矢 ARROW―硝子の街にて 11

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矢 ARROW―硝子の街にて 11
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
7
評価数
2件
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
講談社
シリーズ
X文庫ホワイトハート(小説・講談社)
発売日
価格
¥580(税抜)  ¥626(税込)
ISBN
9784062556224

あらすじ

同居生活を始めた伸行とシドニー。
親友ヘンリーとケート夫妻の初出産を控えて喜びに沸く中、殺人事件が起きる。
逮捕された容疑者はヘンリーの養父だった。
親子の葛藤。
偏見。
事件は思わぬ問題を浮き彫りにしていく。
一方、悪化する国際情勢にシドニーを案じるノブの心は揺れる。
一九九七年夏、中東問題に動揺するNYを舞台に二つの心の微妙な動きを描き出す。
どこまでもピュアなNYラブストーリー。

表題作矢 ARROW―硝子の街にて 11

シドニー・ホプキンズ/刑事/30歳
広瀬伸行/ツアーガイド/27歳

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レビュー投稿数1

なんだかもやもやとした回

重い内容の作品よりは明るく軽い作品のほうが読みたい、と普段から思っていますが、これはこうなると知っていて読んだわけでなく、途中から思いがけなく重くなってきた…という感じの作品です。

最初は友情が愛情へと変わる純真でほのぼのしたお話だったのが、今ではニュースで飛び交う世界情勢の悪化から、これから戦争が起こるかも…などという世界的懸念が絡んでいます。

恋愛のドロドロやシリアスでなくて、社会的問題や国際平和、戦争とか人種差別とか人権侵害だとか…そういったBLとはまた違う分野でのシリアスです。
でも重くても読む価値はあるなと思える作品です。
ですが、最初の5巻くらいまでの可愛くて純粋な感じが懐かしい^^;

作品の中で起こっていることは教科書に載っているような遠い歴史っていうよりもっと近い出来事なのですが、それでもやはり作中は15年以上も前なのでやっぱりフィクションの感じも強く・・・純粋にBLを楽しみたいような気もするのですが、これがこの作品の味なので複雑な感じです。

ようやく正式に(?)同棲を始めたシドニーと伸行ですが、まだまだ問題が多いです。
時系列を追っている続きからか、なかなかお話が進まなくて…毎回毎回小出しのニュースが流れ、少しずつ世界の情勢が変わっていってるのはわかるのですが、同じような展開が続いているので巻がちょっとごっちゃになってきます。

いくら実際にあったことがもとに作られているお話と言っても、あくまでこれはフィクションなので、「小説」としては、もう少し進展が早くてもいいんじゃないかな?とも。私が既刊をいっきに全部読んでるからそう思うのでしょうが。

今回はシドニーの相棒・ヘンリーの養父が殺人事件に巻き込まれるお話で、例によってシドニーにくっついて伸行も調査に加わりますが、ヘンリーが養父と養母と上手くいっていなかった事実が明るみにでます。

でも実際になぜ仲が悪いのか、ということが書かれていなくて、推測することはできるのですが、養父が悪い人ではないって感じなので、そのへんがちょっと腑におちなかったです。
なんで仲が悪いのか、でなく、なんで仲が悪い理由が作中で書かれていないのか、ということが腑に落ちませんでした。そして最後も和解して終わるわけではないんですよね。
なんとな~く、もやもやした回でした。

せっかくベッドを共にするようになり、同棲を始めたのだから、次回はもう少し甘いシーンも期待したいです。

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