愛人は殺される 前編

aijin wa korosareru

爱的伤痕

愛人は殺される 前編
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
18
評価数
4件
平均
4.5 / 5
神率
75%
著者
 
媒体
コミック
出版社
ビブロス
シリーズ
ビーボーイコミックス(コミック・ビブロス)
発売日
価格
¥562(税抜)  ¥607(税込)
ISBN
9784835215785

あらすじ

入学した高校で、光は恋をしている。そこに黄崎先輩がいるから…。相手が男の先輩でなければ、ごく平凡な恋。でも灰澤先生は、光の視線の行方を知っている…? 先生は…少し、恐い──。

表題作愛人は殺される 前編

灰澤遥 (高校教師)
居冬光 (高校一年生・一人暮らし)

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レビュー投稿数3

先が気になって一気に読めました

主な登場人物は3人。高校に入学したての光、光と同じ高校の先輩の黄崎、そして理科の教師の灰澤。
光は入試の日に見た雪の中で黒いコートを着て佇んでいた男に恋心を抱いていて、その男にそっくりな黄崎を見てるだけでいいと思うような淡い恋を抱いています。
黄崎はいつも綺麗な女の子たちに囲まれていて、そして彼女もいます。
そして光の恋を見抜いた灰澤。担任でもないのにいつも光を見ているような、でも本心が良く分からない男です。
これに加えて光の家庭環境の問題があって、結構シリアスなストーリー展開です。
光と灰澤については、それぞれの本命に対しての恋が片想いのようになっていて、それがとても切ないです。
光はとても控えめな子なのですが、家庭の事情も抱えながらそれを誰にも知られないようにしている姿が健気で儚い。
そんな子に結構鬼畜なことをする灰澤がちょっと憎らしく感じるのですが、彼も彼で事情があるようです。
先が読めない今後の展開が楽しみです。

3

切なくて苦しい

梅太郎さんの描かれる切ないお話が好きです。この作品も切なくて痛くて、でもそれだけじゃなくて。梅太郎さんの中でも、好きな作品です。

光は家庭環境が悪くて、自分の存在価値が分からずに生きています。そんな光の心の支えは、先輩に会うことでした。先輩は、受験の時に雪の中で見かけてから、好きになっていた人です。
その先輩と偶然会ったのは、住んでるマンションでした。同じマンションに住んでることが分かったと同時に、彼女がいることも分かるのです。
彼女との電話を聞いてしまったことから、二人は仲良くなります。

先輩のことは見てるだけでイイと思ってるのに、教師の灰澤は光の本音を暴くのです。灰澤は、気付くと光の傍にいて、密かに助けてくれて。
先輩のことが好きなのに、灰澤のことも気になっていくのです。
そして、灰澤といたずらのようにしてしまうエッチと、断れない自分に光は戸惑います。

初めて自分を特別に見てくれる灰澤に惹かれていく光。でも、灰澤には忘れられない人がいて…。
光の心の葛藤が痛くて切なくて、キュンキュンします。先輩も彼女との付き合いに悩んでて、灰澤も辛い過去があって。三人三続き様の想いが苦しくなります。

3

痛いくらいに切ない

家庭の事情から異性や異性との性に関する事に嫌悪感を持つ主人公の居冬 光(いとうひかり)は、同じ学校に通う先輩である黄埼友也(きざきともや)に密かに恋をしている。
そんな光の気持は誰にも知られていないものだと思っていたが、灰澤先生にだけ気付かれてしまう。
そして灰澤先生は光を静かに言葉で、じわじわと追い詰めていく。
そこに本当の愛があるのか・・・・ないのか・・・。

光はずっと先輩が好きではあるのですが、その好きを灰澤によって「汚されていく」ような錯覚にさえ思えていくくらいに、色々と抱えていたりします。
一番は光と母親の関係だったりするのですが、母親が登場する辺りから、恋の切なさと一緒に光の抱えている陰の部分が浮き彫りになってきて、そこも読んでいて辛く感じてきます。
先輩だけに向かっていた視線も、ほとんど強引に灰澤が入ってきたのにも関わらず、いつの間にか光の中には純粋に先輩だけを見ている事が出来なくなってきて、その心の揺れや、心意の読めない灰澤が酷い人間でもあり、優しい存在でもあります。
宝物のような思いか、自分の醜い部分を知っている人の存在か・・・そんな思いの間で揺れ動続きく光と、ほんの少しのきっかけで光と関わり合いをもつようになった黄崎、そして光に関わりを持つものの、心意を見せない灰澤の関係や気持ちがだんだんと変化していく関係性が、この前編で描かれます。

梅太郎さんの漫画での攻めは、とにかく羞恥心を煽るような言葉をよく言います。
それによって受けがよく傷つく(一方的にだったり)のですが、今回の話も決して綺麗な言葉だけが並んでいるだけではなく、相手の嫌な部分を見通すような言葉を言ったりして、ちょっと今この心境で言われたくないなっていう感じの事をさらっとやられます。
そういった意味で、生々しいです。
そして切なくて、苦しいです。
読んでいる側が、それを強く感じたりするストーリーの運びやセリフだったり。
でも、そこでただ苦しいだけではなくて、いろんな感情が生まれてきます。
まだ前半という事で、話的にはこの後どうなるのかな?という期待度がかなりあっての後半になっていきます。
切ない話が好きな方にはかなりおススメですが、そういうのが苦手な方には向かないかもしれません。(それと、結構暗めの話だと思います)

4

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