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表題作ニューヨーク・ニューヨーク 3

ニューヨーク州の警官/ケイン・ウォーカー
金髪碧眼の青年/メル・フレデリクス

作品情報

作品名
ニューヨーク・ニューヨーク 3
著者
羅川真里茂 
作画
羅川真里茂 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
Jets comics【非BL】
シリーズ
ニューヨーク・ニューヨーク
発売日
ISBN
9784592133438
4.2

(15)

(10)

萌々

(2)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
62
評価数
15
平均
4.2 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数3

国連を通じて世界中に配布すべき作品だ!!

世界人権デーとか集会とか署名とか声明とか性シコウによる差別反対のためのナンタラカンタラとか、そういうものよりこの漫画一冊です。
世界中の言語で刷りまくって、配布しよう。費用は国連持ちで。日本がアホみたいに払ってる分担金も、日本に返ってくるのでバンザイです。
アニメ化したもののほうがいいかな。吹き替えしたものをイスラム圏、とくにホモだけで死刑になるというアホアホな法律のある国のテレビ局に侵入して、電波ジャックして――

( ̄□ ̄;)!!ハッ


しまった、神聖なちるちるを、犯罪計画をたてるダークなサイトにしてしまうところだった!
スイマセン。

激動の第三巻です。
シリアルキラーに誘拐され、監禁されたメル。
ケインは気が狂いそうになりながらメルを捜索し、犯人に近づいてゆきます。

この巻では、そのシリアルキラーの生い立ちや内面の問題まで、かなり踏み込んで書かれていました。
この部分、匙加減が非常に上手かったです。

主役二人はまったく出会わないので、焦れる巻でもあります。
しかしメルは、とことん悲惨な目に合ってるよ。
彼を幸せにしてあげてください。その権利が、メルにはあるよ。
手のひらに汗をかきつつ、祈るような思いでページをめくってました。
二巻でメルが、ケインのとある質問に答えて『お腹がすいてたんだ』と言う場面があるんだけど、そのセリフが頭のなかでずっとずっとコダマしていました。
そして最終巻へ――。

2

むつこ

>>ともふみさん
こんばんはー。
やっぱりともふみさんも、すでに読んでおられましたか、さすがですね~!
レビュー読むと、そのときの感動がよみがえってきて読みかえしたくなっちゃうその気持ち、めっちゃ分かりますw
やい国連!もしここを見てたら、ともふみさんにニューヨークニューヨークを送っといてー!ついでに私にも何か送ってちょ!できたら現金を!

ちなみに私もついさっき、ミドリさんのレビューを読んで、山田ユギが読みたくなって、段ボール箱ひっくり返して探しまくってしまった…。
見つかったのはいいけど、部屋がグチャグチャです。いやー、部屋が汚くなるのって一瞬ですね。どーすんのこの汚い部屋(涙)

では今から、ニューヨークニューヨークの最終巻のレビューしてきます~♪
部屋なんか片付けるより、ニューヨークニューヨークの最終巻のほうが大事だ!

ともふみ

こんにちはむつこさん。
コメント欄がほんとにニューヨークだらけでびっくり。
これで一段と一色になりました。笑

読まれたんですね~この名作を!
愚かにも私この本を手放してしまって、今、猛烈に猛烈にそうれはもう猛烈に(しつこい)後悔してます。
今すぐ読みたいよーっ
私にも配付して下さい>国連

四巻まで読む時間を確保して読んでください

この巻は次の巻とセットと思った方が良いでしょう。二巻でようやく幸せになれた二人が二巻の最後で不穏な終わり方をします。そこから、メルは監禁されてずっと捕まりっぱなし、ケインは心配しっぱなしで、まさに映画のような展開になっていきます。二人が別々なので萌えもなにもありません。ただひたすら、ケインと同じ気持ちで、メルの無事と早く二人を会わせて!と言うことしか考えられなくて、夜中にもかかわらず号泣しながら四巻に手を伸ばさずにはいられません。
憎くて憎くて、早く捕まればいいのに!と憎しみしか感じない連続殺人犯のジョーイですが、彼の過去もまた悲しくて物語後半でメルに頭を撫でてくれと甘えて、メルに抱きつくシーンはちょっとほだされそうになりました。
ほんと、映画化したらすごいヒットしそうな作品ですね。

2

最もハードな巻

萌えなBLを求めている人は読まない方が良いかもしれません。
3巻は、二人が最も不幸で、なおかつ猟奇的な描写が(控えめだと思いますが…)非常に多いです。

2巻で、メルの勤め先のマネージャー、J・Bが「メルのルックスも不幸の元」という話をしているのですが、その言葉を聞いて「メルに惹かれたのはルックスのおかげ」とケインも否定したものの、実際にそのルックスのおかげで今回の不幸は引き起こされます。(今回の件は、その時J・Bが話した意味合いとは若干事情が異なるのですが)

ケインの母、エイダはすっかり二人の理解者になりました。メルが行方不明になって、真っ先にケインのもとに駆けつけてくれたのもエイダでした。メルとのことで酷い言い争いをしたこともある二人ですので、こういったさりげない描写ひとつとっても感慨深いものがあります。確実に二人を取り巻く環境は変化していて、物語の中で確かに、そして穏やかに時間が流れていることが理解できます。そしてこの時の時間の流れは、非常に残酷なものです。

メルの失踪は、連続殺人事件への関連性が見え始めます。
川で上がった遺体からメルの結婚指輪が見つかったのです。

とにかく、いろいろと(いろんな意味で)厳しい描写が続きます。
暴力表現が苦手な方は、この巻は避けるべきかもしれません。3巻を飛ばして話が通るかは保証できませんが……。

1

よう

まふまふさんはじめまして。
この作品は1巻だけ読みました。すごく面白かったけど、たしか1巻でもメルの強姦シーンがあって、そこで辛くなっちゃいました。
3巻ではもっと壮絶になっていくのですか! 読みたいのに迷いました。
ところで、メルとケインは出会いが出会いだし、顔で選んでんのもやっぱり~?!って感じですね。ケインはムカつく男ですね(笑)

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