スローリズム

slow rhythm

スローリズム
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神23
  • 萌×211
  • 萌27
  • 中立4
  • しゅみじゃない4

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レビュー数
22
得点
244
評価数
69件
平均
3.7 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784344812970

あらすじ

水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人。だが、高校生の頃、ゲイである事を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対好きにならないから」と、言い放った。あれから十二年、その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが……。単行本未収録作品&書き下ろしで待望の文庫化!

表題作スローリズム

高校からの親友・矢萩
矢萩と親友関係・水森

評価・レビューする

レビュー投稿数22

短気な方にはオススメできません・・・

けいこ先生の挿絵狙いでget。
いざレビュー書くべと思い、今までのお姉さま方のレビューを
参照させていただいたら
まあなんと2009年4月からレビューが、
途切れず、ぽつぽつ継続してあるじゃないですか。
長年にわたって愛される 名作 なのかなあ。

私は表紙にべたぼれ。
お話の方は、「じれっっっっっったいっ」の一言・・・

いや、わかるんですよ、大切に大切に大切に絶対失うことがないように
ということが。
でも読んでるこっちは
まだかまだかまだかまだか・・・・とじりじり。
一冊ずっとじりじりでした。
きゅんはするんだけど、気の長い人向けな気がする(笑)

0

はやくくっついちゃってくれ!

高校時代からの友人同士の恋。
内容にふれていますので、ネタバレが嫌な方はお気をつけください。

…………………………………………………
途中、当て馬の後輩堀田が出てきて良からぬことをしかけたり。
しっとり、ゆっくりした日常のようで、意外と色々な出来事があって楽しめました。
水森の頑固さに読んでいてじれったいなぁと思ったり。
振り回される矢萩の臆病さと健気さに、途中から
もう告白しちゃって…(>人<;)
と歯がゆく思いました。
電子書籍で読んだのですが、やっぱり紙で手に入れようかと思います。

0

杉原さんの攻めが好きです。

親友から恋人へゆっくり変わっていくお話。
失うくらいなら何も告げない方がいいと、本当に長い間、鈍感な受けの側にいた攻めが本当切ない。
でも受けも鈍感ながらもう週二回の電話が当たり前になってる時点で、無自覚のうちに始まっていましたよね。
受けの一人称なので、ずっと自分がモヤモヤする気持ちが何だか分からないまま、話が進みます。いや分からないではないですね、認めたくないだけだったと思います。
そして、最後はきちんとまとまりますが、それでも受けは鈍感過ぎました(笑)2話目はあまりに受けが鈍いので、心底攻めが可哀想に。
でも攻めは受けを責めない。これ少しくらい怒ってももいいレベルだと思うんですけど(笑)

杉原さんの作品を読むのは「恋を綴るひと」「いとしさを追いかける」ときて三作目ですが、本当どれも攻めが好みです。
こんな包容力のある人いないですよねえ。たまらんです。
対する受けは「スローリズム」が普通で、「いとしさ〜」は微妙、「恋を〜」は転げ回るほど好きです(笑)

0

スローペースでマイペース

タイトル通り、ほんとにスローペースな恋のお話。

本書が始まるずっと以前から二人の関係は始まっていて、それが非常にスローです。長い間親友で、何も変わっていないし、これで完結しているとも言える、この先も変わらないであろう関係を長年続けています。
それを変えるには物語的には、何か大きな外からの圧力か、内面の圧力…もう我慢できない!みたいな気持ちの高まりが必要に思えますが、これといって大きな事件は起こったりしないんです。
そんな熱いお話でなく、最後までペースは穏やかでスローです。

この作者さんの作品はたくさん読んだわけでないですが、前に読んだ作品もこんな感じで、大きな展開はなく心の中で考え方ですすんでいく丁寧なお話でした。
こういうお話はとても好きだし、魅せるように書くのってとても難しいんじゃないかと思います。
なので、人によっては退屈に感じるかも。

よくある幼なじみから親友へ、という設定です。ずっと友達だったのにここにきて恋人として相手を見るって現実ならそんなこと難しい気もするけれど、二人は互いに思っているのを全く知らないわけでない関係を長年気づかない振りして続けて続きいるところがせつなく、深いと感じます。
「ずっと友達でいようね」という暗号的なものが2人の間にあって、それがせつない。

