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表題作マフィアと白夜の姫君

ロマノフ王朝の末裔でマフィアのボス・アレクサンドル
篠原悠里(18)

あらすじ

篠原悠里は家宝のヴァイオリンを貸し出すため訪れたロシアで、美しい相貌のアレクサンドルと出会う。
男は闇社会に君臨しているマフィアのボスで、亡きロマノフ王朝・皇帝の末裔でもあった。
出会ってすぐにアレクサンドルから、お前の体にはロマノフの莫大な遺産の在処の秘密が刻まれていると迫られ、悠里は体を奪われそうになる。
身に覚えがない悠里は拒絶するが快楽を感じた時、背中に火の鳥の模様が浮かび上がってしまう。
そして屋敷に監禁され、秘密が明かされた後もなぜかアレクサンドルに抱かれ続けるのだが…。

作品情報

作品名
マフィアと白夜の姫君
著者
秋山みち花 
イラスト
しおべり由生 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778105471
1

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ロシアマフィアに囚われて

ハーレクイーン・マフィアシリーズ第三段みたいです。
確かに、そう称したいようなパターン的な展開のお話でもありました。
ロマノフ王朝の末裔で財宝という設定にちょっと無理があったというか、大風呂敷だったと思います。ネタの扱いが軽かったです。

家宝のヴァイオリンを貸し出す為に訪れたロシアで、ホテルでいきなり見も知らぬ男に財宝のありかを教えろと襲われる羽目に。
新たに現れて助けてくれた男──アレクサンドルも、財宝が目当てだった。
何も知らないと言い張る悠里の強情さに怒り、快楽に染まると背中に火の鳥が浮かびあがることに気づいて……。

ロマノフ王朝の末裔でロシアマフィアのボス・アレクサンドル(傲慢攻め)×トラウマ持ちの日本人・悠里(孤独な流され受け)
この状況で、二人が惹かれあうのに納得出来なかったですね。
好感を抱くにはアレクサンドルの行いが酷過ぎるので、明らかに足りないと思います。
アレクサンドルの愛情不足に見えたので足したとあとがきにはあったのですが、それでも不足していたと思います。
おまえの話をきいてやればよかったと作中でアレクサンドルの謝罪もあるのですが、本当にその通りです。
もうちょっと落ち着いて話を聞いてやれば、誤解は穏便に解決出来たと思うので。
話を遮る手段の殆どが、快楽というのもワンパターン過ぎたかなと。

ご都合主義と予想済の展開で、あまり楽しめなかったです。
肝心の財宝のありかもあっさりとわかりすぎて、拍子ぬけでした。

エロ:★3 無理矢理や庭園での羞恥責めなフェラ等、色々とあったので★3ですが、萌に至るものではなかったです。
総合:★1 キャラの感情の書き込み不足なのか、内容も薄く感じました。

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