万華鏡の花嫁

万華鏡の花嫁
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
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  • 中立0
  • しゅみじゃない2

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レビュー数
2
得点
6
評価数
4件
平均
2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
シリーズ
アズ・ノベルズ(小説・イーストプレス)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784872578515

あらすじ

20歳を迎えた夜、大学生の千尋は特別な呪術能力をもつ一族たちが暮らす孤島に連れ去られ、自分も能力者であること、一族の一人に嫁がねばならぬことを知らされる。
花婿候補は三人…優男風メガネ美形の医師、凪、大学の後輩でクールな美貌の漣、和服の似合う古風で端整な照。
三人から淫らな秘儀を施され、千尋は快楽の獣となりながら封印されていた力を目覚めさせていく…。
繚乱、オカルティックエロス書き下ろし。

表題作万華鏡の花嫁

呪術をあやつる一族の出 鶴来蓮・19歳 
特殊能力を持つ一族の末裔 加賀見千尋・20歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

トラウマで愛に臆病な攻めさま

ラノベ風味の効いた作品でしたね。
能力者の一族だけが住む治外法権の独立国家みたいな
閉鎖された島でのお話です。
受け様は能力者の一族の生まれなのですが、何も知らずに
19歳まで普通の大学生として生活しているのですが
二十歳の誕生日にその生活も環境も一変してしまうのです。
母の同僚医師として付き合いの会った凪、大学の後輩で
いつも寡黙で何故か時に自分を憐れんでいるのではないかと
思わせる視線を向ける蓮、そして鶴来一族の前当主の息子照。
この3人が自分の結婚相手候補だと突然島に攫われ告げられる。
そして自分が能力者でさらに万華鏡なのだと・・・
訳が分からないままに、3人の候補をよく知ってもらう為に
身体でお近づきみたいな内容です(笑)
自分の意志とは関係なく身体が乱れるような淫虫を仕込まれ
4P状態でのエロなのですが、相手がイク瞬間に攻め様たちから
万華鏡としてのエネルギーを吸い取られる時は尋常でない
痛みを全身に伴うのです。
快楽と痛みのダブルパンチなんです。
しかし・・・ここからがこの受け様の凄いところです
無理やりやられてるのに翌日には平気なんで続きす、もちろん身体じゃ
ないですよ?精神的になんです。
いくら内容が分かったからと言ってダメージなさすぎ(笑)
でも、1度逃げようとして蓮の父親に捕まり大変な目に・・・
かなり複雑な人間関係なんですよね。
受け様は、加賀見一族の見えざるものを見る能力を持っていて
そしてその力が強く、そして鶴来一族にとっては餌的なんです。
だからこの3人以外にも受け様を狙ってるのがわんさかいる。
その筆頭が蓮の父親なんですが、彼にも悲しい過去があるのです。
最終的には蓮を好きになる受け様ですが蓮は受け様を拒絶。
蓮に2度も振られる受け様なんですが、蓮には万華鏡と言われる
人に対するトラウマが根深くあるのです。
蓮の亡き母親が万華鏡だったんですよね。
万華鏡の人と交わると能力が劇的に上がるのでみんな狙ってる
本来なら一族みんなの共有物として扱われる受け様ですが
受け様の母と鶴来一族の前当主との取り決めで時期当主候補に
嫁ぐことで一人とだけで済むようになる取決めなのです。
後半、受け様の一族と蓮の父親が率いる反乱分子が
受け様を狙ってやって来て戦いになるのです。
最後まで受け様を拒む蓮の心を受け様が素直にさせるまで
そして素直になった攻め様の可愛いらしいギャップも良かった。
ただ、この二人一つしか違わないのに受け様がやけに年下を
感じさせる発言が多いのには、おいっ!って思う事もあるかも(笑)
なかなか面白かったです、受け様の一族やそれ以外の異能の
一族もいるようなのですが・・・かなり気になりましたね。

0

内容が題名に勝っていて、面白い作品でした。

「花嫁」と題名に付くだけで何となく敬遠してしまうのですが、これは大丈夫!
日本海に浮かぶ孤島=住民は国籍もなく日本に属さず、特殊能力を備えた一族のみが住んでいると言う特殊環境=を舞台に、その長争いが繰り広げられるといった、サイキックなお話。
サスペンス・推理風味も加えられ、おいしい結末も用意されていて、かなり楽しめましたヨ♪

大学生の千尋が20歳の誕生日に母に来て欲しいと言われ、大学の後輩・蓮と、普段から懇意にしている医者の凪と共に連れてこられたのが、鶴来一族が住むと言う本土から隔離された日本海に浮かぶ孤島。
そこで、族長に千尋は”万華鏡”という特殊能力を持つ者だと教えられ、その身を救う為に、蓮、凪、そして時期族長を狙う照の3人のうちの誰かの嫁にならなければならないと告げられる。
蓮・凪・照も鶴来の一族である為特殊能力を持ち、万華鏡の千尋と交わることでその力が増幅されるという。
実は、それが為に千尋は村の男達から狙われる危険な立場にあるのでした。

治外法権な島なので、婚姻が男だろうが女だろうが不問、という設定自体ありき!
皆「淫虫」なるものを身体に飼っていて、そ続きれを使うことにより、ものすごく相手の快感を引きずり出し淫乱にしてしまうというおいしい設定も♪
ということで、いきなり冒頭から4Pシーンでございました・・・ゴチソウサマですww
千尋が最初は戸惑うものの、自分のその能力に気がつくとスルスルと皆をそして自分を受け入れる前向きポジティブがいい。
凪は飄々として、いい人ですが、照は割と野心家、そして蓮は興味なしって感じ。
実は蓮には生立ちに万華鏡が絡む、悲惨な過去があり、それで照とも余り仲がよろしくない。
蓮の父親というのが、これまたドS、いやひどいサディストオヤジとして登場し、彼がこの物語のキーマンなんですよ。
いかにも悪役~という感じで楽しかった、、最後はカワイソウでしたが。

千尋にとって蓮は大学の後輩だったからとても親しみやすい存在なんですが、一度交わったのに、全然自分に興味を示さない。
それが、素直に千尋の力が欲しいからという凪や照と違って好感を持つ為にだんだんと蓮に気持ちが。
そして千尋の能力が増すと共に蓮の過去も見えてきて、一層蓮がほしくなるのです。
蓮は最初、ツンデレなのか?とおもっていましたら、実は!?なことがありまして、それがとてもかわいかったんです♪

特殊能力を持つ鶴来のモノ達はそれぞれに”眷属”を持ち、それを使って色々と通信したり戦わせたりするのですが、そんな描写も面白かったです。
うまくハッピーエンドを迎えた本編ですが、続編といいますがスピンオフといいますか『傀儡師の愛人』へ続きます・・・照のお話ですよ♪

2

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