傍若無人なラブリー

boujakubujin na lovely

傍若無人なラブリー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
12
評価数
4件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344813144

あらすじ

王子様のような美貌に反してオタクな恩田の住む隣部屋に人気モデルの広矢が引っ越してくる。不遜な広矢に苦手意識を持っていたが…。
出版社より

表題作傍若無人なラブリー

世界的人気俳優・島広矢24歳
映画配給会社社員・恩田真庭28歳

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レビュー投稿数4

表紙がカワイイ

イラストの先生がバラバラなんで関連に気が付かなかったのですが、弱小配給会社「エルシノア・フィルムズ」シリーズの4冊目にあたるそうです。とはいえ、前の3作品は読んでなくても大丈夫でした。

1冊すべて表題作で、恩田(受け)の視点でストーリーは進みます。
上司の弟・広矢(攻め)が隣に引っ越してきます。人気俳優ですが愛想のない広矢の世話をしているうちに恋人同士になるという話です。

広矢が不器用なワンコという感じで恩田に懐いていくのも微笑ましかったですが、恩田がオタクでオフ会に仕事相手の社長がくるという展開が面白かったです。

あと内容そのまんまの表紙が可愛らしいです。
ウサギとモンブランという小道具も良い感じなので、表紙イラストに興味をひかれた方は内容もお気に召すのではと思っています。

1

モンブランとうさぎ

タイトルそのものは攻めキャラを指している言葉なのだと思いますが、このお話、受けも攻めもどっちもラブリーです。
なんてないお話だなあとは思ったのですが、なかなかキャラが可愛くて、
そこが魅力的に思います。

フランス人とのハーフでもこもこの頭がモンブランのような真庭は、人との確執が苦手でいつもニコニコしたキャラ。
怒りたい時もニコニコしている真庭を見ているとストレスがたまらないかと思うのですが、「笑えばそれ以上事態が悪化することはない」という考え方は真庭なりにいろいろ考えてるんだなあと思います。

真庭の住むマンションのお隣りに越してきたのは年下で俳優で同じ会社の島の弟である広矢。
イケメンなんですが最初は愛想が悪く印象はよくない・・・けれど真庭は持ち前のニコニコでのりきり、近所付き合いをするうちに広矢の素直さや子供っぽいけど可愛いところを知っていきます。

そんな広矢を「うさぎみたい」と称する真庭は、逆に広矢から「外見がモンブラン」だと言われる・・・どっちもどっちで可愛いです。
お互いの部屋を行き来してご飯を食べたりゲームしたりというご近所ものという関係は、同居も続きのよりある意味楽しく読めました。
「ドキドキ」でも「ほんわか」でもなく「きゅんきゅん」するお話です。

内容自体はさらさら読めちゃう感じですが、年下の良さが出ている作品かな?と思いました。
素直でないのに寂しがりで人の話をきかなくて、気に入らない相手からかかってきた真庭のケータイを勝手に切っちゃうシーンなんて子供か!と思ったのですが、最後の最後、恋敵である麻生から真庭を奪っていくシーンは年甲斐もなくドキドキ…というよりきゅんとしました。
なかなか最近、こんな王道な「俺のだから返してもらう!」と連れ去っていくシーンはみていない気がします。

相手の麻生はお金も地位もあるし紳士で年上で真庭と趣味も合う・・・自分は俳優という名前はあるけど年下で包容力もないとわかっていながらそれでも強引に連れ去っていくのは年下故の無謀さも出ていて、年下攻めの醍醐味かなぁと思います。

しかしこれ、真庭が勤める「エルシノア」って会社、へんな会社だと思っていたら既刊の「映画館で会いましょう」のスピンオフだったんですね^^;
というか、このシリーズ、こんなに沢山出ていたんですね。
私は一番最初の「映画館で会いましょう」しか読んでいないのですが、大分前なので既に登場人物も記憶があやふやです。
おそらくこれ1冊でも楽しめると思います。

「映画館で会いましょう」は地味な大人の恋愛風だったので、こちらとは大分雰囲気が違うし、イラストレーターさんも違うので読む前は気がつきませんでした。
しかしあちらがすごくよい話だったので(こっちが悪いというわけではないんですが^^;)こっちはやはりさらっと読めちゃう印象かなぁと思います。

年下攻めとしては王道だと思いますので、お好きな方にはおすすめです。

1

ここが正念場です、プリンス・スマイル!

