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表題作想われ人

岩田天涯,無頼な振る舞いを鎧とする文士。
篠原カヲル,翻弄されている様で包容力のある文士。

その他の収録作品

  • 紅蓮の刃
  • 傷ついた男
  • 悲しい玩具
  • あとがき
  • きんぎょ

あらすじ

「彼が僕を求める時、直に肌を重ねようとしないのは何故なんだろう…」 愛し合っているのに、考えれば不安になり、そして淋しい。実は天涯は、口に出せない過去の傷を抱えていた。そんなある日、天涯の前からカヲルがさらわれて…! 描き下ろ46ページを加えた激動のシリーズ第3弾!!(裏表紙より)

作品情報

作品名
想われ人
著者
生嶋美弥 
作画
生嶋美弥 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
スーパービーボーイコミックス
シリーズ
人でなしの恋
発売日
ISBN
9784835212579
3.8

(5)

(2)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
19
評価数
5
平均
3.8 / 5
神率
40%

レビュー投稿数2

それは決して人事ではなく

作中で展開される文学論議は相変わらず一々
胸に刺さりますね。
ボーイズラブと言う分野の存在意義にひやりと
切っ先を向けられている様で。偶然の一致と
言えばそれまでなのでしょうが。

肉体的な立ち位置では岩田天涯は抱く側で
篠原カヲルは抱かれる側です。
しかし、精神面では二人の位置は逆転して
います。それこそこの作品世界の魅力なの
ではあるまいか、と。

2

シリーズ3作目

今回は岩田の過去編といった感じでした。
前作で彼の過去が少しだけ垣間見れたのですが、今作には岩田の父親が登場し、ストーリー展開にも大きく関わってきます。
見たところ、岩田の父親は出版界にも影響を与えることが出来るような有力者らしい…自宅もかなりの豪邸です。
その父親と岩田との確執の行方が見どころ。
異母兄弟の灰夜も登場し、男前な所を見せてくれました。
岩田のカヲルに対する執着は相変わらずです。時間が経つ毎に愛情は深まってるなという感じがしました。
今後の展開にも期待です。

0

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