周りから見たらお互い気にしてるのに、長い間何してるんだろあの2人…ってなっているわけですが、後半のお話でも言っていたように、長い遠回りをしていた気がするけどこのペースが多分最短の道だったんでしょう。と思える幸せな気分になれるお話でした。

一つ難点を言えば主人公のキャラクターが単純につかみにくかったです。
一人称がモノローグと台詞で違っているからかなぁ。キャラクターの個性と言える部分がちょっと見出せず、頭の中でキャラが固まらないまま終わってしまいました…。

それと、雑誌掲載の1話と書下ろしの1話の2話構成ですが、1話目の完成度がすごく高かったので、そのあとの2話目でケンカしたり色々あるのはそれはまた別の話として、なくてもよかったかなぁ~と感じてしまいました。

1

ゆっくりペースでも愛しい

高校からの友達、矢萩智彦と水森秋人。
社会人になっても親しい友達同士。
水森にゲイだと告白した後も「安心しろよ。お前だけは絶対に好きにならないから」と好きで好きで好きでたまらないくせに矢萩は水森を失いたくないばかりに普通の友達でいようとします。
忍耐強い矢萩ですがどうやら周囲にはバレバレの様子。
共通の友達、木田や水森の後輩の堀田(どうやら水森のことが好きらしい)をやきもきさせています。
最後には焦れた水森からアプローチ(笑)
杉原さんのお話は恋が成就するまでに時間がかかるお話が多いような気がします。
丁寧に進むお話に好感が持てます。恋はゆっくり・・・。

0

平坦で何気ない日々の重さ

買って2ヶ月の間に、五回以上読み返しています。
それくらいハマりました。
非常に深い…。

何も大きな事件はありません。
いつもの電話、いつもの酒の場、いつもの友人、いつもの会話…。
リーマンたちの、ちょっとお疲れな日常風景。
でも、同じような毎日の小さな積み重ねで、新しい世界が広がるんだなぁ、と思いました。

鈍感な水森の心に、毎日少しづつ少しづつ染み込んでくるもの。
いつも水森の気持ちばかり優先してしまう、臆病で一途な矢萩の心。
続編の最後まで読んで、二人の新しい一歩に、爽やかな気持ちになりました。

水森の発言が「俺」で、気持ちが「ぼく」と一人称を使い分けているがはじめは不思議でした。
でも、外見的に鈍感で雑な性格の水森の、中身の柔軟で繊細なところを表しているのかな?
と思うと、非常に深いです。

不器用だけど、口は悪いけど、表情や態度で少しづつ染み出てくる二人の心情。
この杉原理生先生の表現力に、思わず唸ってしまいました。

2

ほんとにゆっくり、ゆっくりと

木下さんの表紙に引き寄せられて読んだ作品です。
タイトル通り、ゆっくりと主人公2人の関係が進みます。
派手な展開はないんですが、特に受けの心情が丁寧に描かれていました。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、気持ちに変化が表れていく様子がほんとにじれったいです(笑)。
唯一つ、ちょっと残念だと思ったのは、周囲の人間によって矢萩の気持ちが水森に知らされてしまったこと。ここはやはり、本人から最初に伝えて欲しかったな~と思いました。
確かに、周囲の人から知らされるこういう状況はリアルでも時々あるんですけどね・・・。

書き下ろしの続編「スローリズム 2」では転職を決めた矢萩が新しい部屋を探しているんですが、水森の鈍さがもう・・・ハンパじゃない(笑)。
矢萩が言葉には出さないんですが、一緒に住みたいのがバレバレなのに水森が全く気づかない・・・矢萩が可哀相だな~と思わず同情してしまいました(笑)。

3

お守り

とてもスローだったわ。
木下けい子先生の表紙だったし 爽やかを読みたい気分だったので
買いました。 思ってたより 悪くない!
けど 普通12年も待てるか? 私は無理!
途中 お互い両方に 彼・彼女居たけどねえ。
実はイライラ・焦れ焦れしながら読んでた。
ああ~~もう~ もっと速く迅速に くっついてくれ~~。
友人の壁は 予定より厚かったという事でしょうか。
攻めの「お守り」発言で気持ちが動く。
どしゃぶりの雨の中での 告白・キスシーンは綺麗な表現でした。
丁寧に書く感じは作者の得意とする所でしょう。
淡々と読んだので 中立で。

