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表題作執事は危険な愛を好む

執事(ボディーガード)・ジャック・保泉
莫大な財産をもうすぐ相続する霧人・クリスティアン・

あらすじ

半月後の誕生日に、寝たきりの祖父から全ての資産を受け継ぐ繊細な美貌の霧人は、一年前の事故で過去の記憶を失っていた。
サナトリウムで毎日を鬱々と過ごしている霧人は、気分転換にと別荘を訪れることにした。
心配した祖父が一流の執事を手配してくれたが、現れたのはボディーガードを生業とする無骨そうな男。
驚いた霧人は追い返そうとするが、ジャックと名乗るその男は財産を狙う者がいるだろうから、お前を守るために俺を雇えと言い出して―。

作品情報

作品名
執事は危険な愛を好む
著者
水月真兎 
イラスト
朝南かつみ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344812475
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

バイオレンスな記憶喪失もの

1冊すべて表題作です。

記憶喪失の霧人(受け)が主人公です。大富豪である祖父の財産を受け継ぐため、親戚たちに命を狙われています。ボディガードのジャック(攻め)と相手の攻撃をかわしながら、記憶を取り戻そうとするストーリーです。

銃の使い方が上手かったり、部屋の様子を覚えていたりと自分は本当に孫の霧人なのか疑わしい展開になり読み応えがありました。さらにミステリ好きな自分は、ジャックが本当に味方なのかどんでん返しがあるかもと疑っていたので、もっとドキドキしてました。

主人公は霧人と日本名ですが、舞台は外国なので、周囲は外国名ばかりです。とはいえ、カタカナが苦手な自分でもそう辛くない、覚えやすいネーミングで読みやすかったです。朝南かつみ先生のイラストがまた雰囲気にぴったりで、ジャックの登場場面とか素敵でした。

ただ、ジャックの設定が…。すでに離婚しているとはいえ、元妻は上司で今でも頭が上がらず(しかも職場は同じ)、二人の間に娘もいるというのが、過去の話とはいえ、自分の中でなかなか消化しきれなかったです。

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