野獣×臆病王子のメルティ・ラブ、H増量でお届けv

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表題作ありす白書

犬走壮,理工学部四年
ユキル,18歳,小説家,大学生

その他の収録作品

  • ありすといぬ

あらすじ

誰からも相手にされないダサダサな僕・ユキルと、超美人で超イイ性格をした双子の妹・ミユキは、大学の研究室で圧倒的な存在感を持つ男・犬走に出会う。ほどなくミユキと犬走はつきあいだし、僕はショックを受けている自分に気づく。でも、意識しないようにしても、彼に目を奪われて――。そんなある日、犬走から「俺を好きだろう?」なんて言われてしまい!?
(出版社より)

作品情報

作品名
ありす白書
著者
五百香ノエル 
イラスト
小鳩めばる 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403521829
2.1

(6)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
4
得点
8
評価数
6
平均
2.1 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数4

誉めまくるのも羞恥責めになる

地味メガネで臆病な受けが、野獣に落とされちゃうまでの話です。
お口でゴックンしてあげるとか受けが喋りまくるHや家族がナチュラルにホモOKが苦手な方はご注意。

理工学部4年・犬走壮 俺様自信家攻め×双子の兄で大学生・ユキル(18)自虐地味メガネ受け
鬱陶しい前髪とメガネで地味なユキルと、葉に衣着せない性格の美人のミユキとは双子の兄妹。
ミユキが呼び出された先におまけでついていったユキルは、ミユキ並みにイイ性格をしている犬走と会う。
つきあい始めた2人のHを目撃してしまって、犬走から俺を好きだろと詰め寄られて。

美人な双子の妹がいるということは、ユキルだって磨けば光るということで、もちろん、ユキルも可愛いです。
野獣と言われる犬走ですが、自分の好みの美人に優しいだけで、好きな本命とつきあっている時は本命に一途で、美辞麗句もいとわない。自分の範囲外の女や男には、面倒なので構わないだけ。
それだけなので酷いという感じではなく、はっきりしている性格というだけです。
俺のことを求めない面倒くさい奴はいらないと最終通告をつきつけて、やっとユキルが動くとか。
ユキルの鬱陶しい性格をよく知っているなと、感心しちゃいます。
犬走の言葉責めが、実に良かったです。
まだユキルも反応が初で可愛かったし、誉めまくるって羞恥責めな一面もあるのだと思いました。

『ありすといぬ』
2人がつきあいはじめて、ちょっと経った頃のエピソードです。
ユキルが自虐受けなので、犬走に浮気されたり冷たくされると、後を追わないし、追えない。
それ故に、犬走の方から復縁しないといけなくて、自分が磨き上げたユキルを他人にかっさらわれるのも嫌だということで、なんかんだで仲良しです。
作者様の特性なので仕方ないとは思いますが、先っぽきもちいイイとか、シコシコとか、Hの時に受けと攻めが淫語を喋りまくるのが耐えられなかったです。
萌えの方向性が違うだけで、こういうタイプをお探しの方にはありだと思います。
『ありす白書』でのお初の時のHの方が好みでした。
Hが増量されて残念に思った作品は、これが初です。

エロ:★4 ありすといぬのエピソードでエロ度がぐんとUP。車内でフェラ、H等と濃い目。
総合:★3 前半が好きなだけに、後半のエロエピソードが好みと違って萎えました。

0

う~ん…

ダサ眼鏡受と、俺様攻のカップリングは好きなんですが、なんですが~~この作品では萌えませんでした。

先ずユキルには双子の妹で美人で気の強い妹・ミユキが居るんですが彼女の描写がやたらに長い!!
プロローグの殆どはそれに使って、彼女の魅力をこれでもかとばかりに説明されます。
これがまずくどかった。作品的に必要なら仕方ないんですけど、この場合はそれを超えて何故こんなにだらだらと彼女の魅力描写を強調する必然性が分からない。
ミユキと犬走〔攻〕は恋人同士になるんですが、別れて、その後に犬走はユキルに目を付け強引にモノにします。
エロ描写は、イクッイッちゃう~系でエロい事はエロいんですがあんま読んでて萌えポイントには来ませんでした。
萌えシチュは揃ってるんですけどねー、ツボをことごとく外されたって感じです。

0

双子+彼氏

モテ系×地味系と一見王道にも見えるのですが…。

主人公・ユキルが双子の姉・ミユキの彼氏を好きになってしまう、というお話です。ただ何というか…BLなので男の兄弟ならともかく、女兄弟の彼氏でベッドシーンまで見た相手を彼女から取るというのが何ともスッキリしませんでした。

それ以前に、姉であるミユキも彼氏である犬走も大学では「高嶺の花」で他人に対してあまり思いやりのない言動が目に付いてちょっともやもや。
自分たちを「こちら側」、ぱっとしないその他大勢の人たちを「あちら側」とか呼ぶのも何だかいやな感じがして…。

男は「いい人」より「悪い人」のほうがカッコイイに決まってる、みたいなフレーズが出てきますが、私はいい人のほうがいいよ…って感じでとにかく犬走という攻めキャラに好感が持てませんでした。
ユキルはぱっとしないながらも主人公らしい主人公なので、ミユキと犬走のキャラをどこまで許容できるかが評価の殆どを占めるかなぁという感じです。

五百香さんのお話は割りと多く読ませて頂きました。賛否ありそうな男性向けのようなエロ描写が好きで、つい手を出してしまう作家さんです。
でもいつも何処かしら病んだ紆余曲異が入っている場合が多く、最初から最後まで楽しいとか嬉しいって思いながら気持ちよく読めるお話ってあんまり無い気がします。

0

ユリカップル書けばいいじゃない

五百香ノエルはユリの小説書きたいんじゃなかろうか?
主人公ヒロインの妹にものすごく書き込みがあって、
主人公にはあまり興味を湧かせないように書いてるのか?
エロが開けっ広げで、イマイチ後ろめたさが薄く、主人公ヒロインの性格や設定と合ってない感じもする。
書きたいものがまとまってないよう話でした。
エロシーンはどっかの焼き増しのようだし、量産するタイプではないじゃないか。
妹はよく五百香ノエルのかくユリカップルのタチみたいなキャラでした。

2

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