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表題作不機嫌で甘い爪痕

羽室謙也 / 時計宝飾会社営業企画部勤務
三橋颯生 / 宝飾デザイナー

その他の収録作品

  • 不可逆で甘い抱擁

あらすじ

大手時計宝飾会社に勤めている羽室謙也は、ゲイと噂のひとつ年上の契約デザイナー・三橋颯生の仕種や雰囲気の色っぽさに、うろたえ混乱しながらも惹かれていた。そしてついに告白する。謙也を密かに気に入っていた颯生は、その告白が興味本位なものだと思い落ち込みながらも、「試してみるか」と思わず謙也を挑発してしまい……!? 待望の文庫化!!
出版社より

作品情報

作品名
不機嫌で甘い爪痕
著者
崎谷はるひ 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
シリーズ
不機嫌で甘い爪痕
発売日
ISBN
9784835218045
3.5

(7)

(1)

萌々

(4)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
24
評価数
7
平均
3.5 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数3

リーマンのあまあまカップル

初めては攻め目線、受け目線と交互に語られてゆきます。
年下ワンコ攻めの甘ったれ美人受け

ん〜あまくてしょっぱい大人な恋愛でした。
攻めの天然な優しさがたまりません。
受けの美人で仕事中はバリバリ!内心、攻めをアイドル視していて意外と恋愛遍歴はすくないとうギャップ。たまらんー!!


ジュエリーデザイナーのサツキがゲイという噂を聞き、美人で男気のあるサツキを尊敬していた謙也はゲイについて調べまくりはじめる。
尊敬から恋愛ってよくあるよね。
内心アイドル視していた謙也からゲイなことを聞かれあまつさえ興味本位にもたれ怒りにまかせて謙也をホテルにさそい最後までしてしまう。
ノンケ、バイとは絶対に恋愛しない!と遊びの恋もしないという身持ちの硬いサツキだったけど人として好いていた謙也がサツキをゲイとしったとたんの露骨な言い訳に腹立てるわけです、しかも優男なのにHがガツガツ。
その後の謙也の態度がよそよそしくてさらに怒るサツキ(笑)
謙也、ワンコなんですが言葉の使い方間違えるみたいであやうくすれ違いになりそーになりやす。
ハラハラするわ!!
ストーリーもジュエリーデザインなど仕事を織り交ぜていて恋愛だけじゃない脇役たちもなかなかいいキャラがでてきておもしろかったです。
ダメ二代目社長がでてくるのですが他人事じゃねー気持ちわかるー!!とリアルに引き戻されました(笑)

サツキの内心甘ったれなところがすごい可愛さです。
ややさんの挿絵がやっぱりはんぱない色気です〜。
萌え萌えな一冊です!

1

ワンコ攻め様の意外な男前ブリに萌え

まだ数年しか経っていないのにリメイク版が出ると言う事はもちろん人気が
あるからなんでしょうね。
この作家さんの作品の印象は、かなりの頻度で何かしら女性が絡んでくる
傾向があるのですが、今作品に関しては珍しく皆無。
作品内で女性を絡ませることで滲み出るようなエロさが助長する展開が無くて
ちょっぴり不器用なワンコ攻め様と、一見すると強気ながら実は乙女で甘えたがり
のような受け様との、甘いお話です。

このシリーズは、3作出ているのですが、個人的には2作目で手打ちにして
欲しかった作品なんですよね。
この作家さんの作品は嫌いじゃなけれど、かなりの高確率で最悪な女性やセフレ
みたいな女性、年上で、主役を甘やかしてる女性とか、目立つポイントで出てくる。
この1作目はそれが無いから安心して楽しめるのです。
二人の出会い編と恋人になって距離が甘い感じで縮まるお話ですから甘エロで良い。
主役二人の仕事や人間関係も丁寧に描かれているので色んな意味で楽しめる。
この作品で終わったなら最高だったのに・・・なんて思ってしまう(笑)

0

わんこ系ヘタレ年下攻めもなかなか良いです。

わんこ系ヘタレ年下攻め・謙也と、美人ツンデレ受け・颯生の
お試しエッチから始まる恋の話です。

と、とにかくじれったかった…。
美人だけれど、過去の失恋の痛手などから、
恋愛面に関しては、自己評価が低く、後ろ向きな傾向のある颯生。
それに対して、謙也がヘタレなこと…(涙)
不器用ながらも、誠実に一生懸命思いを伝えて、
なんとか交際スタートまでこぎつけた時には、ほっとしました。

同時収録作品の『不可逆で甘い抱擁』では、颯生が仕事に疲弊気味。
話のわからない上司とか取引先の相手するのって、疲れるんだよねー。
わかりすぎる…などと考えながら、身につまされる気分になってしまいましたが、
お互いに気遣い合う颯生と謙也の姿には、救われました。

それにしても、謙也なのですが、
こちらの番外編では、頼りがいのあるところも見せてくれたし、
お料理は上手だし、こう言っては失礼ですが、
意外とお買い得なコだったんですねー。
癒し系尽くし攻めって感じです。

あとがきで、『おっとりさんがベッドでは頑張っちゃうのもBL的ポイントで』と
書かれているとおり、エッチシーンは、崎谷先生作品らしくやっぱり濃い目でした。

3

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