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表題作不器用な挑発

鴻ノ池悠仁 呉服屋若旦那
伊澤京弥 バーテンダー

作品情報

作品名
不器用な挑発
著者
伊郷ルウ 
イラスト
九號 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861342318
3

(1)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

伊郷さん初読みです

私はバーテンの受け、というのがわりとツボでして、
更に攻めが和服とくりゃあ♪
挿絵も九號さんだし!とテンション高めで!

前半は、ノンケだったはずの若いバーテン・京弥が
常連客で常に着物の呉服屋・悠仁を好きになってしまい、
いつも淫らな妄想で一人でシてしまうのが非常に良かったです!

ある日店で二人きりになるチャンスが訪れ、悠仁がいつもより酔っていて
今しかないと告白しつつキスをされる展開は美味しいのですが、
朝目覚めて、戸惑っている悠仁に全部が嘘じゃないけれど
「僕をその気にさせておいてひどいじゃないですか」と
詰め寄るのもどうかと思ったし、
後日予告も無く呉服屋にまで行き、成り行き上ランチに誘われ改めて話した時に
「責任取って僕とつき合って下さい。
そうじゃないと、僕は店長や真澄さんに
更衣室で悠仁さんにレイプされそうになったって言いますよ」だなんて!
恐喝か!?w
(ちなみに、真澄は悠仁の弟で、バーの店長は悠仁と真澄の幼馴染です)
相手を思いやることもなく、ただひたすら自分の気持ちをぶつける京弥に
感情移入できず…orz
若いコの恋ってそんなもんだよ!と言われればそれまでなのですが;

呉服屋の長男の悠仁は、30歳だし
将来結婚して跡継ぎを…と心に決めているノンケなので
なかなかなびきません。
可愛い弟という感覚で好意を持っていた京弥に想いを寄せられ、
わりと積極的に迫られ、いつのまにかほだされる形に。

すっぱり断られても諦めきれない京弥は
「一度でいいですから抱いて下さい」後はもう困らせませんから、と宣言。
悠仁のメルセデ○の車内でキスをし、お互いを触り合います。

その後、言葉どおりバーを辞め、携帯も変え、接触を絶った京弥ですが
186ページからの、悠仁の“失いかけてわかる想い”にずっきんどっきん!!
(by.キョンキョ○)

二人とも、どうなのソレ!?って思わせといてからのラストスパート、
とても楽しませていただきました。

店長がやもめの子持ちで良い味出してたし、
悠仁の弟のブラコンっぷりがウザいながら可愛らしかった(27歳なのに)。

あと、個人的に萌えたのは、
いつも和服の悠仁が普通の下着ではなくて、
和服用の下穿きだったというところですw
そりゃ触りたくても京弥も戸惑うよなーと☆

老舗の呉服屋を投げ捨ててまでも一緒に生きたい!!と言うわけでなく、
まだ迷いながらというのが綺麗事じゃなくて逆に良かったです。

和服もバーテンもエロいよなぁ…という単純な感想ですw

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