左巻きのベイビー

hidarimaki no baby

左巻きのベイビー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
29
評価数
8件
平均
3.8 / 5
神率
37.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
芳文社
シリーズ
花音コミックス(コミック・芳文社)
発売日
価格
¥657(税抜)  ¥710(税込)
ISBN
9784832285132

あらすじ

「金で買える物は何でも与えてくれる」―ー―だけど、愛されることのない家庭に 育った恭介は、ワガママいっぱいに遊び暮らしていた。ある日、父親のベンツで無免許ドライブ 中に事故ッた相手は、ヤバそうな改造車。追われた恭介が逃げ込んだのは…。美形オヤジのクールな態度がやんちゃな襲い受け魂に火をつけた !! マジメ体育会系サラリーマン×新入社員、ストーカーに怯えるゲイ少年、行きず りの恋に溺れるリーマン、etc.ビビッドなセクシャルボーイズラブワールド遂に文庫化 !!
出版社より

表題作左巻きのベイビー

蓮見 真面目体育会系の先輩社員
高野 新入社員

同時収録作品湯の町エレジー

「譲」 リストラされた男
「基」(20) 売り専

同時収録作品思うつぼ八

桜太 健康ランドの従業員
倉木詢(19) 大学生・居酒屋バイト       

同時収録作品バランス

洋高、侑己人
菅井広匡 高校生

同時収録作品ワンオフラバーズ / 強く抱いてキスをした / 明日はどっちだ!?

森村嵩史(28) メカニック
秋吉恭介 高校生・ヤクザの息子

同時収録作品Go Minors

村瀬
田村

その他の収録作品

  • チョコレートの喜び
  • あとがきTime
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

ワンオフカップルが大好きだぁ~!

 先月、B6判の『左巻きのベイビー』のレビューを書いた時に、こちらの文庫版は小さくて目に辛いから買わなかったと書いたのですが、久しぶりに読み返してから「やっぱり面白い!」とカタルシスコ熱が再燃して、どうしても描き下ろしが読みたくなり探してしまいました。
 その描き下ろしと言うのは『ワンオフラバーズ』『強く抱いてキスをした』の大人なメカニックの嵩史とやんちゃ高校生の恭介の『 明日はどっちだ!?』です。初めて描かれてから7年たっているせいか、絵柄が洗練されて見やすくなってました!
  恭介は相変わらず我がままで子供できゃんきゃんうるさくて…。こういうキャラは嫌いなタイプなのに、恭介は良いんだよなぁ~。だから嵩史が恭介を好きなのも共感出来てしまう。すごく可愛いんです。二人のやりとりが対照的で、相乗効果でどちらもとても魅力的です。
 このシリーズ、結局のところ嵩史は恭介に一度も「好き」とも「愛してる」とも言っていないし「付き合おう」なんて告白も無い。モノローグも恭介の一人語り。それでも嵩史の愛情が充分過ぎるほど伝わるし、恭介自身が嵩史からの好意を微塵も疑っていない。そう思えるだけの包容力続きが嵩史にあるんです。これはね、読まないとわからないと思う。レビューでは伝えきれない魅力があります。
 よく「この作品をBLCDに!」とか「あなたが聞きたいBLCDは」みたいなアンケートにただ好きな作品を書いていたけれど、これを読んで「そうだこの二人をBLCDで聞いてみたい!」と切に願ってしまった。だって絶対面白いよ!落ち着いた低音ボイスの嵩史のどこか飄々としたそして包容力たっぷりの話っぷりと、ギャンギャンうるさいお子ちゃまボイスの恭介がチョロく(恭介談)絆されるシーンとか、愛が溢れるHシーンに被る恭介の可愛くて切ないモノローグとか…。台詞とモノローグの多いカタル作品はCDに向いている気がする。特にこのワンオフは絶対良いと思う。きっと大笑いして泣けちゃうだろうな。
 まぁ今更CDになることなんてないんだろうけど、描き下ろしのコマの外側に「オワリ。いつか続くかも…」と鴨の絵とカタル先生の自画像が小さく描いてあったから、またいつの日か二人に会えたらいいなと思います。文庫版じゃなくて新装版で出してくれないかな。このカップルは本当に好きだなぁ。

1

襲い受け魂が燃える!

 全部で10作品。カナリのボリュームで読み応えあり。
 表題作は酔った勢いで抱いてしまった男のことが気になり、それから彼のことを考えるようになる、という話の流れ。
 悩んだり自己嫌悪に陥ったりしながら、相手のことを干渉したりしてしまう矛盾、それによってまた悩む・・・という主人公の気持ち、すごく分かります。人の気持ちって難しいですよね。

 個人的には「ワンオフラバーズ」からの3作品が好きです。
 元走り屋のメカニック×金持ちでワガママな高校生。表紙の二人です。このメカニックの男が落ち着いていて面倒見が良くて、大人の男!って感じですごくかっこいい。
 ヤンチャでワガママでやりたい放題の恭介も憎めないし、むしろ嫌味がなくてかわいい。ツンデレ!ツンデレ!読んだら元気が出てきました(笑。
 同シリーズの「明日はどっちだ?!」、すごく面白かった。大人の付き合いが多いタカシに、イライラする恭介がずっとブチきれてて、不憫すぎて・・・ははは。ここまで来ると、

 も う 笑 う し か な い 。

 でもちゃんとタカシも恭介のことを見てて、それが分かったときはジーンときちゃいま続きした。

2

うおお、面白い…っ!

