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表題作愛という名の束縛

織部誠,大学生,後輩
丹澤広美,大学生,先輩

同時収録作品愛さずにはいられない

津久井宏,会社員,叔父,31歳
眞,高校生,甥,16歳

同時収録作品ふたり暮し

久蔵,男に惚れられやすい大学生
望月誠,和み系大学生

同時収録作品クールに熱愛

長田浩一,会社員,受けの長年の想い人
有働昌彦,同僚,想像力豊かだが無表情

同時収録作品恋愛引力

脇田,高校一モテる,高校2年生
伏原,高校一モテる,高校1年生

同時収録作品甘い生活

神崎,課長
白石彰彦,部下

その他の収録作品

  • 織部のきもち
  • あとがき

あらすじ

「俺のことが好きなら、つかまえてみろ!」大学生の丹澤広美はイケメンの後輩・織部誠に告白される。冗談半分に返事をした広美だが、目を覚ますと、そこはなんと織部の家だった!! まるで監禁状態(!?)の広美に対し、両想いになるまでは何もしない、と言い切る織部。意地になった広美は『手を出したら即解放』とルールを設ける。あの手この手を仕掛けてみるが、織部はなかなか手強いヤツで… このままじゃ、俺の方がヤバいかも!?
(出版社より)

作品情報

作品名
愛という名の束縛
著者
新也美樹 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
発売日
ISBN
9784813051039
3.1

(9)

(0)

萌々

(2)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
27
評価数
9
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数7

愛しいアホとバカ

新也美樹さん、再読祭り(?)中です。この作品も、大好きで、登場するアホな子やおバカな子が、可愛くて愛おしくなるのです。

「愛さずにいられない」
甥っ子ラブな叔父さんが、翻弄されるお話です。叔父離れされて、甥っ子禁断症状が出てるのが、爆笑です。甥っ子の眞の精力の強さ(16歳だったら、そんなもの?)にオロオロしている叔父さんが気の毒でした。

「ふたり暮らし」
同居する相手に必ず惚れられる久蔵。今度の相手にも惚れられるんじゃないかと、自意識過剰なのが笑えました。で、結局は自分が惚れているという…。最後のバカップルぶりには、いっそ清々しさがありました(笑)

特に気に入ったのが、上の2作品でした。何回読んでも毎回笑えて、最高です。

2

面白かった

新也先生のコミック好きです。このコミックもラブコメでどれも笑えるんだけど、ちゃんと萌るし。表題作の「愛という名の束縛」の丹澤が可愛かったし。解放してもらうための作戦なのに、全然手をだしてこないことになやんじゃったりしちゃってるし。「愛さずにはいられない」では宏が眞に拒絶されて悩みまくってる姿もせつないっていうよりもコントみたいで笑えちゃった。「恋愛引力」も尽くされる男なのに、伏原に尽くしまくってる脇田も最高。

1

アホっ子とヘンタイを愛でろ!

新也美樹はこれまでに何冊も読んできたのだが、どうもあのノリについていけず、あまり好みではない作家・・・・・・のはずだったのだが、よくよく考えれば何冊も読んでいるということは、結構好きなのかもしれないぞ自分、という事にふと最近気がついた。
驚愕の事実(笑)
今回もいつものセルフツッコミはもちろん健在。
初めは読むたびにイライラしていたのだが、今やあのうざったいくらいのテキスト量がなければ、新也さんを読んだ気になれない。
慣れって怖い(*ノω<*)

表題作は監禁もの。
イケメン大学生の織部が、先輩の丹澤に告白した際に「俺をつかまえてみろ!」と冗談で言われたのだが、それをそのまま実行した・・・という無茶苦茶なお話。
新也さんなので基本的に悲壮感はゼロ。
どんな無茶もオールオッケイである。
捕らえた方も捕らえられた方も、どちらも本当にアホなので、監禁モノのはずなのにいつの間にやら甘~い展開になっていた。
我儘を言えば愛想を付かせて自分を解放するだろうと思った丹澤だが、甲斐甲斐しく織部に世話を焼かれている内に絆されモノにされていた・・・というアホっ子ぶり。
ちょっと和んでしまったよ・・・・・・。

その他収録分も、全てに共通するキーワードを挙げるとしたならば「アホ」と「ヘンタイ」。
一番ヘンタイだったのは叔父×甥の「ふたり暮らし」。
叔父さんのリアクションがいちいち大きくて、何だかほとんどコント状態だったが、馬鹿馬鹿しすぎて結構面白かったかも。
また意外としんみりさせられたのがリーマン同士で上司×部下の「甘い生活」。
不倫ものだが、もちろん湿っぽさは欠片もなく「俺って日陰者!?」などというノリで、部下は終始ドラマの主人公気取りのアホっ子だった。
しかし奥さんからの呼び出しがかかった上司に対して、泣き顔をメモで隠しながら送り出すシーンには、ちょっとウルっとさせられた。
新也さんなのに・・・・・・。

とりあえず一応ヤッていることはヤッているが、新也さんのお話であまりエロスを求めてはいけない。
ヤリながらでも、常にコントは続いているので、やはりメインは「笑」の方だろうか。
お陰で【監禁】と【近親者】という、個人的なNG設定があったのにも関わらず、全く嫌悪感なく読めた。
と言うかむしろ面白かった。
「淫」でお腹いっぱいの時は、ぜひ新也さんの「笑」で和んでほしい。

2

カッコイイ尽くす男がお好きな方に

今回の作品は、新也さんの他の作品と比べると若干矢印ツッコミが控えめかなぁと感じる所がありましたが、それでも十分面白かったです。
短編が6作品と表題作の書下ろしの短い作品が1作品と収録作品数が多いにもかかわらず、一つ一つのお話をきちんとまとめているところは流石です。^^
いつものことながら、お笑いの中に萌えがあるという作風はここでも変わらず、笑いと萌えを両方頂きました(笑)。
今回は、カッコよくてモテるのに受け様に尽くす攻め様のお話がいくつか収録されていて、こういう攻め様が好きな私には嬉しい1冊でした。

他にも気に入ったのは、感情を表に出さない仕事の出来る受け様が登場する「クールに熱愛」。
この受け様がクールな表情の下で色々妄想しちゃってるのですが、それがかなり面白かったです(笑)。

0

アホな子こそかわいい

これが最初に読んだ新也さんの本です。

最初、なんていうアホばかりなんだ・・・馬鹿馬鹿しい・・・と思ったのに、
なぜか時々、読みたくなる。
そのうち次第に癖になって、他の作品も読むようになりました。
難しいこと考えずに楽しめるところが好きです。

特に好きなのが表題作の「愛という名の束縛」
受けがどんなワガママを言っても顔色一つ変えずにこやかどころか嬉しそうに尽くす様子が、なんだか胸に響きまして(というか羨ましい)この甲斐甲斐しい様子を読みたくてときどきページを開きます。

0

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