エルシノア・フィルム関係のスピンオフ作品です。
いつもプリンス・スマイルを忘れない、美貌の男・真庭君はオタク君。
恋はいつでも、いい人止まりで…友情で終わりという、
美貌と引き換えに貧乏くじ体質です。
マンションの隣に引っ越してきたのは、
上司の弟で…モデルで俳優のヒロ君。
数億円の顔と騒がれる身ながら…
このヒロ君、無愛想で取りつくシマもありません。
ついでに、おしぼりで顔をふくわ、お兄ちゃんべったりだわ…
ちょっと貧乏性で、モンブラン(注:ケーキのほうです)に憧れてたり、
すっごく淋しがりのくせに、ダンマリだったりします。
(つまり、内気な小学生なんです、中身がまるごと…。)
ああ、けっこう可愛い…なんて思ったのが、苦しい苦しい片思いの始まりでした。
さあ、こうなったら呑気にいい人なんて、やってる場合じゃありません。
そんなこんなで真庭君、本当によく頑張りましたねぇ。感心、感心。
(なけなしの根性のおかげで、見事、恋をゲットできました。)
もともと彼みたいな子は、本当に損なんですよ。
何といっても(すこぶるつきの美貌でも)いい人すぎると幸せにはなれ続きません。
(ついでに、ものすごくは輝けません、残念ながら…。)
他人より幸せになりたいとか、他人より愛されたいといった…
そんなガッツが無いからですねぇ。
そういう(ちょっとエゴな)パワーのある人だけが幸せをゲットできて、
美貌プラスアルファの輝きを手にしてしまうのが、世の中です。
(あと、顔綺麗だからいい人になった…なんてのはよくある話で…
 真庭君はこのパターン、ホント、損な体質ね…。
 でも、いい人だから顔綺麗になりました…
 …なんて道徳の教科書の中だけです!
 ああ、いい人って本当に損ですねぇ。)
プリンス・スマイルの本気、しかと見せていただきましたよ。
ここはとりあえず、モンブラン王子に乾杯☆

1

『ラブ、エトセトラ。』『映画館で逢いましょう』『美しき厄災―ビューティフル・ディザスター』三作品にリンク

恩田真庭は「王子様」というニックネームを戴くほどのキラキラ美貌の男。誰にでも愛想よく親切で笑顔を振りまく、やや八方美人的、お調子者の位はあるが、根っから能天気なわけではなく、幼少のころハーフの帰国子女ということでイジメられ辛酸を舐めた故の処世術。努力の賜物です。
どんな時でも前向きで笑顔でいたい、そうすれば前向きになれるという考え方は好感持てるし、時にカラ元気のような軽さを見せても、応援したくなるようなタイプですね。

そんな真庭の住むマンションの同階に、有名スターの島広矢が引っ越してきます。なりゆきで引越しを手伝わされることになりますが、広矢は無愛想でブラコンで、真庭が持ち前の明るさ人懐こさで話しかけても鈍い反応しか返ってこない。
そんな広矢を「苦手タイプ」と感じる真庭ですが、接触が増えていくうちに、素顔の広矢の子供っぽさや純粋さに惹かれていくことになります。
しかし、叶うはずのない恋に、真庭は広矢の友人として、彼を応援、支えていこうとするのですが、真庭にも、ナイスミドル(死語?)からの求愛が・・・。

真庭は特撮、アニメオタクという設定でもあるんですが、広矢が兄を「兄続きちゃん」と呼んだことに激しく萌える姿に、その視線はもう“腐女子”だと思いました。

「ラブリー」とあるだけあって、とても可愛いお話でした。
攻も受も可愛い。
190cmほどもある身長で、「黒真珠」と称される瞳を持ち、世界からも注目されるほどの色気のある俳優である広矢の子供っぽさや可愛らしさは私も好きですね。
ギャップ好きだから。
広矢はこれから仕事も内面ももっと成長していくだろうし、真庭も働く男として、笑顔や愛想だけでなく、強く、芯のある男になっていくでしょう。
そういう前向きさを感じさせるお話で、読後感がいいです。

楽しく読める作品ではありましたが、ただ全体的な印象は薄いような気がします。
『映画館で逢いましょう』の“番外”的なイメージで見てしまうからかしら・・・。
読んでる最中、モンブランが食べたくなって困りました。

1

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