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表題作灼熱宮の虜

ハーリス(ファハド) 産油国ターリク王子
中原朔也 ターリクに出向になった日本のコンビニチェーン社員(28)

その他の収録作品

  • 灼熱宮の恋人
  • あとがき

あらすじ

砂漠と太陽の国ターリクに出向になった朔也は、同僚に誘われ、ハンマーム―日本で言うところのサウナに同行する。
そこで出会ったのは、金髪碧眼のこの国の王子ハーリス。
灼熱宮と呼ばれている王宮に招待され、歓待を受けるのだが、翌朝目覚めると朔也は一人ベッドの上で首輪をつけられて繋がれていた!ハーリスに押さえつけられ、逃れようとするものの、身体は敏感に反応していき…。

作品情報

作品名
灼熱宮の虜
著者
篠伊達玲 
イラスト
あしか望 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
ISBN
9784774721828
1.6

(3)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
3
評価数
3
平均
1.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

中東の王子はエロイ!!

純愛:☆☆☆
H度:☆☆☆
オススメ:☆☆☆☆

登場人物 受:朔也(サラリーマン) 攻:ハーリス(王子)

中東ならではの設定です。
中東の王子はやはりエロイ。これは金持ちだからでしょうか。
気に入った子を閉じ込め、鎖につないで・・・・。
といった内容です。
なんとも言えないのは朔也が同僚に売られて、王子の貢物になったところでしょうか。
本当にあるかも・・。って感じです。

0

盛り上がりに欠ける

 おおまかなあらすじとしては、「王族である攻めが、偶然に出会った受けに惚れこみ、自分の宮殿に監禁し、性的に屈服させようとする→性的にいたぶられ続ける受けが、攻めの王族としての苦悩に触れたことで攻めに惹かれるようになる→そのうち受けが監禁場所から脱出するチャンスを得るが、戻ってくる」という、アラブモノの定石?をなぞっています。

 アラブモノは、ここでなんらかの捻りがないと、オリジナリティが出ないし、盛り上がりに欠けると思うのですが、この作品にはそれがないように感じられました。登場人物や、登場する国の背景について深く掘り下げられているわけでもないし、攻めがなぜ受けに、受けがなぜ攻めに惚れたのかもよく分からない。また、受けが王宮を脱出したときには、ここからなにか新たな展開につながるのか?!と期待もしましたが、とくに何事もなく攻めの元に帰ってしまいましたし、イマイチ盛り上がりに欠ける感じ。
 エロは、最初のほうで攻めが受けを鎖で拘束して無理矢理射精させるのと、最後に同意で最後まで致すのと2回ですが、特に凌辱的な要素は感じませんでした。あらすじのところに「首輪」という文字があったので、鬼畜っぽい描写を期待したのですが・・・首輪の要素があまり活かせていないような・・・
 甘甘な雰囲気のアラブモノを期待される方は良いかもしれませんが、首輪という単語に反応して読み始めた私には、あまり楽しめませんでした。

1

アラブ物ですが、甘いのです

王子様ハーリス(ファハド)×アラブの国に出向中の会社員朔也(28)
首輪で軟禁が肝で、無理矢理イかされたり等はありますが、最後までいくのはお互いの意思があってからなので、無理矢理が嫌いな方も安心です。

アラブの傲慢系な王子様に町の蒸し風呂で見染められて、セクハラを受ける。
反応が気に入られた朔也は王宮に連れていかれて、首輪をつけて軟禁されることに。

ここまで材料が揃って、なぜ鬼畜にならないの?と、そのことにびっくりした話です。
まったくもって、期待のしすぎですよね。

拘束されながら甘い攻めを受けてなんやかやあったり、その時、朔也は強気受けなので反応も楽しめます。
普通なら最後までその日に無理矢理いってしまうのに、ちゃんと朔也の気持ちが愛に変わってから最後に……という非常に珍しいアラブ物です。
痛くはなく、安心して甘々を楽しめる話です。

個人的な嗜好では、鬼畜成分がもっと欲しかったです。

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