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表題作KISSと海賊(1) 海賊王子の虜囚

アリ・海賊王子(紅目黒髪)
ルビーローズ・元王国王子(青目金髪)

あらすじ

“花の王国”アディー・アイラの第七王子―美貌のルビーローズは、自国の崩壊に加担した“海賊王国”マリーナの、紅い瞳の王子アリへの報奨として、その身を奪われることとなった。
奴隷としての印をつけられ、アリの国に連れ帰られる船の中で凌辱されたルビーローズは、屈辱とは裏腹にはじめて悦楽を知るのだったが…。

作品情報

作品名
KISSと海賊(1) 海賊王子の虜囚
著者
五百香ノエル 
イラスト
榎本 
媒体
小説
出版社
宙出版
レーベル
シトラスノベルズ
シリーズ
海賊王国の永遠 KISSと海賊
発売日
ISBN
9784776793823
4.4

(9)

(6)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
40
評価数
9
平均
4.4 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数3

傑作

うっかり夢中で夜中読んでしまった。
久しぶりにシッカリしたファンタジーBL

蝶よ花よの王子だった受。
突然の侵略者。
抵抗するまでもない完全降伏。
血の色の瞳を持った攻との出会い~なお話。
カタカナの名前や地名、よくわからん設定を理解するのに少々時間がかかったものの、
読み終えてみればとても面白い。

美しい受を手中におさめた攻の
仕打ちはあまりにも、、なのですが
屈することなくキャン×キャン言ってる受が
やかましくて好き。

気を失ってる間に穴の具合調整するとか
想像するとちょっと面白い。
ハジメテの交合は痛々しいものの、
甘いエチシーンは存外萌え

両思いまではまだまだという感じ。
設定など少々解りにくい部分があることを加味しても楽しく読了

4

滅ぼされた王国の王子が奴隷に・・・!

時代設定は「ナウシカ」で雰囲気は「天は紅い河のほとり」に
といった感じのファンタジーです。

元王子にありがちな高い矜持を海賊王子が
徹底的に辱め落とします。

反省を促すために水牢に落とされ、
数日間自分の嘔吐汚物にまみれ汚れますが、それでも屈しません。
が、水牢からでたあとの汚物で汚れた体を清められることなく
海賊王子の陵辱を受けます。

それまで決して折れることのなかった元王子が
痛みと羞恥と快楽の恐怖により泣きじゃくり、
大嫌いな海賊王子に縋りつく様はまさに絶品・・・。

媚薬により一時快楽に身をゆだね、
しばしアマアマな感じになりますが、
正気に戻るとやんちゃ猫に元通り。
海賊王子に惹かれ始めているという事実に
目をそむけているところで・・・続く!

2

結局は甘~い感じ

世界観は中世のような、でも古代のような、ミックスされたファンタジー。
帝国という絶対的な力が世界を統一すべく、小国を次々と属国として征服し統治していく。
主人公ルビーローズ王子の国も帝国に制圧されます。
蝶よ花よ、で育った美しいルビーは、己の無力も知らずプライドだけで立ち向かおうとするも、帝国に雇われた傭兵の王子アリに無様に負けてしまう。
無血開城の降伏で、ルビーの国は戦火に会うことなく滅び、アリ王子の報奨金がわりにルビーはマリーナ王国(海賊王国)へと連れて行かれる。

マリーナへの岐路は船旅で、閉じ込められた船内で、ルビーはアリによって数々の恥辱を味わう事になります。
プライドの高いルビーは、決してアリに屈しない…という決意だけで生き延びているのですが、その意固地さがアリの加虐心を煽り、水牢に閉じ込めたり、付き人の目の前でレイプしたり、媚薬を使ってセックスしたり…。
まぁ、結局はセックスの快感には勝てない訳ですが、薬を使われているとは言えルビーはアリにメロメロに、アリもルビーにどっぷりで…、といった具合に甘々なHシーンが多いです。

お互いの逞しさと美しさに惚れあってる、て感じでしょうか…?
「いやいや」言っててセックスで淫らになるルビーと、攻めたてて甘い返事を求めるアリ。
見ようによっては「バカップル」なのかもしれない…、でも私は好きです♪

4

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