獣の妻乞い

kemono no tsumagoi

獣の妻乞い
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神36
  • 萌×213
  • 萌15
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
22
得点
279
評価数
68件
平均
4.2 / 5
神率
52.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344812000

あらすじ

通り魔に襲われた高校生の由原尚季は、狩野飛月という男に助けられる。
強引な手口により、飛月と一緒に暮らすことになった尚季は、凶暴そうな見た目に反し、無邪気で優しい男に急速に惹かれていく。
だが、仕事に行くたび尋常さを失う飛月に、尚季は昼夜を問わず、荒々しく抱かれるようになる。
次第に獣じみていく飛月の異変に不安を覚える尚季は、彼が凶悪犯罪者を抹殺するため、秘密裏に造られた「猟獣」だと知り―。

表題作獣の妻乞い

狩野飛月 猟狼
由原尚季 高校生

評価・レビューする

レビュー投稿数22

獣カン

すごく評価の高い作品なので読みました。結構前なのでちょっと記憶が曖昧。。

組織のために使役する攻めの飛月。日本の法的機関が秘密裏に犯罪者を処刑するために開発された、人狼です。人でも狼でもなく、不安定なアイデンティティに悩みながら、運命から逃れられずにいるが、かけがえのない人、尚季に会い、その人と生きることを糧に仕事を続ける。
結ばれるには逃亡しかないかと思えたが、ハッピーエンドへ。

法治国家で、公的機関が暗殺というシステムが馴染めませんね。シリアスなストーリー重視の方にはすっきりしない部分も多いでしょう。しかし、そちらは焦点ではなく、宿命に苦しみながらも幸せを見つける飛月の物語として読めました。なかなか読み応えがありましたが、全体に重苦しいです。


最後と思って交わった森の中のクライマックスシーンは圧巻。そこにたどり着くためにあったような物語でした。また、そのシーンに登場した別カプのスピンオフが「獣の月隠り」。銀色狼がどのような活躍を見せてくれるのか?
期待です。

1

ファンタジー好きだしモフ好きだけど

なぜか萌えず。なぜだ・・・
ほったらかしにしている受けさんの父親にムカ ってしたとかいう
すげー常識的なところにひっぱられたのかな。
舞台が日本だし、近未来だし
だからファンタジーといっても 
そんなに世界観に引き込まれなかったのかも。
最後のところも、そんなん二人とも抹殺でしょ と思うわけ。
で都合よく助かったりしてしまって、うーん そこが致命的かも。
もうちょっと別の理由があったらまだもうちょっと評価できたかも
しんない。
日本舞台ファンタジーはだめだ と自分で気づいた一冊でした。

1

獣姦モノ!(;゚∀゚)

BL小説を乱読しているとたまに出会う獣姦モノです。結構がっつりヤッてるので地雷な方は要注意かと…。そういえばコミックでは獣姦モノってそんなに無い気がするなぁ。やはりビジュアル的にタブー感が強いからかしら。

舞台は、死刑制度が廃止された近未来の日本。政府が秘密裏に世に放った猟獣という存在――凶悪犯罪者を抹殺するために造られた生命体である飛月と、彼と出会い、これまで気づかなかった孤独を自覚して急激に飛月に惹かれていく尚季の物語です。

これまで読んだことのあるケモミミBLでは断トツに血生臭くて切ない展開の作品でした。どうしようもない種族の壁とそれにより生まれる二人の葛藤がちゃんと描かれていて、世界観に破綻がないのが良かったです。実相寺紫子さんのイラストも迫力があって素敵でした。

2

感情移入ゼロでした

「ファンタジーである」という旨を頭に置いて読みました。
ファンタジーが苦手だからです。

…やっぱり読まなければ良かった。
個人的には、最後までまったく感情移入できませんでした。

まず2人の出逢い。
(人間としての出逢いなので正しくは再会でしょうか)。
これがもうダメでした。
唐突に現れた不審者になぜ心を許していくのか。
結果、どうして同居までするのか。
非常識が過ぎて、
受けが攻めに惹かれていく理由がまったくわかりません。
もうここで受けに白けてしまい、
そのままラストまで冷めた目で読んでしまいました。

