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表題作お兄様のいじわるな束縛

北川真路・陽斗の兄の親友
木原陽斗・大学生

あらすじ

天使のように純粋な木原陽斗は、兄のことが大好きなブラコンぎみの大学生。
空き時間には兄が経営する喫茶店を手伝っていた陽斗だけど、ある日店の客に一目惚れしてしまう。
野性的で整った容姿、優美な笑顔…。
優しい年上の男にめっぽう弱い陽斗はもうドキドキしっぱなし。
でもその客の正体は、兄の長年の親友で幼い頃に陽斗をいじめまくっていた大嫌いな北川真路だった!?昔自分をイジメて泣かせていた真路に最初は警戒していた陽斗ですが「もう泣かさないから」と甘く囁かれて…。
ちょっと歪んだ(!?)初恋+再会物語。

作品情報

作品名
お兄様のいじわるな束縛
著者
水城薫 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784044466145
2.5

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萌々

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(1)

中立

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趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

おバカな計画にニマニマww

体力あり余る20代後半の男が3年間の禁欲生活。
女とっかえひっかえのだらしない生活をしていた人がですよ~!?
しかも、その恋する相手とは友達(悠斗)の弟(陽斗)で、
自分より10才下ときたもんだ!
さらには、両親を交通事故で失った小学2年生の陽斗を俺にくれないか?
だなんて...
いやぁ~夢見るBLストーリーにプププと笑いつつ、
悠斗との約束を破って、子供じみた計画練って陽斗を抱くあたり
ニヤニヤしちゃいました♪

真路本人にしたら完ペキなシナリオだったのかもしれないけど、
子供じみたその小細工がかわいいんです★
コーヒーわざとこぼして陽斗にお風呂をうながしたり、
逃げ出さないよう脱いだ服を即洗濯機に放り込んだり、
そんなおバカないじわるする一方で、
コーヒーの温度をやけどしない程度に冷ましてあったり、
バスルームが寒くないように暖房入れてたり、
ちょっとした愛情も垣間見えて、無理矢理抱いてるわりには
憎めないキャラです。
唯一カッコイイセリフが、『俺の腕の中に堕ちてくるんだな』
これにはうっかり萌えちゃいましたww

陽斗はまぁ...よくいるカン違い、はやとちりキャラで、
悠斗と真路が付き合ってると思ったり、
真路が自分を抱いたのは嫌がらせのだめだと落ち込んだり...
2回目に抱かれた時は真路から明らかに甘い言葉を囁かれても
まだカン違いしたまま。
真路といい、陽斗といい、ホントバカップルです。

悠斗はキレイな顔に穏やかなしゃべり方の裏でSっぷりもちらほら...
弟離れできない溺愛っぷりだけど、
なんだかんだで真路に協力的なとこはかわいいお兄さんです。

快楽に流されて好きになっちゃった?ってありがちなパターンですが、
全体的におバカ感漂う甘々な展開で、さらっと読めて面白かったです♪

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なんかうだうだ

タイトル見た時はてっきり兄弟モノかと思ってたんですが(自分、大の兄弟モノスキーなので)違ってました。
兄ではなく、兄の友人との話だったです。

陽斗〔受〕は10歳年上の兄と2人で暮らしており、兄は喫茶店経営、陽斗は大学に行きつつその手伝いをしています。
そんな陽斗の前に、兄の親友だった真路〔攻〕が久しぶりに現れます。

真路は昔から陽斗の事が好きだったんですが、ブラコン気味の兄に陽斗を好きならと幾つかの条件を出されていたんですね。
その1つに陽斗が20歳前に好きと言ってもらうという条件があったりします。
そして真路は陽斗に色々アプローチをするんですが、それがことごとく誤解されてしまいなかなか上手く行きません。

うーん、陽斗と兄と真路との感情が誤解やら何やらで交差する所が多分面白いんだと思うんだけど、自分的にはなにこいつらうだうだやってんだか、っていう印象しかなかったです。うだうだ。

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