いつわりの蜜月

いつわりの蜜月
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レビュー数
1
得点
8
評価数
3件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
ダリア文庫(小説・フロンティアワークス)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784861342424

あらすじ

広澤実月の家は、子爵とは名ばかりで家計は火の車。家屋敷も手離す寸前の窮状を救う唯一の手立ては妹・美星と裕福な久津見伯爵との縁談だった。 だが、伯爵は人間嫌いで引きこもり。 しかも家族を毒殺したという恐ろしい噂まであると知り、美星は婚礼直前に駆落ちしてしまった! 年が近く容姿も似ている実月は彼女になりすまして伯爵家に嫁ぐが初夜には正体がバレて……!?
出版社より

表題作いつわりの蜜月

人嫌いで引きこもりの悪い噂のある伯爵・久津見恭次郎
子爵とは名ばかりの貧乏貴族の嫡子・広澤実月

その他の収録作品

  • 純な蜜月
  • あとがき(早水しほり)
  • あとがき(樹要)

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レビュー投稿数1

心を開かない伯爵が…

 広澤実月の家は子爵とは名ばかりでとっても貧乏で、家屋敷も手離す寸前の窮状を救う唯一の手立ては妹・美星と裕福な久津見伯爵との縁談だけだった。でも、久津見伯爵は人嫌いで引きこもり、その上家族を毒殺したという恐ろしい噂まである人物だったが、家を救うためにはそれしかない、ということで、実月の父親は、その縁談を飲んでしまう。
 それを知った美星は、「好きな人と一緒になるんだ」と言って、婚礼直前に駆け落ちしてしまった!
 このまま縁談が破談になってしまえば、ただでさえ、貧乏な広澤家がますます窮地に陥ってしまう。悩んだ末に、年が近く美星に顔の似ている実月は、彼女になりすまして伯爵家に嫁ぐ事になった。
 しかし、初夜には男の実月が美星になりすましていたことがバレてしまい、実月は咄嗟に「ずっと恭次郎の事が好きだった」と嘘をつく。しかし、それすらも恭次郎に信じて貰えなかったが、「好きならできるだろう」と、恭次郎に抱かれてしまう。
 その後も、繰り返し恭次郎は実月を抱く――。
 そんな中、実月は次第に恭次郎の気持ちの奥にあるものに気づき始める……

 そして、だんだん心を閉ざしていた恭次郎が続き、実月に対して、心を開き始めて……実月も、そんな伯爵が時折見せる優しさに惹かれ初めて――という話。
 心を閉ざしていた人が、チープな言い方ですが、愛の力で心を開いていく……という素敵な話。
 実月は、どんなにいやがらせのように犯されても、決して負けないし、どんなにひどいことをした相手でも、相手のことを想って、まっすぐに意見できる――きっと、そんなところが恭次郎の心を開いた理由だと思うんだけど。
 人を信じられなくなった恭次郎にとっては、嘘を吐かない真っ直ぐな実月がきっと救いになったんだよね……
 最後はちゃんと、実月として恭次郎の元に帰れて、ハッピーエンドでした。
 嘘を吐いたまま残る、というのもあったと思うけど、実月を実月に戻してあげたことは、きっと恭次郎の優しさなんだよね。人目を気にしなくて、いいんだもの。

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