「通り魔に刺された」というのに、病院へ行かない。
警察へも行かない。
その理由が緩くて理解できない。
必然も感じられない。
顔の血を拭くためにハンカチを唾液で濡らすとか、
いやいや、それ以前の問題です。
そのハンカチを舐める攻めにもドン引きでした。

トンデモ設定なのだ、これがファンタジーなのだ、と
自分に言い聞かせながら我慢して読んだけれど、
「死刑が廃止されたけれど犯罪者を秘密裡に葬るには」=「狼と人間のキメラを作ればいいじ続きゃない」というアイディアがもう無理でした。
他にいくらでもあるだろう。どうしてそうなる。
なので、「猟獣」たちの寿命が短いという点や、
獣の姿のまま人間の形をとれなくなるという運命に、
何の共感も覚えませんでした。
むしろラストに向けてどんどん気持ちが冷めてしまい、
「組織」との対決は1周して笑えました。
ここまでご都合主義だと清々しいです。

獣姦シーンは初めてでしたが、
エロ自体は良かったです。
ただし、繰り返しですが、受けにも攻めにも感情移入できていないため
萌えはありませんでした。

ファンタジーがお好きな方には、
大いに楽しめる作品のようですので、
あくまでも自分に合わなかったという事だと思います。

私にピュアさが足りないのだろうか…





3

せ、せつない・・

もふもふ系という部分に惹かれて読んでみました。(獣姦に、ではない)

軽い気持ちで読んだら、二人とも健気で切なくて、持っていかれました!

家族の縁が薄い尚季と、猟獣として道具のように利用される飛月。淋しい境遇の二人が必死に貫こうとする純愛が切なくて切なくて。
獣姦を書きたかった沙野さんが周到に用意したのがこの展開で、そっちにがっつり気持ちを持っていかれてしまい、獣姦?いいんじゃないの?二人が幸せになれれば!と、まんまと思惑に乗せられてしまいました。

ケモノっぽい飛月の行動もなかなかにおいしく、タオル咥えて…のシーンは絶品でございました。

テンポがよいので、二段組みのボリュームもむしろ満足。イラストも秀逸で、どこにも突っ込むところがないという秀作。
私は大満足でした。獣姦はどっちでもいいけど、それを成立させるためにこんな濃いお話を書いてくれるのなら、ウェルカムです!

2

萌えたけど痛そう

沙野先生の本は初めてです。
前から気になっていた先生だったんですが、あまり手を出していませんでした。今回狼と妻というワードに惹かれ購入しました。

みなさんがレビューで書いてた通り、現代でファンタジーで獣姦ものでした。
愛のある作品なんでしょうが、普段甘ったるい作品ばかりを好んで読むので、少し暗い印象をうけました。

二人に立ちはだかる障害を乗り越えて行き、最後にはちゃんと救いがあり、読んだ後は暗くならずに済みましたが、攻めが身体に傷や怪我を負う描写が痛そうで、二人の愛に集中出来なかったので、また後でゆっくり読みたいです。
愛で障害を乗り越えていく素敵なお話でした。

0

激しい純愛。

沙野さん初読みです。
基本的な作風そのものが私の好みとかけ離れていますので、これ読むまでご縁がありませんでした(故意に避けてました)。

こちらが、私にとっての『初獣姦』でした。この作品についての情報は、軽~く見てみた限りでも何よりもまず『獣姦』が出てくるんですよね。

読む前からわかっていたのと、そもそも個人的にはタブーでさえないので(だからって好みでもまったく!ないけど)『獣姦って珍しいよね』ってくらいでしたし、結果的にもまったく引っかかることもなくすんなり読めました。別に嫌悪感を覚えることもなかった。

あくまでも個人的な感覚ですが、私がものすごく苦手な『無理矢理』や『リバ』に比べたら、(この作品の。他は知らないので)獣姦なんて『Hのバリエーションのひとつ』程度でした。←もちろん『愛ある(同意の上での)獣姦』だという前提ではということですけどね。

ただ、これはホントに好みが分かれるところだと思うので、ダメな方はきっとダメなんでしょう。

私にとっては『獣姦』は単なるストーリーの流れに沿ったひとつのエピソードでしかなかったんですよ。それよりも、この作品に続き感じたのは『純愛』です。

実は、有名な作品なので気にはなっていたんですが、あらすじ(と『獣姦』)からもっと痛くてダークなストーリーを予想してたんです。
なので、読むまでにかなりの勇気を要しました。