2

じれったいけど、いい。

大事に想いすぎて告わない矢萩、周囲にはバレバレなのに「おまえだけは好きにならない」と言われたからといって矢萩の気持ちに気づかない水森。

早く気づけよ!と思いつつも水森視点で読んでいたのでじれったくも
この期間が必要だったのだとも感じる。

水森はどこまで鈍い?と思うのは結ばれてからのスローリズム2でも発揮されています。
結ばれてからも甘い恋人という感じよりも友達感覚。
確かに、12年も友達だった相手に急に甘えられたり、甘えたりはできないけど・・・。
エロ以外の甘いところがないのは読んでいてさびしいかも。

下品なエロ話をする矢萩がどんな濃い感じに攻めるか少し楽しみにしていたのに
水森に気遣ってか?そう濃くもなかったのは残念。徐々に慣らしていくのかな。

3

作家のファンですが・・・

あまりおすすめできません。
学生の頃の両片思い→社会人で成立という流れが好きならおすすめですが
特にこだわりないならぜひ他の作品を読んでほしいです。

2

なんとも言えないこの感じ…

ちるちるさんのレビューの評価がとてもよかったので購入してみたのですが、うーん…私の価値観が子供だからでしょうか、いまいちきゅんとしなかったと感じました。

このお話は、まさに題名通り「ゆっくりとした恋」です。
しかし、この「ゆっくり」だだの「ゆっくり」ではありません。
攻めの矢萩はずっとずっとノンケの水森が好きだったのですが、それをひた隠しにするように「お前だけは絶対好きにならない」と言い続けます。そのせいで、(というのもなんだか変ですが…)気持ちに素直になれなかった水森はこの微妙な関係の意味が分からず、ただただ矢萩と交友しているだけでした。

正直いうと、読んでいる側としては水森の鈍感(というか気づきたくないという自己防衛)さにそろそろ気づいてあげようよ!と思ったりしたのも事実です。それぐらい「ゆっくり」進みます。
矢萩も矢萩で水森を大切に大切に大切にしてしまってるせいで、アピールしたかと思えば何でもないふりをして、かと思えば気持ちが爆発しそうになってイライラして…正直に話せばいいじゃん、とか思ってしまうのですが、大切だからこそ嫌われたくない思いが強いんですよね、きっと続き

そんな風に2人がゆっくりとお互いの気持ちの核なる部分に近づいていくのですが、確かにこのお話は「ゆっくり」ですが、それはだらだらとした「ゆっくり」ではなく、良い意味の「ゆっくり」です。「ゆっくり」だからこそ、どれくらいお互いが大切な存在でどれくらい好きなのかわかるんだと思います。

ただ、この「ゆっくり」がしっくり来るか来ないかで、評価は変わってくると思います。

切なくはありません。本当に「ゆっくり」なだけです。
大人の男の人の葛藤やお互いを思いやる気持ちなどを重視する人にお勧めです。

4

長い時間の中で

高校からの友人、矢萩は社会人になった今でも必ず週に2回水森に電話をかけてくる。
とりとめない話をするだけのこの習慣はすっかり水森の生活に組み込まれてしまった。
水森がそんな矢萩がゲイであることを知ったのは高校生の時だ。
「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」と言い放った男の真意がつかめないまま、付き合いを続ける矢萩だったが……

特別だからこそ好きにはならない。
高校時代からの友人だった二人の静かなお話。
にぶにぶの受(主人公)と異様に我慢強い攻というメイン二人のキャラクターのせいでなかなか話が進まなくてじりじりする。
だがそこがいいい!
あまり派手さはないけれど後からじんわりくるお話です。

無意識にクールというかちょっと冷たいところのある水森を見ていると、矢萩はもうちょっと報われてもいいかなあという気がしてきます。
じゃないと矢萩がなんだか危険な方向(ヤンデレ?)へ進化しそうなので。
むしろそれはそれで楽しいなあなんて思ったりもしますが、そうはならないのが矢萩の矢萩たる所以かもしれません。
ちぇ。


3

実は初読み……v

且つ、木下先生目当てでした(/〃〃)

作者様の存在は以前から知っていたのですが(ちるちるの評価でww)
私は「切ない」とか「じりじりと進む恋」とか、
そういうキーワードが入ると、
たまに、最後まで読めない作品があるんですよね;

それで避けていたのですが、最近木下先生にハマっていまして(><)
買ってしまいましたww

そして、驚きました(゜□゜)
じれったい……すごくじれったいのに
なぜか、グイグイ引き込まれる文章!!!

