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表題作AD(アド)コンプレックス 2

世羅藤臣:吸収合併した側の人間。責務忘却中。
有栖一希:吸収合併された側の人間。絆されて後…。

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あらすじ

広告代理店のスペシャルチームに所属する俺。同僚の超切れ者エリート・世羅の裏の顔を偶然見てしまい、さらに人生最大の秘密(誰にも内緒)を握られちゃったのが運のツキ。本性を剥き出しにした世羅のやらしいキスや手で、メロメロに感じさせられた上、「俺のもの」宣言までされて絶体絶命! でも、なぜかヤツを嫌いになれなくて…。そんな時、大リストラ計画に世羅が関わっている疑惑が浮上。俺と世羅の危険な関係どうなる!?
出版社より

作品情報

作品名
AD(アド)コンプレックス 2
著者
岩本薫 
イラスト
蔵王大志 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
シリーズ
AD(アド)コンプレックス
発売日
ISBN
9784048670067
2.6

(3)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

転だけにテンポ良く

2005年にビーボーイノベルズで刊行されたものの文庫化です。
作者様曰く『転』に当たる巻との事。実際受と攻の関係が
1巻に比べかなり親密になっております。

テンポ良く、と評のタイトルをつけましたがそれは劣情描写故の
テンポ良さではございません。むしろそれ以外の部分…彼等の
人間としての内面をさり気なく露にする事で全体のテンポを上げ、
そして劣情描写で二足跳びに跳ね上げる。
受も攻も良い部分を損なわず愛すべき馬鹿野郎に変貌しつつ
あるのでまあ加速度のつく事つく事。三巻が待ち遠しくなろうと
言うものです。

劣情の為の劣情ではなく、葛藤の末の劣情が大変美味しゅう
ございました。
あえて番外編として提示したのは書き下ろしのパラレルもの。
関係性で言えば番外編と断るまでもないのですが、オチ故に
一応分けました。

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