でも、とにかく人外ファンタジーが大好きなので、きっかけがあって思い切って読んでみました。
そうしたら、前述の通り『純愛』だったんですよね。

ストーリーは荒唐無稽ですが、私はBLにリアリティなんて別にいらないとさえ思ってるくらいですので、そこはまったく問題ないんですよ。『嘘・フィクション』だと承知の上で、その世界観に浸らせてくれたらそれでいいんです。

終盤は、ハイスピードで破滅へと転がっていく感じで文字通りハラハラしました。
とにかく沙野さん初読みだったので、経験上の『この作家さんなら大丈夫(何があってもハッピーエンド!)』というのがなく『まさか・・・バッドもありの作家さんじゃあるまいな!?』と無駄にヤキモキしてしまいましたよ。

ラストの解決がご都合主義とも取れますが、たとえ一応でも『ハッピーエンド』に持って行ってくれただけでもういいんです。

到底『手放しの幸せ(このまま幸せな未来が続いていく)』とは言えないけど、この設定・展開ではこれがギリギリだと思うし、綺麗に纏めてあると思います。

たぶん、この設定なら『バッドエンド』せいぜい『曖昧エンド』の方がしっくりくるんでしょうが、(私は!)たとえ強引でも力技でも『ハッピーエンド』だからこそよかったと思っています。
個人的に『ハッピーエンド』がBL読む上での最低条件なんですよね。

好みかと言われたらハッキリと違うんですが、それでも決して悪くはないんです。『ラブ』はよかったんですよ。ただ、個人的にH方面の描写は別に求めていないので、こんなにいらなかったな~と。
少なくとも、読まなきゃよかったとは感じませんでした。まあ、再読はしませんが。

あとは、イラストがとても綺麗で素敵でした。

5

ひたすら飛月が可哀想で切ない

高評価の作品なので、心苦しいのですが、うちには犬がいるもので、こういうお話はやっぱりダメでした。
悲しいとか泣いちゃうとかではないのですが、気持ちが激しく上下すると言いますか。


受けの尚季は幼い頃に母を亡くし、高校生となった今は父が海外赴任で一人暮らし。

攻めの飛月は尚季にまとわりつく不思議で一途な青年。


父親が仕事で留守がちだった子供時代。
そんな尚季の淋しい心を救っていたのは、飼い犬のクロタでした。
が、クロタは人間の暴力で命を落としてしまいます(この時点ではやくも投げ出したくなりました…)。
その後、傷心の尚季の前に怪我を負った子犬が現れ、その子犬を助けたことで尚季の運命が変わります。

犬たちが立て続けに自分の側から消えてしまったせいで、決して大切なものを作らないよう、人に対して目に見えない壁を張り巡らせてきた尚季。
そんな尚季の前に現れた、なぜか自分を慕う飛月。

尚季が始め飛月に対してかなり頑なです。
読み手側からは飛月の正体が丸わかりなせいで、どうしても飛月視点で見てしまい、飛月が可哀想なんですよね。
そのせいなのか、あまり続き尚季が可愛く思えませんでした(苦笑

飛月は救いがないなあと思うほど悲しい宿命で、わたしは今はこういう悲しい宿命みたいなものが苦手なことが多いんですよね。
沙野さんの作品は昔は読めたのですが、今の自分には合わないようで…
夜光花さんの『凍る月シリーズ』と設定が似ているのですが、そっちが大丈夫なのは、獣側が飛月のようなヘタレわんこ系でないせいでしょうかね。
飛月はひたすら可哀想になってしまうんです。
こういうこともあるんですねえ。

ちなみに獣姦度はこの作品(妻乞い)の方がかなり高めです。
タオル舐めたりとかは、まさに獣!

1

(獣の妻乞い)(獣の月隠り)是非とも読んでみて下さいませ!