「文章が美しい!」とか「文章が情景を作ってる@」とか「文学的」とか、

文章力に定評のある作者様だとは分かっていましたが、ここまでとは思いませんでした……
確かにたんたんと進んでいます……まさに「スローリズム」
なのになぜだろう;
全然飽きませんでした(° °)ノ
マジック!?Σ(゚□゚ノ)ノ

読んでよかったです♪
これを気に、他の作品にも手を出してみようかとf(^^;

2

大事すぎて踏み出せなかった12年越しの関係に(読者が)身悶え

萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
高校時代からの親友でゲイ・矢萩×ノンケだけど矢萩は特別…?な水森の、高校時代から続く焦れったいにもほどがある12年越しの恋話。
思いっきり悶えたい時に最適な作品。
「好き」ってどっちかが言えばいいじゃねーかーかーかーー…(エコー)と言ってしまいたくなるもどかしさこそが魅力のお話でした。

どうみても両想いな二人が、友人と恋人のボーダー上でじりじりやってるだけなもんだから、下手すりゃ「勝手にやってなさい」となりそうだし、その上大きなドラマやエピソードもありません。
にも関わらず、最後までぐいぐいと読ませられてしまう文章力にわたしはメロメロです。

難しい単語を全く使わない、叙情的で穏やかな比喩。
杉原さんの柔らかな一人称によって書き綴られる、主役二人の間に流れる「この関係を壊したくない、でも…」のこの“でも”という、はがゆくてこそばゆい距離感。
文学的というより芸術的な美しさを感じます。というか、むちゃくちゃ好みなだけか。笑
なので、杉原さんの文章…というかこのはがゆさが好きかどうかで評価も大分変わってくるのかな?とも思います。
続き
作家さんとの相性ってあるよなーって。

「鈍感」という兵器で無自覚に魔性な受けと、いい男だけど臆病さと背中合わせの一途さを持つ攻め。
無意識下でのこの二人の駆け引きに、たっぷりときめき(…)を補充させていただきました。ごっそさん。
焦れったかったからこそ、大事すぎて踏み出せなかった12年越しの関係にようやく変化が訪れるシーンでの高揚感は、他の作品では中々味わえないかも。
叶わないと思いながらも傍に居続けた矢萩の甘く苦しい12年間を思うと、それだけで無性に愛しくなってしまう1冊です。

いい年した大人だからこそ尚更、このスローさがたまらない。

4

ずっと見ていたい二人です(*^_^*)

少し不器用な大人の遠回りだけど、確実に寄り添っていく二人の気持ちが見事に表現されていると思いました。。


大きなハプニングも、のたうち回るようなキザなセリフもありませんが、読んでいて二人の空気に引き込まれました。


木下けい子さんの挿し絵がまたピッタリ。


読後はその後の二人を想像して、ほっこりと温かい気持ちになれます。


こんなカップルには性別問わず憧れてしまいます。


お気に入りの一冊になりました(≧ω≦)

1

焦れったすぎます

私、矢萩が言った「おまえだけは絶対に好きにならない」っていう言葉の真意が、途中までわからなくて。
水森じゃないけど、言葉そのまんまに受け取ってましたよ。
水森だって、そうとしか思ってなかったんです。
だから、12年間もつかず離れず、週2回もかかってくる電話だって、何の疑問も持たずに話してたんですよ。

でも、これって周りから見たら『付き合ってる』状態?
後輩である堀田も、友人の木田も、水森に対する矢萩の本当の気持ちは、ちゃんと気が付いてました。
それくらい『好き好きオーラ』を出してたのに、それを受け取らなくちゃいけない水森だけ気が付いてなかったって……。

