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表題作皇帝は虎を求める

白(はく) 門番?
雨(うー) 楽士志望

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

『虎を捕まえた者は、皇帝がなんでも望みをかなえてくれる』貧乏だけど笛が好きな雨は、楽士になる夢をかなえるため、虎退治をすることに!手助けしてくれるのは、街で雨の危機を救ってくれた、謎めいた美丈夫・白。高貴と野生の入り混じった精悍な姿、金色の瞳に情熱を秘めて、「誰かに心から愛されたい。それが唯一の望みだが、皇帝にもかなえることはできない」と囁く彼を、いつしか雨は大好きになってしまって…。
出版社より

作品情報

作品名
皇帝は虎を求める
著者
加納邑 
イラスト
門地かおり 
媒体
小説
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
皇帝は虎を求める
発売日
ISBN
9784835217154
3

(4)

(0)

萌々

(0)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
12
評価数
4
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

王道どストライク

貧乏だけど笛が好きな少年、雨(うー)。
彼に楽士の試験を受けさせるため、村の人たちはわずかずつお金を出し合って雨を都にやってくれた。
しかし試験の結果は残念なものだった。
落ち込む雨が耳にしたのは「皇城の中に侵入した虎を捕まえた者は、皇帝がなんでも望みをかなえてくれる」というお触れだった。
他に方法もなくこの募集に飛びついた雨、そんな彼を手助けしてくれたのは街で雨を助けてくれた美貌の青年、白(はく)。
虎を捕まえるため、普段は入ることのできない皇城へと足を踏み入れた二人だったが……

ベタ甘王道展開。
ぶっちゃけ白が登場した時点でなんとなく話の予想はついていたのですが、なんのフェイントもなくものの見事に予想通りで逆に感動しました。
人虎とか色々つっこまれることなくスルーされている。
中華風ファンタジーにはよくあることだと納得しておくのが得策なのか。
っていうか全体的に王道すぎてつっこんだ時点で負けなのか。とかいいつつツッコミます。
王様、男にうつつを抜かしていて良いんですか。
跡継ぎ問題とかさ……

そういえば王様の護衛の春ですが、二人がラブラブになってからはもう空気のような存在感で……
なんか立場ないなあと切なくなりました。

0

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