ハードな場面も多々ありますけど、ガッツリと納得いくお話しです!!
沙野先生は、作者買いの御方です。重くても、救いも味わいもある作品ばかりなので、大好きです。そろそろ、ここいらで(メテオラバーズ)みたいな、ぶっ飛んだ夢を追いかけるお話し、また読んでみたいです(^з^)-☆

1

精悍な狼の いたいけな愛

獣姦ものというよりは、人外ファンタジーで純愛もの。
件のシーンに関しては、物語の展開上必然もあって別にグロくないし、
むしろ心打たれるシーンになっている。

舞台は近未来、法律で死刑執行が禁止され、刑務所には受刑者が溢れ、
結果短い期間で出所して再び罪を犯す凶悪犯罪者達。
彼らを極秘裏に処刑し、治安維持する為に生み出された狼と人とのハイブリッド「猟獣」。


幼獣の頃助けてもらった尚季を慕い続ける、「猟獣」飛月。
ようやく8年越しの想いを叶えて、再び尚季の前に現れた彼は
見かけは精悍な大型獣なのだけれど、中身はチビ狼w!
一途にひたすらに尚季を求めます。

変化を繰り返す中で、堕ちる(人型に戻れなくなる)日が近づいていく飛月。
何が起きているか真実はわからないながらも、不安が募る尚季。
強く思い合い求め合い、違う種だと分かっていても共に生きて死にたいと願う二人。

尚季がハンカチを濡らそうとつけた唾液を、怪我をした飛月が啜るシーン。
タオルについた尚季の精液を舐めながら、飛月が自慰をするシーン。
どちらも、すごくエロティックなシーンでした。

続き
森の中でのシーンが圧巻だっただけに、その後のオチというか収拾のつけかたが甘いのが残念。
(秘密組織がそんな簡単な訳ないでしょ?!と思ったよw)
結末としては、とりあえず共に生きられるようにはなったものの
今後予断を許さない状況での、不穏さを残した暫定ハッピーエンドという感じでした。


個人的には、脇役だった月貴と睦月が好き。
後書き代わりのSSがこの二人の話なんですが、キュンときました。
と思ったら、スピンオフがあるらしい…ということで、いざっ!


※追記
 どうでもいいんですが、ハイブリッドの語源はラテン語のHybrida=イノブタらしい。
 更にどうでもいいんだけれど、こういうモフモフ物で私がくふふ~と思うのは
 獣→人に変身した後の全裸のシーン。うん、ほほえましくて好きです。
 で、この話でおかしかったのは、服を引き裂いて獣化したりはなくて
 ちゃんと脱いだ服を畳んでいたり、鞄に詰めていたりするところ。流石公務員?
 それから、感動的な奇跡に関して、月貴と睦月が二人して
 セロトニンがどうのって解説しているところも妙におかしかった。

7

なに…?獣姦だ…と…?でもハンカチのご用意を!

蛇恋シリーズでもブットビ展開に度胆を抜かれましたが…。
思うに、沙野先生のスゴいところはタブーに近い挑戦をしながら、
エロスとともに誰かを強く思う気持ちをきっちり書きだすバランスの良さです。

序盤は正直、単なる人外系ファンタジーのもふもふテンプレかと思いましたよ。
しかし、そこから徐々にダークな世界が映し出されます。

犯罪率が高まり、凶悪犯罪者が闊歩する近未来。
孤独な少年・尚季は、通り魔に殺されそうになったところを謎の青年・飛月に助けられます。そこから飛月のなかば強引なアタックにより、二人は同居するようになりますが、
飛月の正体は、かつて尚季が助けた手負いの黒犬だった…。
しかも極秘の国家プロジェクトとして作られた「猟獣」のトップ。
凶悪犯罪者を秘密裏に始末していく役目を負わされた人と狼の遺伝子混合体が「猟獣」なのですが、人と狼の変化を繰り返すうち、人に戻れなくなる運命でもあります。

その運命を知ってか、飛月は尚季を激しく求めますが、
殺戮を繰り返しつつ怪我を負う飛月はついに人の姿に戻れなくなります。

狼の姿のまま、尚季と激しいセックス(=交尾続き)をするシーンは、
ヒリヒリと焼け付くようなタブーを感じますが、決して暴力的ではありません。
それどころか、セックスのあとに尚季が狼の飛月を縊り殺そうとするくだりは
涙ナシには読めません。