あまりの鈍感さに、私はあきれるやら切れそうになるやら。
最後まで読み切るのに、思いっきり力を使いました。
受けの鈍さと、ヘタレ攻めのコンボは、最強タッグでした。
切なさとかプラスアルファがあれば、もう少し違ったかもしれないのですが。

2

杉原作品は、いつだってスローリズムv

CD化が決まり、キャストも決まり
ものすごく楽しみにしている中、読みましたv
CDが届いてから
CD→原作→CDの順番で楽しもうかなぁと思ったんだけど
我慢しきれずに原作を先に読みました。

『スローリズム』なんてタイトルつけなくったって
もぉーv杉原さんですからね・・・
あなたいつもスローリズムじゃないですか!と、思うwww

最初っからお互い好き同士なのに
うまく繋がらないもどかしい想い・・・
しかも何年も、そばにいてずっと本音を温めながら
ひた隠しにするという焦らしプレイ。
でも、周囲の友人には駄々漏れwww

もぉー!じれったい。じれったい。
ページをめくるたびに、こっちが熱いため息をついちゃうくらい。
でもそこが癖になる作家さんですv

ふたりの気持ちが通じるまでがじれったい分
セックスシーンも、じれったい感じでたっぷり書いてあって
ああ、ここまで焦れ焦れしながら読んできた自分が報われました。

『スローリズム』
『スローリズム2』
と入ってまして、『スローリズム2』では
恋人同士になって気持ちが通じた途端、このぬくもりが続き
いつ消えてしまうのか?に、ビクビクしだすんですよね。
恋ってそんなもんさーっ。
相手の気持ちにあぐらをかきだして安心すると
ドキドキなんかなくなっちゃうんだぜっ
恋って素敵ですよねー(遠い目)


【ルチル文庫創刊4周年記念フェア書き下ろしSSカード】
の感想も一緒に・・・

引越し前夜の二人が4ページほどに綴られておりましたv
まだ荷物の整理ができていないのに
ムラムラっと押し倒す矢萩w
明日は引越しなのに「俺を殺す気か」と、
ぴしゃりと突っぱねる水森。
そんな甘い甘い夜・・・v
水森に拒まれることをあんなに恐れていた矢萩でしたが
ぴしゃりとエッチを断られてもふたりの間は
もうギクシャクすることはなく、引越し後に思う存分エッチするがいいさv

5

掛け違えたボタンを直すまでの時間

スローリズム。。。
確かに、この2人の関係の進む速さは「スロー」なんですが
そんなおっとりした語感よりももっと重くて硬い何かを
2人して抱え込んでしまってて
それで、ゆっくりとしか物事が進んで行かない、って印象のお話でした。

高校受験の時から親しい矢萩と水森は
社会人になっても、その親しい関係は変わらないんですが
それには、ゲイである矢萩が水森に言った
「おまえだけは絶対好きにならない」という言葉が
お互いの距離をそれ以上縮めないように枷となっていて
それは、あまりにも水森の事を好き過ぎる矢萩が
自分への歯止めのために吐いたセリフ、ってのがすごく切ない。

一方の水森は
そんな矢萩の優しさに甘えきってて、イライラさせられます。
矢萩はなんでこんなデリカシーのないやつが好きなんだ?
って、本気で思ってしまったことさえ。。。w

それでも、やっと思いを遂げて
さまざまな問題も乗り越えた矢萩が最後に水森に向かって言ったセリフには
泣かされましたよ。
こんな長い時間、ずっと水森を思い続けていた矢萩の想いがかなって
本当に良かったと思いました。
続き
こころから矢萩におめでとう!と言ってハグしてあげたい!w

3

タイトル通り、ゆっくりとしたお話し

ゲイであることをカミングアウトしたうえで
「お前だけは好きにならない」と宣言し、
大本命に予防線を張った矢萩。

そんな矢萩の言葉を正面から受け取り、
親友として十二年間付き合ってきた水森。
心の機微に疎く、鈍い水森ですが。
十二年間も付き合ってきた親友の気持ちに対しては、
流石に思うところがある様子。でもあえて、動かない。

