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表題作ハニーベイビー

橘 / 中学教師
相沢 / 14歳

その他の収録作品

  • S
  • それもまた恋の法則
  • ハイスタンダード インプレッション

あらすじ

14才──オトナとコドモの危うい境界線を歩く相沢は、教師の橘に恋をした。打算も妥協も無い、ただ、欲望でいっぱいで純潔な恋を。読むときっと、ピュアな“あの頃”が戻って来る──。やまがたさとみが贈る、センチメンタル・ラブストーリー。
(カバー裏より)

作品情報

作品名
ハニーベイビー
著者
やまがたさとみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイコミックス
発売日
ISBN
9784835215921
4.6

(6)

(4)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
28
評価数
6
平均
4.6 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数3

オトナとコドモの境界線

14歳、オトナとコドモの境界線にいる相沢が恋焦がれるのは教師の橘。
辛い恋は、急激に彼をオトナに変えていきます。
純粋でひたむきな気持ち、制御できない欲望とか、好きな人の特別になりたいと願う焦燥感、そんな思春期の恋愛を繊細に描いた透明度の高い作品です。

やまがたさんの作品に関しては、「読む」のでも「見る」のでもなく、「感じる」という表現があっているような気がします。

1

また描いて欲しい

BL系のコミックスは全て絶版になって久しい、やまがたさん。
女性誌では細々ととお仕事再開されているようだけれど、BL系のお仕事は、再開してくださらないのかしら?

久しぶりにコミックスを手に取ってみると、そのストーリーの繊細さ、感情の救い具合の絶妙さに感動。
無駄な物がきれいにそぎ落とされた画面構成も美しい。

現実の14歳とは全く違う、理想上の生き物としての14歳が、確かに14歳として存在している表題作と、
ココロとカラダのねじれの中に、恋愛とは何か?を探す短編が3本。
これぞ、「センチメンタル・ラブストーリー」です。

1

名作だと思います

教師vs生徒モノって、めっちゃ好きかめっちゃ嫌いかにきっぱり分かれるんだけど、このお話はめっちゃ好きでした。
14歳の背伸び、好奇心、必死さ、無力感、オトナが想像するよりもコドモで、同じくオトナが想像するよりもオトナで。
そういうのが繊細な線で表現されてて、甘酸っぱい気分になった。

橘先生がモラルと欲望の狭間で揺れまくって、結局は相沢の押しに負け、負けつつも大事なラインは守ってるっていう、そういう部分が好き。
基本的には中学生とオトナの恋は好きじゃないんですけどね…この作品にはヤラレタ。

0

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