人獣系の悲恋ストーリーは人と豹の変化体「キャット・ピープル」や
人とハエの混合体を主人公にすえた「ザ・フライ」など
80年代の映画にもたびたび出ていますが、その文脈に近いでしょう。
ただ、これらと違う新しさとして、「猟獣」があくまで社会的な都合で作られた産物であり、猟獣には積極的に人を殺める意志はないこと、そして最後は人として生きる決意をすることがあげられるでしょう。
(「キャット・ピープル」は血統的な宿命だし、「ザ・フライ」は偶然の産物)
なにやら、そこにメッセージ性を感じるのはワタクシだけか?
なにかと物騒な世の中、しかもクローン技術などバイオ的な技術が空想物語でなくなってきている今日とあっては、本作品の背景に妙なリアリティがありますね…。

5

狼の嫁さん

ぶっとんでいて 面白かった。
ファンタジーです。
皆様もおっしゃってる通り 狼とSEXやっちゃう話。
すらすら読めました。
むしろ もっと増やして欲しかった。
犬(狼)かわいいです。
ホロリとする所も満載です。
私が激萌えした場面は 「精液タオルを舐めながら 自分で催す所」です。
犬(狼)。 まさに 犬(狼)。
かまってちゃんですよ!
狼の謎がたくさんあり 事件も起こり なぜに受けに執着するのかが
終わりまでわからない仕組みになっています。
モフモフを堪能。



2

二人の愛が起こした奇蹟

良かった!もう言葉で言い表せないくらい良かったです!
今まで読んだ沙野さんの作品は自分の中で高評価なものがほとんど。その中でもこの「獣の妻乞い」はダントツです!
沙野さんが素晴らしい作家さんであることを再認識しました。

萌えるシーンが山ほどありすぎて全部書き出すことは不可能!もう始終萌えていたと思って頂ければ(笑)
皆さんのレビュー同様、飛月が尚季の精液がついたタオルをしゃぶりながら自慰をするシーンはイチ押しです。
あと、更に私のツボだったのはお互いが初めて同士でのエッチです。というか飛月が尚季以外とはしない、という気持ちを持っていたのがすごく嬉しい。
中に出す時に切羽詰まってる飛月の台詞に萌え滾りました。

両想いになって幸せな二人ですがそれも長くは続きません。日に日に自我を保てなくなっていく飛月。獣医の与野に促され尚季を傷つける存在になる前に離れることを決意し、尚季の前から姿を消します。
もう切なくて!このあたりから私の涙線が危険な状態に。

尚季は野犬の情報を元に辿り着いた場所で立派な森林狼と遭遇します。一目でそれが飛月だと分かった尚季はそこで飛月と生活続きを始めます。
完全なる狼の姿ですが飛月は自我を失っていないのです。尚季に感謝をされると尻尾を振って喜ぶ飛月が可愛すぎる。
怪我をした尚季の為に食べ物を調達したり、人間に深手を負わされながらも鎮痛剤を持ってきたり…このへんずっと泣いてました。

野犬に尚季が襲われるシーンからの盛り上がりが物凄いです。尚季の飛月への深い愛に感動。野犬にあちこち噛まれ満身創痍になりながらも、飛月を抱きながら最期を迎えようとする尚季の姿に涙が止まりませんでした。
月貴と睦月により危機を救われますが、この先に待っているのは残酷な未来を知らされることに。ここで尚季はある決断をします。

そして本作品最大の山場、獣姦シーンです。口絵を見てからこのシーンをどれほど心待ちにしていたか。肉体的にはすごく痛そうなんだけど、それでも尚季が幸せを感じているのがすごく伝わってきます。
そして二人の愛が奇蹟を起こします。恥ずかしい表現ですが読んだ方には分かって頂けるかと思います。本当に感動しました。

ラストも良かった。結局の所、飛月がいつ堕ちてしまうかは分からない状態なんですよね。そんな日が来るまで寄り添いながら生きていくのだろう二人の未来に幸あれ。

あとがき後は月貴と睦月。こっちもなんて切ないんだろう…!早く月隠りも読まないと。

読後すぐで興奮が止まない状態でした。長すぎる感想申し訳ございません!

8

神聖、な?

