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表題作滴る蜜の淑やかな誘惑

ソムリエ・祐真健想
ワインバーのオーナー・有末響

その他の収録作品

  • Apres
  • あとがき

あらすじ

ワインバー・ランシャントレスのオーナー・有末響は、ずっと傍にいてくれた店長で幼馴染でもある都築総一朗に恋人が出来たことを寂しいと感じていた。 そんな有末の心を見透かしたように、達観した態度で見つめるソムリエの祐真健想――。 その意味深な視線と表情が気になる有末は、祐真の仮面をはぎ取ろうとベッドに誘い一夜を共にする。 だが、ある時都築と親密そうにしている所を祐真に見られた有末は突然キスをされてしまい――。
出版社より

作品情報

作品名
滴る蜜の淑やかな誘惑
作画
海老原由里 
原作
ふゆの仁子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861342554
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

王道すぎて物足りない

ふるの仁子さんの小説「滴る蜜の甘い情熱」のスピンオフ作品のようです。
小説未読でも読むのに支障はありませんが、他の2カップルについて、何やらストーリーがどこかであるんだろうなというのは、冒頭部分で感じます。

この作品が気に入ったなら、そちらも読もうとは思ったのですが…、うーん、ちょっと王道すぎて物足りませんでした。

最初、ソムリエ祐真(攻め)目線から入ったので、主人公は祐真なのかなと思ったら、すぐにオーナー有末(受け)に変わって、なんだか落ち着きませんでした。

新しいスタッフ薬師が有末をくどく。祐真に引き抜きの話が来る。有末は南米企業に赴任することになる、とまだ両思いといえない二人に次々と試練が訪れます。迷う祐真に、周囲の者が後押しをし、ようやく思いを通じ合わせます。

良い内容だと思います。最後、有末が何もかも捨てるのではなく、祐真も店を辞めて南米に追いかけるのでないという部分も悪くはないと思うのですが…内容を詰め込みすぎて、じっくり感情を追いかけている間がない。そんな感じでどうも入り込めませんでした。

有末も祐真も、誘惑されても、引き抜きの話をされても、一向に揺らがないというのもちょっと面白みがなかったです。小説だったらもう少し違う印象だったかもしれません。

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