砂漠の王者に初夜を奪われて

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表題作ロマンティック・デザート

ジャムジード王国の王子:イスファハーン 28歳
卒業旅行中の美青年:滝川龍人 22歳

その他の収録作品

  • ロマンティック・デザート
  • 王子様のデザート
  • あとがき
  • 王子様の束縛

あらすじ

ごく普通の青年・龍人は、旅先の砂漠の国でいきなり拘束され、王者のように優雅でセクシーな男に愛を告げられてしまう。漆黒の髪、陽に灼けた肌、猛禽類のような、不思議な金緑の瞳……この国の次期支配者イスファハーン・イズマイルは、力強い腕で龍人を『王子のオアシス』(王子が花嫁と初夜を迎える場所)へさらって…! 強引な彼の瞳に逆らえないのはなぜ!? 砂漠の王子とめちゃくちゃ熱い恋 濃密で甘いラブロマンス
出版社より

作品情報

作品名
ロマンティック・デザート
著者
水上ルイ 
イラスト
果桃なばこ 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048670098
2.6

(3)

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萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

アリーが好きです

王子よりも、受けよりも何より、アリーが好きです。わたし、王子×日本人の青年じゃなくて、アリー×誰かが良かったな! アリーが出てくるだびに、クールに事務的な発言をするたびに、ステキ~って思いながら読んだ。

ところで、アラブものの良さってどういうところですか?私の場合、この「ロマンティック・デザート」が記念すべき初アラブBLとなりましたが、読んでみた感じでは、お手軽にゴージャス感、お姫様感が味わえるっていうところが魅力でしょうか。王子や王様といった、アラブ側の人間は向こう見ずでとりあえずホレタカラGO!みたいな、そういうバカな雰囲気があまり好きじゃなかったんですけどね。そんなこと言いつつ、ところどころ心を持って行かれてる自分がいたり……。アラブアラブ。。。
それはそれでアリなのかもしれないな。
あまり考えなくても読める、そこがいいかも。
これをきにアラブBLを極めてみようかな。

1

服部

アラブもののよさは、やはり非現実感かと思います。
日本人のお金持ちとは富豪度もケタ違いですし、
入り込めれば遠い異国に気持ちを連れ去られてしまうwところがいいですよね。

まさにデザート

アラブの王子様に見初められた日本人の大学生(もうすぐ卒業。一流会社に入社予定)の男のコとのロマンスです。

大学生に対して男のコって表記はどうかとも思ったのですが、このお話のお姫様である龍人(リュウト)はその実年齢をぶっちぎるぐらいにカワイク描かれているので、つい。ツンデレなリュウトが小さい犬のようにキャンキャン言いながらイスファ王子に甘える姿は微笑ましくて、ニコニコしてしまいます。

話は身分違いの恋ということになりますが、重い内容は殆ど出てきません。単純に自分の尺度とはかけ離れたアラブの大富豪の生活に思いを馳せてウットリする…というのが正しい読み方ではないかと。

このあまーいカンジはまさにデザートですね。

0

すいか

おっしゃる通りで!ここまで現実とかけ離れていると逆に想像力が沸くので、自分の頭の中ではすっごくリアルな世界を作れたりしますね。読み終わって数時間後、現実に引き戻された時の『・・・』さえアラブの醍醐味ですね!

玉の輿っていう感じ

ローマに行く予定が、飛行機の機内で王子に目をつけられ、乗り換えに王子の権力をふるに使って、彼を行かせない。
仕方なく、その国にとどまることになった。
王子は彼に自分の身分を素直に伝えられず、悩みながら、暴走しつつ結ばれていく。

0

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