このキーワードを検索してしまった動機がいまでも謎なのですが(笑)、読めてよかった、というか、すなおに、良いBL小説に出会えたなあ、という感想です。

個人的にいちばんえろく感じたのは、ここのレビューでも何度か挙げられている、いっしょにシャワーした時のえち(おさわり)シーン。
やっぱりなんといっても、尚季が出したものをすするのはえろすぎます…っ。
読み進めていってそのシーンに遭遇した時もうわあああってなりましたが、読み終えた後も、ふとその描写を思い返してはばったんばったんするくらいに悶え萌えております。
がっつく攻めって好きなんですが、がっつき方がこんなに獣だと、ますます良いですね…!(きらきら)

そして、問題?の狼さんとのシーンも、主人公の尚季がそれを望む心境がひしひしと伝わってくるというか、命のぎりぎりの場所で行っていることでもあるので、神聖な行為っていう印象がつよかったです。

理性ぶっとばすえろえっちってより、切なくも愛しい性行為っていう感じ?かな?
とはいえ飛月(狼さん)の身体構造はしっかり獣のそれなので、そういうあれこれを尚季はしっかり味わっちゃうわけで続きすが。
このジャンルって2、3しか読んだことないんですが、それらぜんぶで身体構造的なあれこれはふまえられてたので、こういうのが王道なのかなあと思います。(あいまいな言い方ですみません…;ちゃんと説明しようとすると、ものすごい単語を乱発することに…!;)

本編の後半ずっと、「え、そうくるの、どうなるの、うああああ」って息も絶え絶えに駆け抜けた後、巻末のショートストーリーでものすごいきゅんきゅんきて、それからもう一度ここのレビューをじっくり読み直しに来てみたら、うああ知りませんでした、巻末の2人は続編が出てるんですね><。
わりと世界観が濃いので、続けては読めませんが、続編も読んでみたいと思います。

巻末の2人もですが、飛月の背負っている宿命もかなりしんどくて、後半は特にその切なさにぐわんぐわんと揺らされまくりでした。
そんな中でも、尚季がまっすぐに飛月のことだけを考えていて、心根の強さというか、芯の強さをずっとみせてくれていたので、辿り着いた結末にはほんとうに安堵しました。

狼さんとのあれこれに根本的な拒否反応がなくて、なおかつ、「自分で運命を切り拓こうと行動する受け」を読みたい、という方におすすめしたいです。

4

マイベスト獣姦BL

獣姦ものにおいて外せない要素といえば、獣の姿と人間の姿、両方でのエロシーンがあること。
(だと個人的には思っている)
その点、この作品には獣姦萌えの自分を黙らせるに相応しい、激濃の獣姦シーンがたっぷり詰まっていました。
だいたいが、口絵からしてトバしてます。いきなりクライマックス。
細々した説明はしないので、獣姦好きにはぜひ読んで欲しいですね。
攻の猟獣・飛月の言動や思考はまさにワンコという感じで、精悍で大きいなりして中身はひたすら一途で、必死に受の愛情を得ようとするさまが可愛くて、大いにギャップ萌えしました。

元々沙野さんの作品はどれも大好きですが、今回は本文二段組ということで、沙野作品特有の薄暗くどこか刹那的で排他的な世界観をたっぷり堪能することができました。
沙野作品は、たいがいにおいて設定が濃い。そしてエロシーンも激濃。
この作品も冷静に考えればトンデモ設定なんですが、ご都合主義もするっと受け入れさせられるというか、なんか強引な説得力があるんですよね(笑)
挿絵があまり好みでないので読むのを躊躇してたんですが、物語性や萌え要素ぎゅうぎゅう感により、ずっと取続きっておきたいお気に入りの一冊になりました。
この作品のスピンオフ作「獣の月隠り」も読みましたが、そちらは獣同士カプ。本作「獣の妻乞い」の獣×人間カプのほうがより禁忌感が高いので、私はこちらのほうが断然好きです。
マイ殿堂入り決定です。

5

God bless you.

凄く素敵な獣姦でした。
萌えメーターがはちきれそうだぜ。面白かったぁああ!

