と
朋樹の過去を絡めて、どうして朋樹がこんなにも強いのかが
わかるようなシナリオ運びなわけですが
なんか・・・ここまで登場人物の過去が辛いものでなくてもいいというか
白鷺シリーズって、みんな壮絶な過去がありすぎて
朋樹には普通の感覚でいてほしかったんだよね。
なんだ朋樹も、すげぇ過去持ち組だったのかw

フィクションな物語上、登場人物の背景はあっと驚くもののほうが
いいのかもしれないけど、辛いことがあった人間だけが強くなるわけでは
ないような・・・うーん。普通に生きてきても、どうしようもないことで
悩んだり苦しんだり、人にやさしくできると思うよ。

0

朋樹の台詞にボロ泣き

弥刀×朋樹の第2弾。表紙の朋樹が短髪になっててもうすっかり成人男性です。前までは少年って感じだったのに。この表紙だけだと朋樹×弥刀に見えてしまう…(´Д`)

さて、朋樹が好きだと気づき告白した弥刀。キスもセックスも許してくれるけど、朋樹が自分と同じだけの気持ちを返してくれているとは感じられない弥刀。
そんな弥刀の前にかつての恋人・志澤靖那が現れます。弥刀は靖那にセックスの最中首を絞められ死にかけた過去があり、靖那という歪みきった人間を抱えきらず逃げたことがトラウマになっていました。

靖那に再会したその頃、朋樹は警察学校に入っていてろくに連絡も取れない状況に。不安が募る弥刀は靖那に薬を嗅がされ身体を汚されてしまいます。助けに来た朋樹は嫉妬を見せることもなく冷静に警察として対応するばかり。
人を「愛する」だとか「好きだ」という感情が分からないという朋樹。その言葉に弥刀は絶望感を味わいます。

そしてしばらくの間、二人はお互いに顔を合わせることも連絡を取ることもなくなってしまいました。
そんな時、自分の撮った映像の試写会で朋樹の友人・藍と会い、朋樹の警察学校でのいざこ続きざを聞いた弥刀は戸惑うままに朋樹に連絡を。

久しぶりに朋樹と会い話をする中で、弥刀は朋樹が抱える恐ろしいほどの空虚さに気づいてしまいます。美しい「花」をただの色のついた「物体」としか捉えられない朋樹。まだ10代の彼が「自分は終わっている」と感じてしまうほど疲れきっているのだと、弥刀は知ってしまいました。

朋樹の中の空虚さの要因は幼いときの家庭環境や、誘拐をされた時に知った大人の世界の表と裏、正義と悪。そういったものが彼を普通の若者でいることを許さなかったようです。しかしそんな朋樹にも唯一「きれいだ」と思えるものが。それが弥刀紀章という男が撮った映像でした。弥刀が作るものだけが自分に届いたと言う朋樹。そして弥刀に向かって、


「俺の泣けないぶんを、傷つけないぶんを、あんたが泣いてくれ」


と告げました。それを聞いた弥刀は心臓が壊れる思いがしたようです。もうこの台詞、卑怯です。こんなこと言われたら読者は泣くしか無いですマジで。殺し文句だよ…(T_T)

弥刀×朋樹のシリーズはこれで終わりです。しかし番外編があるのでそちらもぜひ。全く甘くないと言ってもいい二人ですが、それよりも大切なものを朋樹は弥刀に預けたんだということがわかってよかったです。

朋樹×弥刀もぜひ読んでみたい。リバがどうのこうのではなくただ純粋に、朋樹が抱える大きな空虚さを弥刀に身体ごと包んでほしいなぁと思いました。

0

弥刀×佐倉、完結編

『平行線上のモラトリアム』の続刊です。
CP傾向としては、将来的にはリバか逆転か、といった感じ。
白鷺シリーズ続刊として『蜜は夜よりかぎりなく』も出ていますが
あちらは番外編短編集の形で、本編としてはこの巻で一応の終わりとなります。

精神的に、攻めが繊細で受けが男前なので、とにかく攻めが悩んで苦しんで…。
文章も三人称ですが、基本攻め視点で展開します。

以下、ほんの少しですがネタバレを含みます。


弥刀の過去の相手・靖那が出てきて、弥刀を拉致したり、無理矢理やったりと、
後書きで作者も仰っていますが、普通なら受けが負うような事を全て弥刀が負っています。
仕事の行き詰まりに警察学校の寮で離れて暮らす佐倉への不安、そして過去のトラウマ。
どれもこれも、佐倉のお陰で窮地を脱していきます。
最後に佐倉が弥刀の作品を見て涙を零すシーンではホッとして、笑い泣きになりました。
この2人は、お互いにお互いがヒーローみたいな感じですね。

個人的には、靖那も救ってほしいなと思いました。
靖那がまともに出てくるのは、白鷺シリーズ最終間近のこの巻が最初ですが、
続きあまりに強烈なキャラクターなので、彼でもまた1シリーズできるのでは、と思います。

1

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