紅楼の夜に罪を咬む 清澗寺家シリーズ 5

kourou no yoru ni tsumi wo kamu

紅楼の夜に罪を咬む 清澗寺家シリーズ 5
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

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レビュー数
2
得点
11
評価数
6件
平均
2.3 / 5
神率
16.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344810198

あらすじ

憲兵の浅野要は、抗日運動の地下組織を探るという密命を帯び、上海に赴任する。
情報収集を始めた矢先、浅野は妓楼『紅閨楼』の主・梁天佑という美貌の麗人に出会う。
毅然とした天佑の蠱惑的な魅力としたたかさに、浅野は激しく心を動かされる。
やがて紅閨楼が運動家の拠点だという噂を聞いた浅野は天佑を探ろうとするが、謎めいた彼には秘密があり…。

表題作紅楼の夜に罪を咬む 清澗寺家シリーズ 5

憲兵・浅野要
『紅閨楼』の主・梁天佑

同時収録作品凍える蜜を蕩かす夜

深沢直己
清澗寺和貴

同時収録作品凍える蜜を蕩かす夜

伏見義康
清澗寺和貴

評価・レビューする

レビュー投稿数2

人は心と躰が満たされて至上の快楽を得る。

「紅楼の夜に罪を咬む」
今回は番外編的位置づけになるのでしょうか。
国貴(長男)の元同僚・浅野とその浅野さんが上海に渡って出会った妓楼の主人・天祐。
好きとかそういうのよりも執着に似た何かで。
「この男に殺されたい」と思い、殺されるためには相手にもそれなりのレベルになってもらわなくては、みたいな感じで。
恋愛恋愛って感じではなかったです。
今までのシリーズの中ではなんか一番すっきりしてる感じがする。
舞台が上海ということで、これからの布石的な作品にも思えました。
天祐の出自も「ははーん。そこに繋がるか」というところに繋がってましたしね。


「凍える蜜を蕩かす夜」
いわゆるメインは和貴の初めて編ということで、お相手は義康なんですが。
和貴が色事に耽るようになった根幹というか経緯が書かれています。

それまではまだ父の陰に怯えていてもそこまで自覚はなかったようだが、ある日自覚した途端に自分という存在がこわくなって。
どう生きていくのが自分にとっての正しい処世術なのかわからなくなり。
一度は踏み止まろうとするんだけども、結局、自分の考え方が既に歪み腐ってい続きるいことに気付いて、それならば周りをも巻き込んで破滅していこうと考えるようになって。

それでも。
義康でさえも。
和貴にとって一番の「特別」には成り得なくて。
もちろん、義康の「特別」は冬貴でしかなくて。
ほかの男と接するよりは義康なら感じられるけども、それも全部で欲する感じではなくて。
ラスト、深沢との現在のシーンが描かれているのだが。
ここでようやく和貴が「特別」を感じられる相手に巡り会えたことがなんか嬉しかったです。
和貴に救いがあったみたいで。

0

清澗寺シリーズ番外。。。

お話は二つに分かれています。

最初は浅野編。
長男の国貴の友人で国貴逃亡の真相を知る一人です。
浅野の背景、家の事情、国貴への思いなどを綴りながら上海での秘密の活動がストーリー。
相手の天佑は日本人。
訳ありで上海育ち。
そこには清澗寺と繋がりが無くはなく……嵯峨野や伏見などが見え隠れします。
国貴もちらっと登場して、いよいよ再登場か?という感じです。
結末には意見もあるかと思いますが、このシリーズは異色と言えば異色のような気がするので、このシリーズには似合いかと思います。

もう一つは和貴編。
まさに伏見との関係や家との確執を考えたとき、このシリーズはなぜ国貴から始まったんだろう?などと思うときが。
話の中心はどう考えても和貴のような気がします。
国貴編はプロローグか?(笑)
それにしては長編だったが^^;
そしてヒドイのになぜか憎めないお父さん冬貴……
冬木編があったのに、もっとお父さんの話が読みたい。
冬貴の内面を描いた話は出ないのかしら?と思いつつ、このシリーズはどんなに長くなっても、グダグダになっても(もうなっていると感じてる人も居るでし続きょうが)私は読み続けます!

2

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