飛月がもう本当にピュアで野生的で可愛い!
そんな彼からストレートに愛情をぶつけられ戸惑いながらも徐々に受け入れていく尚季も可愛い!
発情期に入り葛藤するシーンは最高です。

そんなことを言われても困っちゃう驚きの展開ではありますが、不思議と受け入れられる気持ちです。妙に現実性があるからでしょうか。
これは盛り上がざるをえない、という内容でした。とても満足。

飛月と尚季、双方向からの視点で進む物語。
さりげないエピソードでキャラ立てるのが上手い。

飛月が人間性を失い、行動がだんだん夢と熱に浮かされたようになり獣に近づいていくさまは妙な迫力があった。

飛月視点は刻一刻とその時が近付いているのを感じさせるので切なく、彼が感じていた不安、獣に取り込まれているんだという危険信号……最初からこうなるだろうと理解していたはずなのに、そんなものが実在の危機として襲いかかってくるくだりは心臓が止まりそうな勢いで読んでいました。

終盤、猟獣から解放され幸せに満ち溢れた日常の中で、それでも続き必ずいつかは堕ちる日がくると示唆する描写は切ないです。

5

獣姦!

BL系でないエロ小説で獣姦のすさまじい描写に、思わず顔をゆがめた記憶がありますが、今回、いたいけ(?)な少年と人狼の獣姦が登場にちょいビビりながら、興味半分持ちながら、、、
でも全然安心でした。
グロくなかったし、愛にあふれていたから~♪

ということで、秘密の研究所で作られて飼育され、政府の秘密の任務を遂行する組織に飼われている「猟獣」と呼ばれる人狼達。
そこでは、弱い者は淘汰され強い者だけが生き残る厳しいシステムが。
一度脱落し、廃棄されるところを逃げ出して人間の少年に保護された、当時見た目黒い犬の姿をしていた飛月が、その少年・尚季に再会して自分のモノにしたい一心で精進して、見事自由のきくアルファというトップになり、尚季に会いにいくことから始まります。

この飛月が野生の獣です!
でも我慢して、皆さんが書かれているように、尚季が射精したタオルを飛月が吸っているところが、、、ハァハァですよーーーーwww
こんな雄、この作品しかお目にかかれませんから。
狼といえど、犬科なんで、その姿はワンコ、ちょっと突っ走ったでも尻尾ぶんぶん振ってるワンコですからv
最初怪しい続き人だった飛月に、警戒する尚季でしたが、色々なエピソードがかさなり、じょじょにそれは愛をはぐくむように!
ラスト、人間に戻れなくなった飛月を愛の力で尚季が人間に戻すのは圧巻のシーンでしょう。
そこに獣姦が登場するわけですww

色々複雑なものが存在するのですが余りのネタバレになるので触れません。
滑稽で、とんでもない設定だとは思いますが、上手くそれらが融合されて見せてくれる小説になっておりました。
作中で登場する飛月の仲間の月貴と睦月。
彼等にも作中触れられていますが、こちらは猟獣同士であるだけに切ない!!
続編『獣の月隠り』にて彼等が主人公の本となっております。
彼等に幸あれ、と願わずにいられない、この組み合わせとストーリーでした。

4

大真面目

真面目に考えると笑ってしまうようなトンデモ設定なんですが、大真面目にやってるので、それを楽しめる人にはいいと思います。

1

何という羞恥本

ひい本当に獣姦だなんて。
かなりの犬好きの私としては変な羞恥プレイでした。。

飼い主の唾液まみれのハンカチを必死で舐めちゃうとか、
自分の物だと思ったもの(この場合精液付いたタオルデシタガ)を取ろうとすると唸るとことか、
ああ、犬ってこういうことするよね。とリアルな犬っぷりが変に恥ずかしかった//

ストーリーは獣の獰猛さと人間の間で苦悩している飛月が、心を殺し寿命を縮めてまで尚季と共に在りたいとする愛の行方。
小さい頃の尚季との温かな思い出だけを胸に抱き、文字通り生きることに必死な彼が、痛々しくも美しい。
イラスト自体何の感慨もなくぱらぱら見ていたけど、自分の限界を目前にした飛月の悲痛な面持ちの挿絵が・・・!
前言撤回するほど素晴らしかった。


獣っぷりが出ても割と普通の人×人のHシーンで安心してたものの、しかし最後の方で獣姦が出てきて、私じっくり読めなかったですがな!
苦手とかそういう問題ではなく、自分の犬のこととか。。そういうことが過り、見てはいけない気持ちになってしまいましたよ。
実際の犬とフィクションの犬を別個として見ることができなかったです続きようおうおうおう。。
じっくり読みたいなら獣姦は避けるべきだと、私は自分の中で新発見致しました。


今気づいたけど、犬じゃなくて狼デシタ!

