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表題作ラヴァーズ・レッスン

久我唯臣,チーフ・アシスタント・マネージャー
秋本真紘,憧れのホテルに就職した新人ホテルマン

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

今だけ俺のものでいてほしい。
真紘は久我が海外へ転勤する噂を聞いて……。

久我と結ばれ、ホテルマンとしても平穏な日々を送る真紘は、ホテルが迎えた特別な宿泊客に惹かれ、夢中になるばかりに、麻生からの大切な依頼を忘れてしまっていた。
険しい表情を露わにしながら真紘を庇う久我へ、麻生は信じられない命令を出す。
「お詫びに僕の前で彼を躾け直してみせてよ」
麻生の前で自分を抱く久我に傷つく真紘。
そんな折、久我がロンドンへ引き抜かれるという噂が流れ――。
出版社より

作品情報

作品名
ラヴァーズ・レッスン
著者
和泉桂 
イラスト
松本テマリ 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
スウィート・レッスン
発売日
ISBN
9784062556507
2

(6)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
2
得点
8
評価数
6
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

レッスンシリーズ③

完結編!
2巻に比べるとやや浮上(笑)
でも!
3巻もかけたのに、恋人としても、真紘の成長記録としても何も変わらなかったんじゃ⁉︎と思ってしまう内容でした。
(真紘は少しは成長してます笑)

『レッスン』というくらいだから、もっとステップアップした事が伝わる、ハッピーエンドであって欲しかったなあ〜と残念。
この2人では難しいですけど、最後くらいは、久我も折れてくれて、真紘も素直に、甘々ラブラブが見たかったです(笑)

史人も登場してますけど、もう1人当て馬的存在が登場しているものの、この人の存在も意味があったのか疑問。
しかもあれだけ真紘にアプローチしてたのに、最後はあっさり真紘のお陰だ〜と言って、結婚を決めてることにもビックリでした。

全体を見て1番良かったのは、松本先生のイラストでした!
特に表紙の2人が、巻を追う毎に甘さをおびてきていい雰囲気になっていくんです♡
中身の内容も同じく3巻を通していい雰囲気で終了して欲しかったです。
久々に残念な気持ちでいっぱいです。

0

何のために3冊も・・・

いったいこれは、3冊も必要だったんだろうか、と読了後真っ先に考えてしまいました。

私はレッスン系統はホントに苦手なんですが、それでもどうせ読むなら、シリーズが進むごとにもう少し『ステップアップ』を見せて欲しかったですね。でないと3冊続ける意味ないと思いました。結局やることなんにも変わってないし。というか、久我が本質的には何も変わってないのか。

久我(攻)は相変わらずどうしようもないヤツでした。意地を張ることだけに必死で、自分が悪いことも謝罪すべきこともわかっているのにできない。子ども以下でうんざり。

そして、相変わらず麻生(久我の従弟)も邪魔なだけでした。とにかく久我と麻生のキャラクターがかなりの部分でかぶってるので(しかも私のかなりキライなタイプだから)、余計に鬱陶しかったです。共闘させるにしろ、対立させるにしろ、はっきり2人に『差異』をつけなきゃ、ストーリーにメリハリが出ないよ・・・

ラストも、一応ハッピーエンドと言えばその通りなんですが、なんとも中途半端というか・・・ここでいきなり終わりか!?という感じでした。麻生もあっさり引くなら最初からちょっかい出すなよ、ホントご都合主義だよな~と呆れました。

和泉さん、私の好みに合わない作品はあっても、上手い作家さんだと思ってたんですが、このシリーズには心底がっかりしました。

とにかく、和泉さんは根っからこの手のレッスン(育成・調教)系統がお好きなんでしょうね。ホントに多いですから。私はかなりキライなので、和泉さんの非ファンタジー(現代・時代もの問わず)を続けて読むと、正直げんなりします。それでも、他の作品はこのシリーズに比べれば遥かにマシですが。

和泉さんはもともと苦手分野の作家さんだと避けて通ってたんですが、たまたま読んだ神獣異聞シリーズがよかったので、他の作品もと思い、まとめ買いして読んだんですが、(私の好みでは)この作家さんはファンタジーに限ったほうがいいもしれないと思いました。

とにかくやっと読み終わった、というのが正直なところです。

松本さんのイラストはとても綺麗で、この作品にはもったいないとさえ感じました。

2

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