中身がぎっしり詰まってる感じの短編集で、満足感が半端なかったです。
語シスコさんは初読みだったのですが、全体的に“BL”じゃなくて“ゲイ”って感じでした。今市子さんと似たような香りがしました。で、これ私の好きなタイプの香りです。

『左巻きのベイビー』
リーマン同士、酔っ払って流れでエッチした後輩社員との恋。
後輩くんのユルユルっぷりとピュアな部分、そのギャップが良かった。

『湯の町エレジー』
く、暗い…w
仕事をクビになり、生活に疲れて自殺を決めた男が出会った美少年。二人は逃飛行をする。
ラスト切ないです。
切ないけどこういう中年男は好かんですw

『思うつぼ八』
かなり好き。
メールでストカされてる主人公。主人公のアホアホさが楽しいので、切羽詰まった感じはないです。
これはやっぱ犯人のほうが可哀想だよねw
こういうユーモアは大好きです。

『バランス』
不良少年たちのイビツで複雑に絡んだ三角関係のお話。
このお話が二番目に好きでした。
こんなに切ない3P、はじめて読んだ。
三者三様の思いを想像すると、胸がギュッとなる。

『GO MINORS』
ひー、たらこ唇の不細工攻めw
スラ続きムダンクの赤木にしか見えねぇよ!!と思ってたんですが、語シスコさんがスラダンの二次やってたのを、先にレビューされた方の書き込みで知りました。なるほどw
ストーリーは結構重い。
こういう嫉妬はウザいけど、でも気持ちは解る。とても面白かった。

『ワンオフラバーズ』
『強く抱いてキスをした』
『明日はどっちだ!?』
で、この作品が一番好き!これで神を確信。
わがままでどうしようもないアホアホ受けの単純さ可愛さがハートを直撃しました。
攻めの性格も好きだな。年の差カップルの醍醐味、こういう大人ってホントにいい。

あと余談ですが、あとがき読みながら、日本人で良かった~と改めて思いました。理由はいっぱいBLが読めるから。
この本、韓国版も出たらしいのですが、大修正がかかってたらしいです。3Pでまるまる一人消えてたとか。それだとストーリーが絶対に繋がらんぞ…w

1

切ないが前面に出た語作品です

わりと最近の弾けたおバカものの認識のある語さんですが、休業に入る前の作品はユーモアもあるものの、切なさが前面に出た作品が多くこれもその一冊だと思います。
語さんは「スラ○ダ○ク」の二次をやっていたので、それを持ってきている?みたいな作品『GO MINORS』99年の同人作品がはいっていますが登場人物見ると一目で誰かわかるよ!
割とスッポンポン絵が多いんですが、縮んだチ●とか、くにゃっとしたチ●が何かかわいい!と思う自分は変態だろうか?

表題は酔った勢いで後輩を犯ってしまって、苦悩する先輩社員。
後輩は「気にしてないですよ」みたいな態度の影の後輩の本当の気持ちを知ってという体先行型ストーリー。
語さんの話は割とどれも体先行型。
読者の自分は、悩めよ、迷えよ、苦しめよ、と彼らの苦悩を思わず楽しんでしまうのだが、そこには割と現実味があると思うのです。

『湯の町エレジー』これは辛い!ある意味バッドエンドだ!!
「ラブ&カタストロフィー」にも似た雰囲気の話はあったんだが(コインロッカーベイビーズみたいな)これはオヤジ逃避行の末、青年を捨てちゃうんだ!!そして何事もなかった続きように家庭に戻ってゆく・・・
オヤジはいいけど、青年は売りをしていたけど、それでも彼らにはある種の同類意識とか、若干の愛はあったんじゃないのか!?切なかったデス

『バランス』も切なかった。
不良の話なんですが、許されない愛の為に一人の少年を通してそれぞれが愛し合うという、でも間に立たされた少年もそれぞれが好きで・・・
それも青春の思い出になってしまうという、彼を主人公にしたことで重さの緩衝材の役割を担わせているところが優れているな~と思った。

一番コメディだったのが『思うつぼ八』
『ワンオフラバーズ』『強く抱いてキスをした』『明日はどっちだ』は一連シリーズ
ヤクザの息子で何でも金ですんでいる少年が自動車修理工の大人の男性と出逢うことで、変わっていくのだが、子供と大人の差が顕著に出ていて、これリアル!!とすごく思う。
こんな子供に、しっかりものの大人がよく付き合ってるな~と思うのだが、我儘なところがかわいいのだろうかとも思った。

語作品は書き込みもネームも細かいので、この文庫版は実際読みにくいです。
しかしぎっしり中身がつまっている感じがして、満足感は大きいです。
微妙なギャップ・・・(汗、)

2

文庫になったので読んでみました

「左巻きのベイビー」
「湯の町エレジー」
「思うつぼ八」
「バランス」
「GO Minors」
「チョコレートの喜び」
「あとがきTime」
「ワンオフラバーズ」
「強く抱いてキスをした」
「明日はどっちだ!?」
「あとがき」

以上11個の短編が集録されていてボリューム満点、大満足できました。語シスコ先生は読者を切ない気持ちにさせる真面目なシーンもとっても上手な方ですけが、ギャグも丁度よく入っていて楽しめますね。

0

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