3

まさに狼。

獣姦モノですヾ(*´▽`*)ウヒョw
巷でうわさになっていた「獣姦」という言葉に惹かれて購入したこの作品。読むのが凄く楽しみだったんですが、かなり放置してました(笑

簡単なあらすじとしては、昔、怪我をしていた真っ黒な犬がいたんです。手当てをして、自分意だけは凄く懐いて。
可愛くて、大事にしてたのに、ある日突然いなくなった。
少し前に、可愛がっていた、別の黒い犬を高校生(だっけ?)に殴り殺されていてですね、ショックのあまり、もう信じられなくなってしまったんです。
それから数年。一人の男が目の前に現れます。
大柄で黒髪の男。彼は、自分のことを、かなり前から知っている様子。そして、何かにつけてくっついてくる。
始めは警戒の色を強くしていた尚季だが・・・・
というところでしょうか。

元が、狼なので、犬なので、嬉しさを身体で表現するというか、仕草が凄く可愛かった。「子犬みたいに」の表現にキュンときました。「あまったれ」っていう単語好き。
エロ度もなかなかです。要所要所に、コユイ、エロがちりばめられておりましてですね。良いです。

メインの獣強シーンww
ちゃんと続き狼×高校生してましたよ。
ワンコと・・・・wwハァハァwww
獣の姿で~なBLっていうのもメッタにないと思います。
これからこのジャンルが確立されたらいいのに。
・・と、私は思うんですが、あんまり受容がないのかな。

最後、月貴と陸月の話が実は、本編よりきゅんと来たのは秘密

4

きたきたきたきたーーーー!!

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ)
一部では有名なこの作品。なにがきたってこの表紙に「獣の妻乞い」とくれば一目瞭然だとは思いますが、アレですアレ、獣姦ですよーーー!ひゃあーー交尾!
どうしましょうねっ?(テンションは成層圏の彼方へ…)
なにより重要なのは、愛がこぼれんばかりに詰まっていることです。
だから安心(?)して読めますよ!ニコニコ。
あとがきによると商業ベースにのせるはやはり難しかったようで、このテーマ実現に2年かかったとのこと。沙野さんとリンクスさんの開拓精神に感謝の言葉を捧げます。
そして沙野さんに続く猛者が現れることを願います………………誰か書いてください。

うっかり獣姦の話題だけで終わるところでした。
攻めの飛月は狼と人間二つの姿を持つのですが、古来より密かに息づいてきた一族とかではありません。
ネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが事態はとても深刻です。
尚季と過ごすことだけを支えに生きてきた飛月と、強烈な愛情に惑いながらも応えようとする尚季。
ファンタジーにはやはり一途な愛が似合います。生死を賭けた愛。
ちょっと気になる点続きはあれど、二人の愛に、甘めですがMAX萌です。

「苦手な方にも許容してもらえる獣姦を」と沙野さんが目指した通りの個人的には満足
のできばえだと思いますが、未体験の方はそのへん判断するためにもぜひぜひ読んでみてください!

~独り言~
私一押しのシーン↓
尚季の精液がかかったタオルを味わいながら、尚季の目の前で自慰する飛月。
鼻血吹きそうでした。
沙野さんをえろプロフェッサーと呼ぼう。笑

6

すごいっ

狼がおる~~~

まんま狼ってなかなかないと思っていたのを、実現したっ

リアル獣姦でしたっ

そして、切ないっ

何度も泣いてしまいました。


次どうなるのだーと泣きながらページをめくっていた記憶があります。

私がただの痛い子みたいになってますが、
本当に泣けます。

障害がでかすぎるっし、多いっ

乗り越えて生きていく二人が大好きになりました。



まんま狼で、切なくて、本当に`神´な作品でした。

3

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