相手が大切で失いたくない。ずっと側にいたいと願うから、
「親友」という関係を崩せない臆病な二人の恋が、
ゆっくりゆっくりと描かれています。

友達以上恋人未満の二人のバランスが、
ふとした弾みで壊れそうな緊張感。
二人の腹の探り合いは、無意識の恋の駆け引きで。
ハラハラどきどきと色っぽい。
デリケートな心理描写に、最後まで目が離せませんでした。

親友ものというのは、じれったいのが相場。
しかしこの作品は、じれったいにも程がありました!!
私も読みながらじりじりと身悶えしまくりです。
でもじれったいのが大好きなので、
このじりじり感はたまらず、癖になりそうです(笑)

4

焦れったリズム

スローリズムは焦れったリズム。
同じ場所でぐるぐる悩む、もどかしい恋愛です。
マイナス思考かつ鈍感すぎる性格の主人公って、鼻につくからあんまり好きじゃないんだけど、杉原さんの文章力のおかげか、何故かあんまり気にならないのが不思議です。
そう、杉原さんって本当に素敵な文章を書かれますよね。言葉の選び方が最高です。まったく同じストーリーなら杉原さんの文章で読みたいと思えるほど、好きな文体です。

簡単にいうと、学生時代からずっと親友だった二人がやっと結ばれるという、単純なストーリーです。
なのに泣ける。
長い長い葛藤のすえ、やっと二人が一歩踏み出したとき、ポロンと涙が出ました。

木下けい子さんの挿し絵も、繊細で切ないストーリーにピッタリとハマってました。

4

表紙って大事だよね! 木下けい子さんが好きならおすすめ。

表紙買い
大当たりだった
イラストの木下けい子さんのマンガのテイストと、とても合っていた。

鈍感な水森が、本当に、ゆっくり、ゆっくり目覚めるまでの、淡々とグルグルする話
もう、それ以外に、いうことは何にもない。
ゆっくり、ゆっくり、グルグルするのを、思いっきり堪能♪
たっぷりジリジリできて、うれしくてしょうがない。

で、この、矢萩の声が、ずっと安元さんで頭の中に響いてて、読んでいる間中、心地よかった。
濃いシーンは数少ないけど、これ是非、ドラマCDにして貰って、安元さんの声で聞きたいなぁ
水森はノジで!

それにしても、くっつくのに12年かかるなんて、水森鈍感すぎだし、矢萩も臆病すぎ

2

匿名さん

これは表紙買いしちゃいそう!
今まで声優さんの声に絡めたものはあまり見かけなかったので、
雀影さんのレビューはなんか新鮮です☆

親友に恋する

「親友」という設定でどんぶり飯三杯くらい、軽~く、美味しくいただける自分にとっては、とても素敵な親友モノでした!
それも、ずっと長い間友達同士で……という、年期の入った親友モノなので熟成された美味しさでした。
攻めは、高校の頃に自分がゲイであることを受けに告白しているのですが、その際、「安心しろよ、おまえだけは絶対好きにならないから」と告げ、それから12年間も二人は友達関係を続けています。
互いの気持ちは、おそらく8割がたくらいわかっているのに、今の「友人」という関係を失いたくなくて、最後の一歩を踏み出せずにいる、そのじれったさがたまりません!
安定した現状を維持したくて、本当に欲しいものに手が出せない、という気持ちは、何となく共感できますよね~。
今だって、それなりに楽しくて幸せなんだし……みたいなの。
長年続いてきた「友人」という関係性が変わる、その瞬間が親友モノの醍醐味だと思いますが、そのシーンを実に素敵に描かれてあって、ドキドキしました。
ときめきの親友ラブストーリーです。
長い片想いが実って、親友が恋人になる、その瞬間を、ぜひ読んで確かめてみてくださいv

続き
雑誌(小説b-Boy03年12月号)に載った表題作(中編)と、その書下ろし中編(スローリズム2)の2本立てなので、めでたく結ばれたあとのその後の二人の様子もお楽しみいただけます。
ラブラブなだけじゃない、地に足の着いた展開で相変わらずの二人のすれ違いぶり(?)にヤキモキしつつ一気に読みました。
やっぱり親友はいいですね~!!

5

この作品が収納されている本棚

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