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表題作あやしの君の恋煩い

白狐 阿宇良
赤狐 吽可

同時収録作品露と消ゆ

雷の守 叢雲のクギラ
与四郎 人間

同時収録作品チーピング!

忍 弁当屋店長
陸 モデル

同時収録作品ゆびきり

西幹夫 西組若頭
矢橋カオル 刑事

その他の収録作品

  • あやしの君の恋煩い 番外編 暗夜行路
  • あとがき

あらすじ

とある稲荷神社を守るのは、身分の低い真面目な赤狐・吽可と、血統はいいけど素行不良な白狐・阿宇良。
素直になれない吽可と、いつでも直球勝負な阿宇良の恋やいかに!?
大人気けもみみシリーズのほか、読みきり作品&描き下ろしもたっぷり収録★
出版社より

作品情報

作品名
あやしの君の恋煩い
著者
琥狗ハヤテ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
あやしの君の恋煩い
発売日
ISBN
9784862633644
4

(29)

(12)

萌々

(7)

(10)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
118
評価数
29
平均
4 / 5
神率
41.4%

レビュー投稿数13

大きいのも小さいのも・・・もふもふ

ケモ耳ファンタジー系の短編集です。オジサン・筋肉好きもようこそです。
作画が丁寧で細かいところまで美しいので、和風・神話風テイストがお好きな方は、画を見ているだけでも幸せになれると思います。やっぱり男はガッチリしてないと、って思っている方向きの絵柄です。吽可はおとなしめの受けちゃんですが、きちんと男をやってます。
お話は全体を通して、やさしさとか思いやりとか暖かくなれる要素がつまっていると思います。

6

ケモノいっぱいのデビュー作

琥狗さんのデビュー作。
ケモノや人外がいっぱいで大変に楽しかったです。うふふ。
表題作シリーズ。お社を守る狐×狐。
高位の白狐×下位の赤狐。
身分違いの恋の切なさとか、お互いを思いやる気持ちにはきゅんきゅんします。
耳と尻尾のもふもふとちびっこ時代のぷに感が素晴らしい。

他にも雷神さま×人間など人外スキーの方に優しい一冊です。
や、現代物もおもしろかったよ。893×刑事の憎めないヤクザのミッキーとか。

さりげなく受もいい身体してるのが個人的には大変ポイント高いです。

6

琥狗さんのモフモフやっぱりいいわ~っ。

稲荷神社にあるお狐のお話です。

小さい頃からみんなに虐められてた赤狐の吽可。
唯一、自分を守ってくれた存在が白狐の阿宇良。
だけど身分からいって白狐は1番上、赤狐は一番下。
小さい頃はいつも一緒にいたのに、いつの間にやら2人の間は広がるばかり…
気持ちは阿宇良に向きつつも、やはり引いてしまっている。

だけどそこは阿宇良の性格とでもいいましょうか
ちょっと(いや、かなり)強引なところはありますが
吽可を手に入れ、大事にしてくれてます。
吽可も阿宇良とそういう関係になってからは結構なツンデレで可愛いヤツです。


この本の半分以降は3つのストーリーが入ってましたが
その中でも、このお狐様と同じような性格のキャラが出てくる「ゆびきり」ってお話が好き。
ヤクザ×刑事(幼なじみ)のストーリーですが
いいヤクザといえばいいのか?人情たっぷりで昔気質のヤクザ。
カオル(刑事)ちゃん大好きなところがとても良いvv
お互いの立場からしたら、あまり良い関係とはいえませんが
ミッキー(ヤクザ)が絶対に守ってくれるでしょう。

6

ケモミミと妖しのダブル効果で激萌え!

(=´Д`=) イイ!
稲荷神社に置いてある2体の狐の石像が
人型になって愛し合ってるというお話なんですけど・・・

妖狐の眷属の狐さんが配属されているんですよね。
まあ、警察で言えば交番勤務みたいな?
白狐の阿宇良は、良家の狐で
赤狐の吽可は、平狐ということで身分違いの恋v

体つきはどっからどうみても♂×♂なのに
受けの吽可の色気がたまらんのですっ!
チビキャラもかわいくてかわいくて
はうはう(=´Д`=) しますv

他、短編集がつまってまして・・・

神様と人間の恋。

弁当屋とモデルの恋。

ヤクザと警官の恋。

が入ってました。どれもきゅきゅーんとくるものばかり。

神様と人間の恋のお話は、短編ならでは!
美しくまとまってましたねぇ。
神様に恋をした人間は、どこへいってしまうだろう・・・。
なんだかちょっと怖いようなせつないお話でしたが
短編が終わるたびにミニキャラと作品についてのコメントがあり
ミニキャラがとっても幸せそうだったので、よかったです。

5

もふもふ感がサイコー!

ケモミミ萌えを知った初めての作品。
琥狗さんの絵は線が力強く、一見固そうなのに実にしなやかな描写にすぐれているような気がします。
それがケモミミ尻尾のモフモフに実に有効に生かされて、絵を見ているだけなのに実際に触って感じているような、毛皮の柔らかなな手触りが蘇ってくるから不思議なんですよv
またそのしなやかさは、描かれる人物が皆ガタイの良い身体なんですが、筋肉にも感じ取られます。
質感の描写の優れた作家さんなんだな~と思った最初の印象です。

お話は妖狐の身分違いの恋ですが、そのガタイに反して実にかわいらしいんです。
家柄のよい白狐の阿宇良と、一番身分の低い赤狐の吽可。
阿宇良はやんちゃで狐じゃなくて狼みたいのエロ魔人でw、でも吽可が子供の頃から大好きで。
吽可身分違いとちょっと遠慮するところがあって、奥ゆかしい部分もありますが、阿宇良が大好きで。
吽可が一見すごく色気のある女性とみまごう感じの男子なのかと思いきや、身体はしっかりガタイのよい男だし、顔だって中性的ではあるけれどちゃんと男子してるし。
そのマッチョ感をカバーしているが前述した筆のしなやかさなんでしょうね♪♪本当にそそられます!
また、チビ阿宇良もチビ吽可も滅茶苦茶かわいいんですよー!!
猛絶対オススメです!
この二人のその後とか、まだ作品になってますから一冊にまとまった折を期待してますw

もう一編、雷神と人間の切ない話もとっても素敵です!
本当に琥狗さんは人外モノを描かせたらピカイチだと思います~!
まさか、これが初コミックとは驚愕だったのですが・・・

あと他に2本、
お弁当屋さん×モデル、ヤクザ×刑事の幼馴染モノ が載っていますが、これもライトで、でもみょうちきりんでなくしっかりまとめられていて好感持てます。
このヤクザがヤンチャでワンコで狼でwいい味出してました♪

5

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